空色のきもち

晴天の日も、雨の日もあるけれど、好きなものと一緒に毎日を過ごしています。

四方山話

2009-09-13 10:44:18 | 本の森
整体にいったら、翌日は揉み戻しってヤツがきて・・
痛いので、読書三昧してみたりする(ホントはやること山積み

『ザ・万歩計』万城目学
エッセイは結構好きだ。
ちゃんとした本(そういうくくりでいいんだろうか?)で
あれこれ思ったことが、エッセイ読むとそういう背景のもとで書かれたんだね~
なんて納得できる記述に出会えたりして(それも思いがけないところで)
発掘するみたいでおもしろいんだな。
マキメさんの本を読んで以前、なんで「三島」に詳しいんだ?って思ったんだけど
就職先が静岡だったんだね~(静岡のどこ、とまでは書かれていないけれども)。

モンゴルへ行った話を読みながら
以前馬頭琴を手土産にふらっと現れた先輩を思い出し

自給自足とは過酷なものよ・・・・とか感じ

昨夜みた南仏の小さな村の紹介TVで
「都会より、こういうところで暮らしたい」
という子どもたちと「いかにそれは大変なことか」やら
「でも、都会にあこがれを感じないんだ。そんな自分はすでに年寄りなのだろうか」
いやいや、そんなことはなかろう・・・
と話しつつ

昼間読んだ『神去なあなあ日常』(三浦しおん)を思い出したりもする。
横浜の高校を卒業した主人公が、「就職口決めといてやったから!」
の一言で、三重県の山あいの村で林業に従事するようになってからの1年間の話。
これまたなかなか過酷ではある。
体力勝負な仕事ってのは、キツイ。
きついだけではないけど。
頭脳勝負な仕事も別の意味でツライ。
同じ辛いなら、なんで続けられるのか・・・ってね。

土地によって、流れる時間っていうのは違くなるんだろうか。


ともあれ、マキメさんの摩訶不思議な世界はそのようにして構築されていったのかと
突然「あの時のあれは、こういうことだったのかぁ!」とひらめいたりとか
「つながってる」って感じたりとかするんだな(頭のいい人でも)と思ったり。


全然違うことだけど
最近ひと様(といっても友人)の日記やらブログやら読ませていただいていると
突然自分の名前が出てきたりして「うおっ!!!」とびっくり仰天することが結構あるんだけど
そんなふうに「あ!これはヤツの言っていたものだな!?」
なんて思いだしてくれているということでもあろうと
勝手にいいほうに解釈して、しかし驚く自分は止められない。

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4 コメント

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だいじょうぶ? (まいける)
2009-09-14 21:20:31
だいじょうぶ?もみかえし。
「気」をたくさんもらえる人なんだね~(笑)

>>>土地によって、流れる時間っていうのは違くなるんだろうか

ちょうど、隣の人が南極にいっていて
船の上での50日は、どんなもんなんだろうと
一日、東京を駆けずり回って帰りに思ったよ。

横浜と三重県は、ちょっと親近感(笑)
返信する
>まいけるさん (しずく)
2009-09-15 12:35:49
>>>「気」をたくさんもらえる人なんだね~(笑)

そ、そうなのかなぁ。
整体師さんの手は、触ってなくてもすっごい暖かいと感じたけど。
大丈夫ですよ~♪

南極・・・すごいよね、普通行かないよね。
ってか、行きようもないよね。想像を絶するわ。

いろんなところに「お!!」という繋がりは潜んでいるわけで・・・ね
返信する
Unknown (March)
2009-09-15 22:53:32
マキメさんの作品って関西人ならではっていう感覚が凄くあって、肌に合う。

「万歩計」・・やっぱりうんうんそうだよね~
なんて凄く分かる話ばかりで面白かった。
私も「すごい」という形容詞を無意識に良く使ってるし。
バーベキューでひよこを焼くのか!のところで思わずぶわっはっは!と声出して笑ってしまった。
こういう下地があってこの作品が出来たのかとかと分かると面白いよね。

体調良くなるように祈ってます。
返信する
<Marchさん (しずく)
2009-09-17 00:02:09
おもしろいですよね、マキメさん。

Marchさんは「すごい」使っちゃうんですね。
「バーベキューでひよこ」は大笑い。すんごいことになってますね~♪
私は関東人なので、へぇぇ、関西の人の感性ってこんななんだぁ!って興味深く読みましたよ。

体調はすこぶるよろしいです、ありがとうございます。
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