空色のきもち

晴天の日も、雨の日もあるけれど、好きなものと一緒に毎日を過ごしています。

『ローマ法王に米を食べさせた男』

2015-10-06 22:55:30 | 本の森
『ローマ法王に米を食べさせた男』高野誠鮮 を読む。

ドラマ「ナポレオンの村」の原案。

限界集落、過疎地域、の町おこしの話ではありますが
自分の現状に置き換えて考えることもできる、
根本的に、場面が違うだけのことで、どこにも当てはまることのようにも思いました。


人間には3種類いるといわれているんですね。
いてはいけない人、いなくてもいい人、いなくてはならない人。
町の人たちから、お前たちはなくてはならないんだと言われているだろうか。
あるいはそういった認識を持たれているだろうか。

自分たちが町にとって必要な人間かどうなのか。
それを決めるのは自分たちの行動。
それを周りが見て、評価をするのです。
そう考えたときに、今までの自分たちは、単なる評論家だ。
町おこしに評論家はいらないやという話になっていったんです。

さらに自分たちの町を1人の人間にたとえてみたんです。
たとえば自分の右手にナイフを持って、左手を刺す人はいませんよね。
ところが人間同士、あるいは家族同士、家同士が集まって、
地域社会を作ったり組織を作ったりすると、そういう傾向になってくるんです。


深いなぁ・・・と自分を顧みる。


もっと単純に、「コスモアイル羽咋」へ行ってみたい!

おお! ここにも宮沢賢治が出てくる!

と思ったりもする。


そして、もちろん、頭ではわかっている以下のこと。
自然栽培をやってみてわかったのは、地球上には余計な生物は1つもいないんだってこと。

自分は評論家になっていないか。
時々戒めなければいけないことだと。

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