記事が重複しますが、みぃこちゃん
トライアルは初日からごはんを食べ
人馴れはしてるものの
女の子は気難しいところがあるのか
ご機嫌斜めでシャーと怒っていたそうです。
部屋に離すとすみっコぐらし笑。
目ヤニがつきやすいのにとることができないと
里親さん家族は悩んでおられました。
こういう猫はぐいぐい行く方が慣れます。
そっとしておいて向こうから来るのを待つ
スタイルはずっと平行線なんですね。
攻撃性はありません。
お世話されていた方も必要時は隅っこから
引っ張り出してたと言われてました笑。
人懐こい猫と暮らしてた方は
そんな経験がないので戸惑われます。
毎日なでなでして懐かせましょう笑。
洗濯ネットは置いてきたんですけど
なでなで棒も必要やったかな笑。
これは保護猫あるあるで保護家でなれた猫も
環境が変わり、お世話する人が変われば
リセットされちゃうんですね。
お世話する人との関係性もまた微妙に変わるのが
猫あるあるでして、ただ保護家で甘えてたのなら
必ずなれて甘えるようになるものだと思います。
それが黒猫の怖がりくんなんて
半年とかかかるんです。
こちらもそんなにかかるかなと驚くこともあり
里親さんに申し訳ないな、思ったのと違う
と思われてるだろうな、なんて思います。
お世話して1ヶ月大変だな、どうしても合わないな
と思うのであればトライアル中止でも構わないの
ですが、それではもったいない笑。
せっかく家族として迎えてくださったんです。
簡単にあきらめないでもらえたらやはりうれしい。
みぃこちゃんのところは家族会議をされまして
このまま終生お世話をしたいとお申し出があり
正式譲渡となりました。
もう一度ケージからやり直しだよ。
目ヤニも拭いてくださいました。
トライアルが1週間とか2週間のところもある中
1ヶ月は長いかなと思うのですが
まだまだ猫は慣れてないんですよね。
1週間だと里親さんも焦ると思うので
リブライフ譲渡会の保護主はみんな
トライアルは長めですし
延長もお申し付けください。
じっくり見てくださって構わないんです。
それはいいご縁となるか見極めの時間となります。
こういう猫が懐くとまたかわいいですよ。
難しいほどかわいくなるんです。
また様子教えてもらえるとうれしいです。
慣れてない猫は近況報告を
長めにお願いしています。
ー
譲渡会参加1回でエントリーいただいたビビちゃん
サビ猫は人気なんですよね〜
雑巾猫なんて時代は終わったわ。
時代はどんどん変わっていきます。
保護活動をしてるとちょっと前のことが
すぐに古い常識になってたりします。
というより命ある生き物に向かって
雑巾とか不吉とかいうのやめたいですね。
自分が言われたら嫌ですよね〜
ビビちゃんもみぃこちゃんと同様
ビビリの甘えたさん。
せっかく立派なケージを用意してくださってたのですが
ひょいっと出てしまいました。
お部屋には猫用に棚を設けてくださっていたのですが
ベッドの下が気に入ってしまったようです。
里親さんは手を伸ばしながらなでてくれたり
ベッドのスペースを狭くしてビビちゃんとの距離を
縮めてくれました。
こちらも保護の家では腹乗りでしたので
時間の問題ですぐにべったりになるだろうなと
思っていたのですが、思ったより時間がかかりました。
それはある日突然に、急に距離が縮まり
腹乗りになりました〜
こうなると猫さんは急に積極的になるから
おもしろいです。
ぐいぐいきますよ笑。
私専用の腕枕とお腹を手に入れてよかったね。
無事に甘えたビビとなったのでした。
ちゃんちゃん!
ー
もひとつ紅葉くんの永年預かりの途中経過
こちらもおもしろい。
3年かかっても慣れない紅葉くん
皆さんに心配していただいていました。
そこに舞い込むエントリー話
捕獲器をお貸ししたりする前から
知り合ってた方が希望してくれました。
譲渡が難しい猫は少し間口を広げる努力を
することで可能性が広がります。
元の保護主さんもそのようなご縁で
出会ったので感慨深いです。
ケンちゃんが仕向けたに違いない笑。
元の保護主さんが寛大な心をお持ちだからこそ
ケンちゃんも紅葉くんも幸せにつながって
いくんだと思いました。
もう覚悟をもってらっしゃるんです。
猫の幸せがいちばんと愛の塊ですね。
愛され紅葉くん、可愛い子なんですよ。
触られるのが嫌いなだけ笑。
永年預かりっていろいろ条件なんかを決めないと
いけないんですが、それはトライアルが
うまくいってから詰めることにしようと
とりあえず細かいことは置いといて
トライアルへ行きました。
まずはケージでなでなで訓練をしてもらってたのですが
先住三毛さんが猛攻撃をしてきます。
もう1匹のさらに先住の茶トラくんとは共存してるので
猫が嫌いではないと思うんですけど
後からくる猫に偉そうにしたいのが猫なんですね。
それに雌猫は仲良くなるのに
時間がかかったり、イケズな猫も多い。
三毛はそれに輪をかけて気が強い笑。
猫好きの紅葉くんもタジタジで
トイレさえできなくなってしまいました。
下に降りるのが怖くて
寝床にうんちやしっこをしてしまう。
あまりいい感じではないなぁと思ってたんですけど
里親さんはへこたれません。
もう完全にボランティアさんなんですよね。
紅葉くんを引き受けてくれた経緯も
譲渡の難しいボランティアさんのところで
停滞している猫を引き受けることで
枠が空くというお考えからなんです。
2段目にトイレを置いたり、目隠しをしたり
三毛さんの方を時間交代でケージに入れたりと
忍耐と工夫と努力と愛情がすごいです。
普通の人ならもうトライアルは
とっくに終了してるだろうと思います笑。
それになんと紅葉が答えました。
もう感動的!!
ひっくり返るようになったんです。
それに手で目ヤニも取らしてくれて
わしゃわしゃなでてもらってるんです。
すごい!うちではとてもこんなことは
できそうになかったです。
近くに行くと触られると身構えて
いつも前足に力を入れて戦闘体制でした。
触るな!見るな!シャーパン!でした笑。
三毛さんの攻撃でもう人に頼るしかないって
なって弱気になってるんでしょうか。
こういうパターンがあったのかと感慨深いです。
猫好きの紅葉くんが猫に受け入れて
もらえないのはだいぶショックだったようです。
前にケージフリーにしたとき天井で籠城して
三毛さんの攻撃にあって脱糞失禁騒ぎとなり
4段ケージを横にして
上に籠城されないようにされていました。
アイデアが斬新すぎてもう尊敬しかない笑。
ほんとうに人馴れ困難な猫に
ここまで対峙してくださる方が現れるとは!!
だからこの活動はおもしろいですね〜
ワクチン接種に病院にも
連れて行ってくれました。
紅葉を飼うのは何の問題もなさそうなんですが
他の猫ちゃんとの兼ね合いですよね。
先住茶トラくんが腎不全も患っておられるので
また大変な時はフォローに回ろうと思っています。
それができるのもまた永年預かりのいい所ですよね。
この続きを乞うご期待!!