『ガソリン生活』

語り手は「車」です。

斬新だ～。

車輪の数が多いので、クルマたちが尊敬する列車。
踏切で先頭になると、列車と話せるから（だがしかし、列車は速いので一言程度）
どきどきワクワクしている車の様子とか、
伊坂さんて、どんな想像力を持っているんだろう♪

車は人間（持ち主家族）の言葉を理解するし
車同士で情報交換もしているけれど
それを持ち主（人間）に伝えることはできない、というのがもどかしい。

いつか別れの日が来ることを、密かに恐れている車。
ちょっぴりシュンとしますね。

うちの車も大事にしてあげないとな～と
最後の最後に再度思いました。

こまっしゃくれた弟くんがイイ味出してます。