うちで預かっていた極度の怖がり猫だったバートくん
預かりと言えど、うちに長くいて
バートくんみたいな怖がり猫がトライアルに行くと
普通は、毎日どうしてるか心配でたまりません〜
ところが
バートくんの里親さんは、猫の経験値の高いお方
猫は、そもそもだっこなんて好きじゃないんですと
なにをしても怖がるバートくんを
そのままに受け入れてくれる方なので
あまり心配になりませんでした(笑)。
脱走騒ぎでふっとんだのもありますがー
相変わらず被り物がいるバート
落ち着くのよね。
うちではほとんど昼間は
石のように動きませんでした。
部屋フリーになって
探検してるようですね。
へっぴり腰がなつかしい〜(笑)。
そんなバートくんですが、トライアルから2週間が経ち
正式譲渡となりました。
最初からお返しする事はありませんといっておられ
ここのおうちなら、帰ってくる事はないと思ってました。
このまえ、泉州猫祭で保護主さんとお会いして
バートも1ヶ月が経ったねーと話してたんです。
まだそんなに変わってないだろうねと話してたんですが
その次の日にメールをいただいたそうです。
バートくん、すこしはなれたかにゃ?
なでなで攻撃で、ぐにゃぐにゃ〜(笑)。
気持ちいいねー
ケージの中の方が安心して甘えてくれます。
ねこじゃすりも豚毛も好きだそうです!
バートくんは、なでなでが好きで
本当は、気が優しくて甘えたさん
怖がりでも、幸せそうな顔をみせてくれて
とてもかわいげがあるんですよね。
奥様は、リビングで寝てくれたり、
バーくんの好きなちゅーるで距離を縮めてくださり
あの手この手でバートくんと触れ合ってくれてるそうです。
ほんとに攻略のやりがいのある子だと思いますー(笑)。
こうやって努力してくれることに感謝です。
猫に嫌われたくないと
あまり構わないようにする方もおられます。
こういう猫の扱い難しいのですが
ほっておくと、距離が縮まりません。
やはり毎日触ってあげてほしいなーと思っています。
わたしもシエルくんに嫌がられながらも
果敢になでなでしています(笑)。
怖がり猫は、里親さんがみつかりにくいけど
バートくんは怖がり猫の魅力満載です〜
すこしづつ心を許した人にだけ、甘えてくれます。
それがかわいくて、かわいくて〜
時には、朝の不機嫌な男子高校生のような時もあるけれど(笑)
かわいくお返事をしてくれる時もあるそうです。
その表現がまさに言い得てて、笑ってしまいました。
ツンデレギャップにときめいておられ、よかったです。
3人目の息子さんみたいですね!
わたしもそんな、やりにくいけど
やることがおもしろくて
ユニークなバートくんが大好きでした!
保護猫活動って不思議ですね。
うちは最初拾った猫が来たとき、犬がいて
2匹も飼えないと思って、里親さんを探したけど
うちに3ヶ月いて、情が移り、とても手放せなくなり
そのまま飼育してしまった経緯があります。
初代のくろちゃんとしろちゃん
だから、こんな活動をした事がなかった時は
保護できるんだったら
そのまま飼育できるんじゃないかと
すこし思ってました。
でも今は、違います。
次から次へと来る保護猫、、、
このままうちの子にしたいとも思いましたが
やはり、かわいいからこそ幸せになってほしい!
保護するというのは、余裕があってのことではないのです。
保護した猫はすべて里子にだすという
気負いでうちはやっています。
うちにいた愛すべき、個性豊かな保護猫に
こうやって生涯、愛してくれる家族ができる
何回経験しても、すごい事だなと思っています。
里子に出すのは、まだちょっぴり寂しいけれど
かわいがられて、大事にされてるんだなーと思うと
大げさだけど、感動して
胸がいっぱいになってしまいます。
里親さんがいてくれるからこそできる保護猫活動
里親さんにはいつも感謝の気持ちでいっぱいです。
猫はこうやって人と人をつないでもくれるんですね。
毎日猫の世話に明け暮れていますが
飼い主のいない猫たちに家族ができて
愛されて、幸せに暮してくれる
なんやかんやいって、そんな奇跡のような
保護猫活動が好きなんだと思います。
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