『イマジン?』有川ひろ を読む。
映像制作会社のお仕事小説的。
想像力は、あるかい?
走るしか能のない新米突っ走る!
行き先は、たぶん未来。
きっぱりはっきり、こうだ!
って書く潔さが、有川さんらしい。
映像化された『空飛ぶ広報室』『図書館戦争』
そしてたぶん『植物図鑑』?
(観てないからわからない…)
の、エピソードと思われる記述が楽しい。
そしてそのなかに、原作者としての、
映像化に対する思いがかかれている部分があって
なるほどねー、と思った。
普段いろんな場面で感じるのは
いろんな考えがあっていい。
だからといって、違う考えを
否定するのはどうなんだろう。
映像であれば、「見ない」という選択肢も、当然ある。
そうだよねー。
映像をつくる側に行きたい!
それを夢にしてしまうと
叶ったとき(就職できた)のその先って?
そんな「はて?どうしよう」の悩みみたいなものは
誰でもありそう。
でも想像力を使って
がむしゃらに走ってみたら
つながるその先、ってのもあるかもよ、
と、ぐいぐい引っ張っていってくれる本でもある。
私は新人では、まったくないけどさ。
やってられないよ!と金曜日の夜に
一週間のごほうびだ!と
たくさん飲んじゃったりするよりは、ね。
夢に続きがあるというのは、
なんて幸せなことか、と思う。
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