忘己利他

書道をやっています。大切な仲間に恵まれ、ふれあい、共に楽しむために・・・

臨書課題

2013-01-31 22:06:06 | 教室


今日は、書を楽しむ麗川会
臨書課題の作品紹介です

上の作品は、Sさんの懐素「自叙帖」です。

潤渇の変化が効果的で群を抜いた練習量の成果があらわれています

これは、芸術新聞社が出版されている「墨」
2012 7・8月号の「今すぐ書ける! 少字数 古典名跡墨場必携」
の一部を課題とし、会員全員で挑戦しました。

紙の大きさは、半切1/4。

いつも個々に法帖を一冊持って練習していますが、
課題はそれとは別の雰囲気のものを選んでいます。

    

以上 左から
Tさんのちょ遂良「真草千字文」
Aさんの孫過庭「書譜」
Sさんの智永「真草千字文」
の作品です。

このように、一斉に課題に取り組むことは、
互いに刺激しあい、励まし合うことができ、
教室の活性化につながります。

競書雑誌で段級などを取得することは、
頑張った励み、ステータスを獲得することになるかもしれませんが、
周囲は同じ価値観をもつ人ばかりではありません。

書道教室も、新しい時代。
新しい方法を考えていかなければと思います



次回のお稽古は

杉田は2月2日(土)、2月11日(祝)
南太田(上大岡の代わり)は2月3日(日)
上大岡は2月9日(土)
阪東橋は2月15日です。




無為

2013-01-31 01:16:59 | 日記
私は、主婦をする傍ら、書道教室の先生をさせていただいています。
そして、もう一つ、私立高校の書道の講師をしています。
今の学校に勤めて、17年目。
すっかり古株になってしまいました。

今日は、2年生の選択授業。
2クラスの選択者の合同授業なのですが、1つのクラスがインフルエンザで学級閉鎖

私もマスクをして、手洗い、うがいをこまめに…感染をしないように心がけていました。

かなり流行しているようですので、皆様もお気を付けください。

学校では、授業中携帯電話を見たり、おしゃべりが多かったりで、
ちょっと手をやく生徒達です。
しかし若いエネルギーが溢れています。
個性一杯で、良いところも沢山あります。
教師として叱らなければならないこともあります。
できるだけ、長い目で辛抱強く見ていきたいと思います。




「無為」

「道は常に無為にして、而も為さざるは無し」老子の語
「無為」であることによって何事でも成し遂げることができる。
何もしないということから、自ら化すエネルギーを引き出すことができる。
だから無為であるべきだという教えです。

珍しく篆書です。
私は篆書・隷書が苦手なのですが、
勉強のために書いてみました。
下手くそです