2007.01.05(金)
気になる俳優シリーズ,第2弾…今回は「赤塚真人」(あかつか・まこと)さんを紹介します…「赤塚真人」と聞いて,「ピン」とこない人がほとんどだと思います…でも,下の写真を見れば,「あ,この俳優さん,昔からよく出てる…いい役者だよねぇ」…と思ってくれる人は多いのではないでしょうか…
藤沢周平原作,山田洋次監督作品の「たそがれ清兵衛」,「隠し剣/鬼の爪」,「武士の一分」にも欠かさず出演しているので,「もしかして,山形出身?」と思っていました…が,色々調べてみると「茨城県」の出身だったんですネ…映画の中では流暢な「庄内弁」だったので勘違いしてしまいました…
赤塚さんは多数のドラマにも出演しています…水戸黄門などの時代劇ものや,サスペンスものなど…中でも「金八フリーク」な私にとっては,忘れられない名シーンがあります…
赤塚さんは,「3年B組金八先生」の第6シリーズ(上戸彩が出演したシリーズ)で,生徒「今井儀(斉藤祥太=双子俳優の兄)」の父親役「今井克治」役で出演していました…確か妻と二人で「惣菜屋さん」を切り盛りしていたというシチュエーションでした…
ある日,「儀」と「儀の兄」が住むアパートが火事になり,金八先生(武田鉄矢)と父「克治」(赤塚真人さん)が,火の中に飛び込んで二人を助ける…という場面がありました…赤塚さんは,その撮影で足を捻挫したにもかかわらず,熱演されたというエピソードあるようです・・・その救出シーンは今でも強烈に頭の中に残っています…
「たそがれ清兵衛」,「隠し剣/鬼の爪」,「武士の一分」で見せてくれた役柄は,それぞれの主人公の同僚・下級武士を演じており,いつも「笑いどころ」を演じていました…赤塚真人さんの登場シーンは,いつも観る者をホッとさせてくれ癒してくれていました…
「たそがれ清兵衛」では,赤塚真人さんが「矢崎」という「おだて者」的な武士を演じていましたが,「清兵衛」が「剣の使い手」だと知った時に言ったセリフ,「おらたちが『たそがれ』ってしゃべってだごと,聞こえてたべが」…っていう言い回しが絶妙で最高です…私の中では最優秀賞だと思ってます…
昨年暮れの12月30日に,赤塚真人さんが山形市内に来たということをつい最近知りました…映画「武士の一分」の舞台挨拶のため,山形市七日町の映画館「シネマ旭」に来場したとのことです…ずっと気になっていた役者さんでファンだったので,今頃その情報を知るとは「不覚」でした…
これからも素晴らしい演技で魅了し活躍して欲しいと思っております…
【本日の体重】 : 83.7kg(ダイエット開始から339日目:-21.0kg)