しんそう方は無痛でからだの形をなおす方法です しんそう館林木戸

日記風に「しんそう」で改善された症例、研修会報告、趣味の俳句など  群馬館林0276(74)0956

雉子隠れ(きぎすがくれ)

2007年04月26日 15時21分10秒 | 花や実 趣味の俳句
「雀隠れ」という季語が歳時記にあります。
春になって萌え出た草が雀が隠れる
ほどに伸びた様子を言いいます。
「雉子隠れ」という季語はありません。

 「しんそう館林木戸」は田んぼの中にある六軒家の一番おくりにあります。
足利県道から細い道を少し入り昼間もとても静かなので落ち着くようです。
ただ初めての方にはとても解りにくくて申し訳なく思っています。

 周囲の麦の丈がある程度伸びて雉子(きじ・きぎす)が隠れることが
できるようになると毎年、雉子が散歩に現れます。

 「雉子隠れ」という季語があっても良いのではと思って勝手に使いました。
今年は初めてケーンケーンという声を耳にしたのは4月3日。
今日は珍しく朝早くと午後の二回廻って来ました。



 危険を覚えぬ時の歩みは誠に悠長であり、歩を止め空を仰いだりもします。
が、一旦緩急あればその動きは一変し、瞬く間に麦畑に没してしまう。
そして暫くしてのち、頭だけのぞかせて辺りを窺うその仕草がまた愛くるしい。

人の気配に敏感でなかなか写真を撮れなかったのですが、
そっと窓を開けて畦をゆくところをシャッターをきりました。

身を低くひくく雉子の畦を駆け    
青麦の雉子隠れといふべかり     gura

 一度だけ10羽くらいの雛をつれて麦畑から麦畑へ畑を横切ってゆく
親子の群れを目撃したときは感動でした。牡はいなくて雌が雛を先立てて
一瞬にして畑をよぎったのです。雛も脚が速い。

つつつつと雛先立てて雉子ゆく    gura







読んで下さりありがとうございました。 

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