猫の日暮らし

大阪南河内でTNR、保護、啓発活動をしています。
不幸な命をうみださない社会をめざして。

フィガロの猫生、懸命に命いっぱい生きました!

2020-02-07 22:56:08 | 2020年、保護猫、預かり猫、代理募集
かわいいわたしのフィガロくんが
2/6天国へと旅立ってしまいました。
早すぎるよ、、、
享年9か月くらい。
ストーブ前が好きだった小さなフィガロくん


いつもリビングのホットマットやソファの上で
寝ていました。

だんだんごはんを食べる量が減り
ごはんを置くと匂いがいやなのか
寝場所を変えます。
最後の一週間前くらい自分からめずらしく
セシルのそばにきました。
水を飲んだりトイレには行ってました。
どんどん白い毛が汚れてしまい
拭くのも嫌がるのでほどほどに
痩せて毛は割れていきます。

とうとうごはんをまったく食べなくなって
踞りようになり
6日目の早朝、息をひきとりました。
ちょうど起きてから、大きな呼吸になり
看取ってやることができました。
甘えたのフィガロ、待ってたんだね。
もうそろそろだなと思い
何もできないのがもどかしいのですが
なるべくそばにいるようにしてました。
最後の日は早く帰って、寄り添って寝ました。
もう何をしてても、フィガロが気になって
仕方ない、落ち着かない毎日でした。
いつも帰りを待っててくれていました。
最後までなでなでが好きでした。
時折ちいさくもっと!と鳴き
そばにくるフィガロに
愛情がいっぱいあふれてきました。

やはりエンジェルタイムは
かけがえのない日々ですね。
いっしょにいられる1分1秒が
大切な宝物のような時間でした。

最後にフィガロの猫生をご紹介します。
2019年の春産まれ
畑の小屋で4兄妹で暮らしていました。
10月にTNR相談があったときは
もうこの大きさでしたので
リリースした方がいいと思いました。

でも1か月前に保護された兄妹の2匹が
相談者さんの家にいます。
同じ兄妹リリースするのは忍びないと
無理をして保護した経緯があります。

これくらいの大きさであれば
人なれに時間がかかり
保護期間が長くなります。
それにまだ保護猫がたくさんいてて
人なれに時間をかけられないから
もう年明け譲渡だろうと後回しにと
思ったのですが、、、
11月末頃、人並みの人なれが完了し
1部屋フリーにまでできるようになり
はじめて譲渡会に参加させてもらおうと
してた矢先、元気がないのに気付きました。
それにすごく痩せてる、、、
他に症状はありません!

FIPを疑ったのですが、病院で検査してもらうと
腎機能の数値が高く
エコー上、先天性腎不全という診断でした。
持続静脈点滴で3日ほど入院治療しても
腎機能の数値は高値のまま
自宅で皮下点滴と内服で治療することになりました。

点滴は最初は動いて怒って大変でしたが
だんだん大人しくしてくれるようになりました。

その後はそこそこ元気になり
おもちゃで遊び、ごはんも
食べられるようになったのですが
同じ兄妹の茶々くんが全く同じ症状になり
お正月明けになくなりました。
譲渡会に参加したときの写真
やはり痩せ気味なようですね。

フィガロもそう長くないんだと思いました。
同じ兄妹のセシルとチャロくんは元気です。
なんせ2匹はふくよかなんです。
フィガロは保護したときから痩せていました。
おもちゃの音がすると寝てても
遊びに出てきてました。
そのうちに遊ぶよりも
なでなでをしてほしがるようになりました。
かわいいフィガロくん
元気であれば絶対に幸せになれたのに〜
何度そう思ったかしれません。

でもすこしづつ病が進行してきてしまいました。
幸せになってほしかった!
幸せにするために保護したのです。
それは叶わぬ夢となりましたが
フィガロくんは懸命に生きました。
がんばったね。
えらかったね。


老衰の猫を看取るのとはまた違う
子猫が小さくなっていくつらさがありました。

看取りは悲しいけど
濃密な時間がありました。
多くのことはできないけど
フィガロにしてあげられることがある
喜びがありました。
そしてまたその愛情をちゃんと返してくれるのです。

フィガロ、生きてていいことあったよね、、、

クリスマスもセシルと一緒だったもんね。

3か月下のエリゼと
儚げで美しいフィガロくんでした。
忘れないよ。
大好きだよ。
ありがとう。

フィガロに優しいお言葉をありがとうございました。
こうやってフィガロくんが生きたことを
みなさんに知ってもらえてうれしいです。

子猫でもなんらかの病気でこうやって
なくなってしまうことがあります。
FIPや心臓疾患、腎臓疾患、猫白血病など、、
去年、今年は特にまわりにも
そんな訃報が多くあり
同じような思いをされた方も多かった
のではないでしょうか。
今も戦ってる仲間もいますね。

見守ってくれる人がいる
生きていく居場所がある
それが猫の幸せなのかもしれません、、、
また会おうね!
今度は元気な体で産まれておいで〜

今は体が軽くなって
ごはんを食べられるようになってるといいな。
天国でみんなの幸せを願ってくれてると思います。
そして「ねことも」という漫画雑誌で
「毎日猫まみれ」を連載されている
熊沢楓さんがフィガロの絵を描いてくれました。

なんてかわいいの!!
はにかんだお顔
左足のハート
お鼻のぽっちり
絵の世界はいいですね〜

待ち受けにします。
ありがとうございました。

瞳の色とミモザが似合いすぎて
フィガロがいつもみつめてくれて
名前を呼ぶと瞬きをしてくれたこと
を思い出します。

穏やかで甘えたなフィガロくん。
猫ってほんとにかわいいね。
病気になろうと、どんな姿になろうと
いなくなろうと
すべてが愛おしい存在です。
フィガロの兄妹は里親募集しています〜
エリゼとランゼも兄妹なんです。
みんにゃ、フィガロの分まで幸せになろう!

セシルはエリゼ、ランゼとともに
9日日曜日は黒猫の譲渡会に参加します。
エリゼとランゼも
フィガロとママが一緒の兄妹です。

黒猫好きさん〜
来てね!
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