4月に入ってから、ずっと体調が優れない日が続いていました。疲れやすく、すぐに息が上がり、また、時折胃痛におそわれるような状況でした。
4月10日の稽古では、立っているのも辛いほどの状態になってしまいました。
稽古途中、便意におそわれ、トイレに行くと、3年前に胃潰瘍になった時と同様、真黒な血便が…
何となく、3年前と体調が似ているなと感じていたので、正直「やはりか」という気持ちでした…
翌日、かかりつけのお医者様に行き、すぐに内視鏡検査を受けました。
私もモニターで自分の胃袋の中を見たのですが、血だらけで、血が噴き出している様子も見えました。3年前よりも、はるかにひどい状態です。
先生は、「すぐに大きい病院に行ってください。入院して手術になると思います。」と仰り、病院を手配してくださいました。そして、「前回の治療でピロリ菌も除菌しているのに、再発するということは何か要因があるはずだ。」と仰って、2~3質問を受けたのですが、その中で心当たりがあったのは、「痛み止め」でした。
一ヶ月ほど前、組手の稽古で足を痛め、数日間痛み止めのロキソニンを服用したのです。私は、痛み止めの薬が、こんなに胃を傷つけるものとは知りませんでした。もちろん、痛み止めで傷んだ胃を、ストレスやら飲酒やらで更に痛めつけた結果だとは思いますが…
自宅に戻り、入院の準備をして、タクシーで紹介していただいた病院に向かいます。
到着すると、心電図やらレントゲンやら血液検査やらと矢継ぎ早に検査を受け、点滴を打たれ、即入院で病室へ。少しすると内視鏡検査室に呼ばれ、内視鏡による止血手術が始まりました。
手術… まぁ苦しいこと苦しいこと…。何とか手術が終わり、ほっとしたところで、医師の先生から画像を見ながら簡単な説明がありました。
先生曰く「こんな状態でよく自力で病院まで来られたね。普通なら救急車だよ。」と言われ、そういえば最初に診ていただいたかかりつけの医院の看護師さんにも、「救急車で行きますか?」と聞かれたことを思い出しました。
自分としては、まさか救急車を呼ぶほどの重症とは思いもよらず、断ったのですが、どうやら私の思っている以上に重症だったようです。
一晩中、胃の辺りが痛み、眠れない一夜を過ごした翌日、「手術痕の状態を見る。」ということで、再び内視鏡検査です。すると担当医の先生、「ん!?」と言ってしばし黙考。そして「ここも危ないな。もう一か所、出血の危険があるところがあるので、止血します。」と言って、検査が手術になってしまいました…。この日は短時間で終わり、苦しさも大したことなく終わりました。
この日の午後、横浜にいるはずの二女が突然病室に顔を出してくれました。もうびっくりです。そして、「入院中退屈でしょ。はい、遅ればせのバースディプレゼント」と言って、「ポータブルブルーレイプレイヤー」と「ルパン三世カリオストロの城」のブルーレイをプレゼントしてくれました。
長男も、毎日病院に顔を出してくれ、仕事で疲れている中、私の代わりに道場での稽古指導に当たってくれました。
長女もちょくちょくメールで連絡をくれ、元気づけてくれました。
子供たちにどれだけ心配させたのか、と思うと、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。そして、子供たちの優しさに涙が出そうになりました。同時に、自身の自己管理の甘さを深く反省しました…
二女からもらったポータブルブルーレイプレイヤー ありがとうm(__)m
胃の手術を受けたのですから、当然ながら絶食です。しかし、点滴をしていることもあるのか、空腹感はほとんど感じず、さほど辛さは感じませんでした。
入院二日目の内視鏡手術以降、特に治療や検査はなく、ただただ安静に過ごしていましたが、夜中になると胃の辺りの重苦しい締め付けられるような痛みが出て、よく眠れない夜が続きました。
まる四日間絶食して、入院四日目の昼から食事再開です。当然おかゆですが、久しぶりの食事を美味しく頂きました。
「食べる」ということは、ある意味当たり前のように感じていましたが、「食べることの出来るありがたさ」をあらためて実感したひと時でした。
四日ぶりの食事。もちろん完食!
