猫の日暮らし

大阪南河内でTNR、保護、啓発活動をしています。
不幸な命をうみださない社会をめざして。

6年管理エリアの猫ゼロになりました。 幸せな結末!

2021-06-12 23:48:40 | TNR活動とその他
公園管理も6年が終わり

そこにひょんな話が舞い込みました。
猫ともクラブイン大阪狭山市を開催
してくれることになった中田さん
保護猫のいるペット共生型グループホームを
開所されるそうで
長く外でがんばった子を迎えたいと
ここの公園猫を入れてくださる
というお話です。

①エリアにいる3匹を
保護してくださるというのです!
夢のようなお話です。

ボス君ことしろちゃんは10歳は超えています。
2015年TNRした時にはもう5歳くらい
だったように思います。
外猫としては大往生ですが
残念ながら保護を前に
旅立ってしまいました。
最後まで挨拶に来てくれる
ナイスガイでした。
安らかに、、、

2015年TNRしたマルくんと
2018年TNRしたグレくん
5歳くらいかな。
現場で一緒に過ごしてきた仲間です。
たまたま2匹ともめずらしい白サバさん。

保護場所が一緒なら心強いでしょう。
えさやりさんには触れます。

こんないい話がありますか!!
今からお家暮らしができるんです〜
うれしいな!
おうちの猫さんになれるものなら
みんなおうちの猫にしてあげたい
と思いながらの活動です。
だからうれしすぎるお話なんです。
餌やりさんも当然ながら喜んでおられました。
入居日が決まり、ちゃっちゃっと
捕獲してきました。
こんな猫活は楽しい!
いくといつもどおり2匹並んで
毛繕いをして待ってました。
今日でこの姿も最後です。
さっさと捕獲器にはいってくれました。
途中ご婦人に保護のことを聞かれたんですが
捕獲中だったのであまり丁寧に答えられなくて
ごめんなさい。

この子たち、我々が責任を持って
幸せにします。
ここの現場は6年間
虐待や殺傷がありませんでした。
やはり人の目があるところなんですよね。
今まであたたかく見守っていただき
ありがとうございました。
病院に行ってくれたのですが
まだなれてないので駆虫薬だけ
もらったそうです。
ネットにいれてスポットして
ケージにはいってもらいました。

狭い環境にならしていきます。
猫にとったらストレスですが
必ずすこしづつなれていきます。
広い部屋にはなすと脱走しやすいです。
なれるまでケージ管理にします。

ケージから脱走もするので
接合部もしっかり補強します。
この子たちはそこそこ人なれもしてるので
暴れたりせず大人しかったです。

外から猫を保護したら
必ずケージに入れてください。
保護したのに脱走してしまった
と言う話は多いです。
暴れても鳴いてもなれるまでケージです。
普通はケージはぐちゃぐちゃにして
夜鳴きもします。ひどいと2〜3週間、、、
部屋に放すと外に出たがります。
知らないところで脱走してしまったら
探すのはとても大変です。

猫は環境に必ずなれていきます。
お世話しながら見守ってください。

まだなれないけどちゅーるは食べました笑。

トイレもできるようになりました。
まるちゃんも固まっています。
お世話の方法を伝えてきました。
とにかく今はこの環境に慣れることに
徹します。
戸惑ってますね。
まるちゃんって急に現れて
お腹が大きくて妊娠か腹水かと心配したんですが
ただ肥満だったんですよね笑。
今もホルスタインみたいなんですが
お顔は女の子のように優しい。
すこし怖がりさんです。

ここはマルちゃんとグレちゃんのお家なんだよ。
ゆっくりでいいからなれようね。
マルグレットという名前の
グループホームにされるそうです。
素敵ネーミング!

7月オープンで入居者さん7名
働いてくださる方も
募集されています。
保護猫と肩を寄せ合って暮しませんか。
まるちゃんとグレちゃん
厳しい環境を生き抜いてきました。

まだ完全な家猫ではありませんが
日に日になれていく様子を
体感できると思います。
外の暮らしを見てきただけに
ケージにいる姿をみるだけで
この子たちは今いる環境を必死に
受け入れて生きてるんだなと
あついものがこみ上げてきます。
お利口で愛おしい子たちです。


またこちらのチラシを猫ともクラブに
来てくださっているwebデザイナーさんに
依頼されたり、そのちらしを猫ともさんのお店に
おいてくださったり
保護猫のケージを提供してくださったり
Blogを読んでフードをご寄付くださったりと
たくさんの猫ともの輪が広がっています。
マルグレちゃん、すごいね!
みんなで話をしてたら
グレちゃんがすやすやと眠りだしました。
餌やりさんが寝顔はじめて見たわって
言ってました。
これからはゆっくり安心して
眠れるんだよ。
この子たちが安全な場所でいられることに
大きな喜びを感じています。
長くやってるといいこともあるもんだなと
感慨深いです。

保護猫と障害者が共に暮らす
このグループホームが
どんどんひろがっていくといいですね。
保護猫の居場所となり殺処分を
減らすことにもつながります。

これで2015年から管理してきた①エリアが
15匹くらいいたのですがゼロになります。
幸せな結末を迎えたマルグレです。
まだ残ってる現場の猫もしっかり管理して
幸せになる望みを捨てないでいたいです。
増やさないように努めたいです。

現場で今後、公園サポーター制度を
つくりたいという話をしています。
今は個人負担の大きな活動
餌やりさんもひとりでいつまでも
できる活動ではありません。
次世代に引き継いでいきたいです。
見守りや掃除、餌やりなどみんなでできることを
分担して、猫ともの輪で外猫を見守り管理
行政や地域の啓発を行いたいです。

作戦をねらなくちゃ〜
早く猫ともクラブが開催できるといいな。
一応富田林は7/25開催予定です。

猫活動参加しませんか〜
猫活は大変なこともありますが
問題解決に向かいますし、やりがいもあり
地域ともつながる社会貢献
人と人が理解し合える素晴らしい活動です。
なにより猫からたくさんの生きる
パワーをもらえます。

今はそんなにここの現場には行かないのですが
自分たちがTNRした猫の個性は知っています。
外の猫がのんびり暮らせる
保護先があるのなら
それに越したことはありません。

無理な保護はできないけど
彼らに居場所ができること
どんなにうれしいことだったでしょう。

長く隣市になりますが
がんばってきてよかったなと思います。
また様子お知らせいたします!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする