猫の日暮らし

大阪南河内でTNR、保護、啓発活動をしています。
不幸な命をうみださない社会をめざして。

5月1回目のTNR、公園26匹めと団地のキジ雄

2016-05-15 21:58:24 | TNR活動とその他

5月分、どうぶつ基金の無料チケットを使わせていただきました。

GW開けに捕獲です。

もうTNRがほとんど終わった猫が多いので

誰がはいってもいいようにひもでひっぱるように

細工しています。

サバトラの雌は、最近現れた6ヶ月くらいの雌

よくごはんを食べて、お腹がぽっこり。

いつも早く来て餌やりさんを待っています。

妊娠も疑われるので、雌は早めに捕獲する事に

しました。

大きくなると賢くなって捕まえにくくなります。

最初警戒して捕獲器に入らなかったのですが

いつもの餌やりさんが来て、安心したのか

サビ猫のベティちゃんが中にはいって食べてでてくる

とお腹がすいてたようで、すぐにはいってくれました。

美人だけど、のぞくと気が強い~シャーぱん!です。

この子は外猫としてやっていけそうです。

家で一泊してリリースしました。

次の日からごはんを食べにきました。

雨用に給餌の間だけ屋根をつけました。

ここのエリア屋根がないので猫が濡れるんです。

ちょっと用心していますが、離れると食べだしました。

 

その後あまり来ないシャムの猫をドロップ&トラップで

捕獲したら、ゆるんでた箇所から逃走されてしまいました。

痛恨のエラー、、、一度失敗すると、その猫は学習して

警戒心が強くなり、捕まえにくくなります。

また倍程、時間をかけて捕まえないといけなくなります。

もったいない~

でも、ミスはあるもの、これも勉強と思って次に生かします。

何事も経験、猫との知恵競べみたいなものです。

新しい現場の雄のキジ猫です。ボス猫です。

この子はすぐにはいってくれました。

まだ若そうで大人しいです。

リクくんのパパかな。似てないけど、、、

 

この現場、餌付けで通っていますが、やたら餌をあげるな

という声が大きいです。TNRを説明すると納得してくれ

それだったらといってくれますが、餌はだめなようです。

この辺は、野良猫対策として餌やり禁止が浸透しきっています。

餌をあたえなければどこかに行くという考えです。

一番お金もかからない方法ですが、あまり効果はありません。

餌やりは隠れて餌を与え、未不妊なので猫は繁殖していきます。

近所の猫に優しい方は、餌をあげられない環境に心を痛めています。

ここで餌をあげるのは相当勇気がいります。

やっぱりここで住んでいるので、トラブルは避けたいですよね。

餌やりさんも私たちが敵か味方か分からないようで

名乗りでてはくれません。密告されると思っているかもしれません。

隠れてあげているようですが、大体誰が餌をあげているかは分かる

ようで餌をやるなという紙がポストにいれられるそうです。

その割にペット不可なのにペットを飼っている人が多いです。

団地の周りの歩道に犬の糞がたくさん転がっています。

猫の糞だといわれるそうです。猫は草むらでするんです。

特に入り口付近の猫はいつもお腹をすかせて、必死についてきます。

時々猫がいなくなるといってました。私たちもここに来て日が

浅いので分からないですが、ここの猫はみんな1~2歳の若い

猫しかいません。

住宅街をTNRした方もTNR後、1~2匹姿をみせなくなったと

いわれていました。

外猫の寿命は2~3年ですが、ここは住み良い場所

ではないようです。

餌やり禁止だけで野良猫問題は解決しません。

 

ここの猫をみていると悲しい気持ちになります。

一番つらいのは餌を貰えない猫たちです。

これ以上悲しい思いをする猫が増えないように

せめてTNRを完了させたいと思っています。

 

 

 

私たちは公益財団法人どうぶつ基金(佐上邦久理事長)が主催する

「さくらねこ不妊手術事業」の協働ボランティアです。

今回さくらねこ不妊手術事業を行うにあたり、公益財団法人どうぶつ

基金から1頭の不妊去勢手術費全額を負担していただきます。

公益財団法人どうぶつ基金に寄付をしていただいた皆様に

心より感謝申し上げます。

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