空色のきもち

晴天の日も、雨の日もあるけれど、好きなものと一緒に毎日を過ごしています。

『ビブリア古書堂の事件手帖4』

2013-05-17 22:37:51 | 本の森
『ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~』三上延 を読む。

第一巻はすらすら読んだ記憶がある。
巻を重ねるにつれ、なんだかすすまなくなった。
それはやはり、最初のころは短編集、って感じの作りだったからかな。
だんだん一つの謎解きにかける時間が長くなったといえばいいのか。

あれこれ突っ込みつつ、結局最後まで見ていたドラマに追い越され
・・・だってさ。栞子のイメージってのはどこにいったのさ。
妹は弟になってるしさ。
別物!と思ってみれば、なんとかな。・・・
4巻読み終わって、ああ、ここまでの映像化だったのね、と理解。

本はやっと、後半に入ったところらしい。
長いねぇ。

ドラマのテーマソングが、懐かしい「ネバーエンディングストーリー」だった。
あれは本の世界(ファンタージェン)を子供たちが忘れてしまうからどーしたこーした、
な話だったかしら。
そう思えば、この話にもつながるっていえばつながるのかしら。

ブックガイド的要素も入ったこの本、
古書堂が舞台なだけあって、古い本が出てくる出てくる。
しかもしっかり復刻されるらしくて、某密林のオススメリストなるもので薦められる、薦められる。
本の世界もつながってるといえば、つながってるんだね。
ベストセラーに便乗、的要素が見え隠れするところが、なんだかな。

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