イントゥ・ザ・ウッズ

映画「イントゥ・ザ・ウッズ」をみる。

監督：ロブ・マーシャル
出演：メリル・ストリープ
　　　エミリー・ブラント
　　　アナ・ケンドリック
2014年　アメリカ

予告編でジョニー・デップがオオカミで「ワオーン！」なシーンばかり見せられていたので
どんな話なんだ？？　と想像してたのとは違って
ミュージカルでしたｗｗ

それもそのはず、ブロードウェイミュージカルを映画化したものでしたｗｗ

身振り手振りも大きいし（普通に見たらオーバーアクション？）
セリフというより歌ってるし。
小憎らしくて食い意地がはってる赤ずきんや、
馬鹿息子！と小突かれるジャック（と豆の木のシャック）
舞踏会を夢見るシンデレラ、ラプンツェルも出てきます。

メリル・ストリープ演じる魔女は存在感たっぷり。
意地悪くて諸悪の根源のように見える魔女ですが
ラプンツェルを彼女なりのおもいやりと優しさで育てていることが伝わってきたり
（ただし歪んでいる・・・塔に閉じ込めているのに変わりはなし）

そこのところが、この映画の伝えたいところ・・・
一方ではよく見える、正しく見えることも、逆からみると悪かもしれない、
ものごとをいろいろな面から見てみよう、いろいろな面から見れるようになろう
そしてそれを子どもたちに伝えていこう、
子どもたちはあなたの背中をみているんだよ、どんな時もみているんだよ
というようなメッセージだったかなと思います。

しかし、一番どーしようもないのはプリンス・チャーミングだと思うね。
なんだコイツ・・・誰だこの俳優。
と思ったらクリス・パインだったｗ
カーク船長とは気づきませんで・・・なかなかに歌もうまかったんですけど。
シンデレラ、お気の毒です。パン屋のおかみさんも。

ちなみにジョニー・デップの出演はほんのちょっと。
なんであんなにジョニー推しなのかがナゾ。