食事を再開したことから、入院五日目の朝で点滴からも解放され、また、三日ぶりにお通じがあり、血便も治まっていました。もう安心のようです。
入院当初、2週間の入院予定と言われていたのですが、経過良好ということで、1週間で退院となりました。絶食の影響で、3キロほど体重が落ちてしまい、体力も全くと言っていいほどなくなってしまいましたが、安静に努め、一日も早く稽古復帰したいと思います。当然のことですが、大好きなアルコールもコーヒーも、しばらくはお預けです…
この入院期間中、本来であれば、4月12日には東京日本武道館で行われた長女の大学院入学式に、15日には埼玉県久喜市で行われた極真館さんの型講習会に、それぞれ出席する予定でした。自身の体調管理、自己管理の甘さから、大切な行事に出席することが出来ず、悔恨の思いでいっぱいです…
最後になりましたが、ご心配、ご迷惑をおかけした皆様に、謹んでお詫び申し上げます。
これまで、「無理はするけど、無茶はしません。」などと言っておりましたが、今後は、「無茶はもちろん、無理もしません。」をモットーに、いっそう体調管理、自己管理に努めて参ります。
4月10日の稽古では、立っているのも辛いほどの状態になってしまいました。
稽古途中、便意におそわれ、トイレに行くと、3年前に胃潰瘍になった時と同様、真黒な血便が…
何となく、3年前と体調が似ているなと感じていたので、正直「やはりか」という気持ちでした…
翌日、かかりつけのお医者様に行き、すぐに内視鏡検査を受けました。
私もモニターで自分の胃袋の中を見たのですが、血だらけで、血が噴き出している様子も見えました。3年前よりも、はるかにひどい状態です。
先生は、「すぐに大きい病院に行ってください。入院して手術になると思います。」と仰り、病院を手配してくださいました。そして、「前回の治療でピロリ菌も除菌しているのに、再発するということは何か要因があるはずだ。」と仰って、2~3質問を受けたのですが、その中で心当たりがあったのは、「痛み止め」でした。
一ヶ月ほど前、組手の稽古で足を痛め、数日間痛み止めのロキソニンを服用したのです。私は、痛み止めの薬が、こんなに胃を傷つけるものとは知りませんでした。もちろん、痛み止めで傷んだ胃を、ストレスやら飲酒やらで更に痛めつけた結果だとは思いますが…
自宅に戻り、入院の準備をして、タクシーで紹介していただいた病院に向かいます。
到着すると、心電図やらレントゲンやら血液検査やらと矢継ぎ早に検査を受け、点滴を打たれ、即入院で病室へ。少しすると内視鏡検査室に呼ばれ、内視鏡による止血手術が始まりました。
手術… まぁ苦しいこと苦しいこと…。何とか手術が終わり、ほっとしたところで、医師の先生から画像を見ながら簡単な説明がありました。
先生曰く「こんな状態でよく自力で病院まで来られたね。普通なら救急車だよ。」と言われ、そういえば最初に診ていただいたかかりつけの医院の看護師さんにも、「救急車で行きますか?」と聞かれたことを思い出しました。
自分としては、まさか救急車を呼ぶほどの重症とは思いもよらず、断ったのですが、どうやら私の思っている以上に重症だったようです。
一晩中、胃の辺りが痛み、眠れない一夜を過ごした翌日、「手術痕の状態を見る。」ということで、再び内視鏡検査です。すると担当医の先生、「ん!?」と言ってしばし黙考。そして「ここも危ないな。もう一か所、出血の危険があるところがあるので、止血します。」と言って、検査が手術になってしまいました…。この日は短時間で終わり、苦しさも大したことなく終わりました。
この日の午後、横浜にいるはずの二女が突然病室に顔を出してくれました。もうびっくりです。そして、「入院中退屈でしょ。はい、遅ればせのバースディプレゼント」と言って、「ポータブルブルーレイプレイヤー」と「ルパン三世カリオストロの城」のブルーレイをプレゼントしてくれました。
長男も、毎日病院に顔を出してくれ、仕事で疲れている中、私の代わりに道場での稽古指導に当たってくれました。
長女もちょくちょくメールで連絡をくれ、元気づけてくれました。
子供たちにどれだけ心配させたのか、と思うと、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。そして、子供たちの優しさに涙が出そうになりました。同時に、自身の自己管理の甘さを深く反省しました…
二女からもらったポータブルブルーレイプレイヤー ありがとうm(__)m
胃の手術を受けたのですから、当然ながら絶食です。しかし、点滴をしていることもあるのか、空腹感はほとんど感じず、さほど辛さは感じませんでした。
入院二日目の内視鏡手術以降、特に治療や検査はなく、ただただ安静に過ごしていましたが、夜中になると胃の辺りの重苦しい締め付けられるような痛みが出て、よく眠れない夜が続きました。
まる四日間絶食して、入院四日目の昼から食事再開です。当然おかゆですが、久しぶりの食事を美味しく頂きました。
「食べる」ということは、ある意味当たり前のように感じていましたが、「食べることの出来るありがたさ」をあらためて実感したひと時でした。
四日ぶりの食事。もちろん完食!
食事を再開したことから、入院五日目の朝で点滴からも解放され、また、三日ぶりにお通じがあり、血便も治まっていました。もう安心のようです。
入院当初、2週間の入院予定と言われていたのですが、経過良好ということで、1週間で退院となりました。絶食の影響で、3キロほど体重が落ちてしまい、体力も全くと言っていいほどなくなってしまいましたが、安静に努め、一日も早く稽古復帰したいと思います。当然のことですが、大好きなアルコールもコーヒーも、しばらくはお預けです…
この入院期間中、本来であれば、4月12日には東京日本武道館で行われた長女の大学院入学式に、15日には埼玉県久喜市で行われた極真館さんの型講習会に、それぞれ出席する予定でした。自身の体調管理、自己管理の甘さから、大切な行事に出席することが出来ず、悔恨の思いでいっぱいです…
最後になりましたが、ご心配、ご迷惑をおかけした皆様に、謹んでお詫び申し上げます。
これまで、「無理はするけど、無茶はしません。」などと言っておりましたが、今後は、「無茶はもちろん、無理もしません。」をモットーに、いっそう体調管理、自己管理に努めて参ります。