2008.02.05(月)
食生活に欠かせない「醤油」(しょうゆ)…
タイトルの「薄口>「濃口」は“塩っ辛さ”を比較している…
醤油は代表的な食文化の違いで,東日本では「濃口醤油」が主に使われるが,京都を中心とした関西圏では「薄口醤油」が使われることが多い…
「濃口醤油」と「薄口醤油」…その名前や色合いのせいか,「濃口」=「塩分が多い」と考えられがちである…「醤油」は,大豆と小麦と塩を発酵・醸造して作られるものであるが,発酵が進むと色が濃くなり,香りが強くなる…その発酵作用の度合いで「薄口」と「濃口」が区分されているのだ…
京料理などの関西料理では,醤油の風味は抑えて素材の味や風味を強く生かすため,醤油の色を薄く香りも弱めにする…発酵を抑える働きをするのが「塩」なので,「薄口醤油」の方が「濃口醤油」よりも塩が多く使われているのである…
もちろん,製品によって差はあるが,塩分濃度は「薄口」で“18%”程度,「濃口」は“16%”程度といわれている…
料理によって使い方が異なるため一概に比較することは出来ないが,少なくとも「健康のため,塩分を控える」という目的ならば,「薄口」か「濃口」の選択ではなく,「減塩醤油」という商品をチョイスすべきであろう…
「減塩」とはいえ,たくさん使ってしまえば「健康に良くない」の言うまでもないが…
【本日の体重】 : 92.3kg(ダイエット開始から2年と5日目:-12.4kg)