月日が駆けて行きます。高齢になるほどに早く感じますね。
夫は認知症を発症して3年ですが直近のことは覚えていませんが
50年もの間、俳句をやってきていましたので
俳句だけはいまだに詠むことも人様の添削をすることもできます。
人の脳の不思議を思います。
デイに週4日行ってくれて、傍で見ていれば何でもできますので色々とお手伝いをしてきます。
夜、寝る前に毎日のように調整させて貰いますので痛いところはありません。
歩きにも殆ど毎日出かけますので足も達者です。
一番困っていることは夜の徘徊です。
トイレに5,6回起きますが、その度に外に出ようとしますので私が必ず見守ります。
従って、私はいつも睡眠不足です。起きてしてしまえば動けますが朝の起床が厳しいですね。
夫のデイの日に予約の患者さんの調整をさせていただいてます。
人生後半になって巡り合った「しんそう」です。
創始者の先生はお亡くなりになりましたが
「何歳になっても『しんそう』はできるよ!」と良くおっしゃってました。
確かに開業して21年になりますが力を使いませんので
患者さんを調整させていただいて疲れを感じることはありません。
返って患者さんの笑顔に元気をいただいています。
ここ館林は生まれ故郷でして結婚して夫の実家のある桐生に家を建てて13年いましたが
夫は次男坊でしたので、私の実家の近くに新築して転居して早43年が経過しました。
夫の両親も私の両親も亡くなりましたが
転居したときは私の両親が健在でした。庭つくりには素人ですが
母が庭石を置き松を植えることを希望しまして、その通りにしました。
松は剪定し過ぎて枯れて一本のみとなりました。
狭い庭ですのでそれで充分なのですが私が滅茶苦茶な剪定をしてましたので
大変な形になっています。でも愛着がありますね。
とても、狭い庭ですが毎日、一回りするのがとても楽しみな日課となりました。
チューリップが終わりかけてボタンが開き、続いて芍薬が開きますね。
先日、近くに住む中学生の孫が来て「おばあちゃん、患者さんに怒られることない?」と
聞くんですね。
勿論、怒られることなどないし笑顔で皆さんがお帰りになり返って元気をいただいています。
開業して21年ですが、つくづく患者さんに恵まれ幸せな人生と思っています。
50代女性、肩こりが酷いとお見えになりました。
肩こりは川の流れの中に大きな石がボンと置かれているようなもので
決して甘く見てはいけません。
背中や肩や首が辛くなり自在に動かせなくなるだけでなく
左右の動脈から血液が平等に頭へ流れていかないことも考えられます。
正座をして貰い背中を見せていただくことから始めますが
片方の肩が下がり巻いています。肩甲骨と背骨の幅の左右差がかなりありました。
仰臥位、伏臥位もできて「しんそう」の登録商標である検査は
幸いできました。
ただ形と検査結果が異なり、ちょっと複雑な変形でしたので
お若い時回復手術をされた影響と思われます。
肩こりは「ばんざい検査」が揃えば改善してしまうのが普通です。
殿屈検査が揃うのに苦戦しましたがまあまあまで揃いましたので終わりにしました。
揃えようとして時間をかけると刺激過多になり返って揃わなくなります。
30分を超えて調整することはしておりません。
「しんそう」は症状の出ている部位に触れて押したり揉んだりすることはしません。
ひたすら検査に基づき健康の形「解剖学的基本の肢位」の形に無痛で復すのみです。
健康の形ですので、諸症状が消えていきます。
調整後も正座をして貰い背中を見せていただきますが
中心が出て肩の位置も左右対称の綺麗な背中になっていました。
ご自身に調整前後の身長測定をしていただいてますが身長が8ミリも伸びていて
驚かれていました。
お顔の色も良くなり「私は『しんそう』が合うみたい!」とおっしゃいましたが
どんな症状でも健康の形になおして良くないということはないと思っています。
夫の帰宅ころ毎日のように娘が来て夫を歩きに連れ出してくれます。感謝です。
皆様のお幸せを祈りつつ…。
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お読みいただきありがとうございました。 これからも宜しくお願い申し上げます。
形を正すしんそう館林木戸