『新・魔法のコンパス』

『新・魔法のコンパス』西野亮廣　を読む。

キングコングの西野。

多分人気絶頂の頃の姿と、

そんなさなかにTV業界から軸足を抜く宣言した時

「えんとつ町のプベル」が私の住む街に巡回してきたとき…

とりたててファンというわけではないけれども

それぞれの節目が記憶にある。

いろいろ考えているんだなぁ、と思う。

そりゃそうだ。

お笑い芸人の顔（側面）しかもっていないわけじゃあない。

それは誰もが同じことだ。

書いてあることにときおりどっきり。

（そのことについて）「徹底的に調べたか」

と問われると、「調べた」と即答できない自分がいることにハッとする。

一つぐらい、

自分が興味を持ったこと一つぐらい、

徹底的に調べてみたっていいじゃないか。

ていうか、そもそも調べてもいないってどういうことだ、

本当にやりたいと思っているのか自分、とも思う。

真剣にやりたいと思っているのか。

やろうと思ってるんだけどー、と

いってる時点で、西野には負けてる。

他人との比較じゃないよ、

勝ち負けじゃないさ、それもわかってる。

でもやっぱり、自分に負けてると思う。

本当は、他人に負けるより

自分に負ける方が痛いのかもしれない。