今週はあちこちの市役所にお邪魔してきました〜
まずは藤井寺市の議会
動物愛護についての取り組みが
河合議員より議会にあげられていました。
藤井寺ではどうぶつ基金の行政枠を
使ったTNR手術が進められています。
ボランティアや地域の方が捕獲の時に
トラブルにならないよう
捕獲器に説明カードや看板を作成したり
今後、羽曳野の動物愛護センターと協力する
譲渡会を市の施設を使って行うなど
殺処分ゼロに向けての取り組みを
積極的に行う答弁をされておられました。
南河内の中で動物愛護の意識が高いです。
世界遺産のある街として
小さな生命に優しい街
先進的で文化的な素晴らしい市ですね。
藤井寺のボランティアさん
がんばっておられるんだと思いました。
次の日は富田林の議会へ
はじめて猫の事が議題にあがりました。
看板問題のこと
子どもたちへの命の教育のこと
外猫の不妊手術の助成金について
中山佑子議員が質問してくださいました。
今後、研究調査をするという答弁であって
なにかがすぐに変わる事はないのですが
これがはじめの第一歩、これからどんどん
前へと進んでくれることを願うばかりです。
そのあとの議会も傍聴したのですが
長引き、途中帰ったのが23時でした。
私たちは猫の事で初めて議会に行きましたが
ぜひ時間のある方は市議会に傍聴に
行かれるといいと思います。
住みやすい健全な街は住民みんなで
作り上げるものだと思います。
市民はもっと知らないといけないと思いました。
そして大阪市市役所へ。
この度、餌やり規制条例が可決され
12/14に施行されることとなりました。
餌やり規制条例のパブリックコメントに1000件以上
その他の動物に犬猫をのぞいてほしいと要望があるのに
その他の動物にやはり犬猫がはいってしまいました。
発端は今年の夏ごろ、住吉区で
鳩やカラス、猫への餌やり報道があったのですが
そのばらまきは異常なもので餌やりというより
周辺地域に対する嫌がらせかのように
ゴミとなるものを大量にばらまいており
その迷惑行為はなんと10年間も続いていたというのです。
周辺住民の方、ものすごくお困りだったと思います。
市役所はそのお困りの苦情に対して
何もできなかったので
この条例を迅速に作る事になったそうですが
この条例を作らずとも既存の法律、迷惑防止条例で
対処できたんではないかという見解があります。
もっと住民のために動いてほしかったです。
*この餌やり規制条例は
餌やり行為そのものを規制するものではありません。
ですが
テレビでの報道ではまるで餌やり禁止のように
一般の方に伝わっています。
ただでもみなさん餌やり悪と捉えてる人が
多いのが現状です。
大阪市の所有者不明猫適正管理推進事業
(街ねこ制度)もまだまだ一般市民に
周知できてると言えません。
行政職員ですら知らない方がおられるというのです。
この条例ができると適正な餌やりをされてる方まで
餌をやるなと言われることは容易に予想がつきます。
餌やり給餌をしてる方がいわれるには
今までよりも数段きつい声で多数に餌をやるなと
言われるようになった
動画をとっておどされた
公園に今までにない嫌がらせの餌のばらまきがあった。
餌やり規制条例のある荒川区や京都で活動してる方に
よると、この条例ができてよかったことはひとつもない
そうです。迷惑な餌やりはなくならないのに
適正な餌やりでもめて、怒鳴られ、脅され
苦情が増えてもめるそうです。
子猫が捨てられても餌をやれないと思うようで
生命の軽視につながります。
担当窓口の方は、対応に追われ大変な状況なんだそうです。
うちの地域でもありました。
この前の針金が刺さった猫を通報した方が警察官に
もう大阪市では餌やり禁止の条例ができてるから
餌をやるな
といわれたというではないですか。
このように警察官がまるで分かってないんです。
その餌やりさんは真面目な方で鬱状態になったそうです。
餌やりさんはネットをしない高齢者である事が多いです。
餌やりを責められても対処方法が分からない。
これでは毎日パワハラを受ける事になります。
暴行事件などに発展する可能性もあり
餌やりをされてる方は気をつけてください。
できれば複数で行い、なにかあれば動画など証拠をとる
準備をされる事をおすすめします。
警察を呼んで被害届をだすしかないです。
大阪ねこの会さんで要望をだされていますので
ぜひとも改善されてほしいと思います。
こうやって街ねこの制度があっても
猫問題は大変です。
特に餌やり給餌をされてる方は命がけです。
外で生きていくしかない猫たちに
せめておなかいっぱいごはんを食べさせてやりたいと
毎日の給餌や片付け、掃除、地域のコミュニケーションを
がんばってくださっています。
楽しくてやってるわけではないです。
そんな方がこれ以上辛い思いをされるなんて
おかしいと思うのです。
迷惑な餌やりは確かにあります。
怒られるからと餌を置いて逃げるように帰られます。
そういう方には、少しづつ餌やりマナーをお伝えしたり
どうしてもできない場合はこちらでお片づけをしています。
猫を増やさないためには、TNR、餌やり管理が必要
地域の理解を深めて
もっと堂々と餌をやれるようにならないとと思います。
そしてうちの地域周辺には
このような野良猫対策がまるでないんです〜
その中、TNRや管理などをやってる過酷な環境なんだなと
改めて、もっと行政に猫問題を取り組んでもらう
必要性があると感じました。