5月分、どうぶつ基金の無料チケットを使わせていただきました。
GW開けに捕獲です。
もうTNRがほとんど終わった猫が多いので
誰がはいってもいいようにひもでひっぱるように
細工しています。
サバトラの雌は、最近現れた6ヶ月くらいの雌
よくごはんを食べて、お腹がぽっこり。
いつも早く来て餌やりさんを待っています。
妊娠も疑われるので、雌は早めに捕獲する事に
しました。
大きくなると賢くなって捕まえにくくなります。
最初警戒して捕獲器に入らなかったのですが
いつもの餌やりさんが来て、安心したのか
サビ猫のベティちゃんが中にはいって食べてでてくる
とお腹がすいてたようで、すぐにはいってくれました。
美人だけど、のぞくと気が強い~シャーぱん!です。
この子は外猫としてやっていけそうです。
家で一泊してリリースしました。
次の日からごはんを食べにきました。
雨用に給餌の間だけ屋根をつけました。
ここのエリア屋根がないので猫が濡れるんです。
ちょっと用心していますが、離れると食べだしました。
その後あまり来ないシャムの猫をドロップ&トラップで
捕獲したら、ゆるんでた箇所から逃走されてしまいました。
痛恨のエラー、、、一度失敗すると、その猫は学習して
警戒心が強くなり、捕まえにくくなります。
また倍程、時間をかけて捕まえないといけなくなります。
もったいない~
でも、ミスはあるもの、これも勉強と思って次に生かします。
何事も経験、猫との知恵競べみたいなものです。
新しい現場の雄のキジ猫です。ボス猫です。
この子はすぐにはいってくれました。
まだ若そうで大人しいです。
リクくんのパパかな。似てないけど、、、
この現場、餌付けで通っていますが、やたら餌をあげるな
という声が大きいです。TNRを説明すると納得してくれ
それだったらといってくれますが、餌はだめなようです。
この辺は、野良猫対策として餌やり禁止が浸透しきっています。
餌をあたえなければどこかに行くという考えです。
一番お金もかからない方法ですが、あまり効果はありません。
餌やりは隠れて餌を与え、未不妊なので猫は繁殖していきます。
近所の猫に優しい方は、餌をあげられない環境に心を痛めています。
ここで餌をあげるのは相当勇気がいります。
やっぱりここで住んでいるので、トラブルは避けたいですよね。
餌やりさんも私たちが敵か味方か分からないようで
名乗りでてはくれません。密告されると思っているかもしれません。
隠れてあげているようですが、大体誰が餌をあげているかは分かる
ようで餌をやるなという紙がポストにいれられるそうです。
その割にペット不可なのにペットを飼っている人が多いです。
団地の周りの歩道に犬の糞がたくさん転がっています。
猫の糞だといわれるそうです。猫は草むらでするんです。
特に入り口付近の猫はいつもお腹をすかせて、必死についてきます。
時々猫がいなくなるといってました。私たちもここに来て日が
浅いので分からないですが、ここの猫はみんな1~2歳の若い
猫しかいません。
住宅街をTNRした方もTNR後、1~2匹姿をみせなくなったと
いわれていました。
外猫の寿命は2~3年ですが、ここは住み良い場所
ではないようです。
餌やり禁止だけで野良猫問題は解決しません。
ここの猫をみていると悲しい気持ちになります。
一番つらいのは餌を貰えない猫たちです。
これ以上悲しい思いをする猫が増えないように
せめてTNRを完了させたいと思っています。
私たちは公益財団法人どうぶつ基金(佐上邦久理事長)が主催する
「さくらねこ不妊手術事業」の協働ボランティアです。
今回さくらねこ不妊手術事業を行うにあたり、公益財団法人どうぶつ
基金から1頭の不妊去勢手術費全額を負担していただきます。
公益財団法人どうぶつ基金に寄付をしていただいた皆様に
心より感謝申し上げます。