空色のきもち

晴天の日も、雨の日もあるけれど、好きなものと一緒に毎日を過ごしています。

シング・シング・シング

2007-09-16 21:45:26 | 本の森
クラシック専門のようにエレクトーンを弾いていた娘。
路線変更をした? と思ったら、今度はジャズ&ブラスに傾倒中。
折りしも、吹奏楽部でまで“シング・シング・シング”。
したがって、家での音楽はジャズ流行りです。

『スウィング ガールズ』を読む。
映画の原作本です。
なんとも“能天気”な数学補習組の面々が、サボるために
野球部応援に行く吹奏楽部が頼んだお弁当を届けに球場へ。
(ここで出発に遅れずに弁当屋が到着していれば
何の問題もなかったわけではあるのですが・・・)
つまみ食いはする、駅で下り損ねる、炎天下を長時間歩いて弁当を腐らせる・・・
ありえないくらいのエピソード満載。
さらに食あたりで吹奏楽部全員救急車で搬送される(a boy 除く)

さて、これでこのいい加減な女子高生がビッグバンドを組んで、
たった10日で一曲できるようになる・・・
野球部応援直前に吹奏楽部復帰で発表の機会を奪われる。

楽器を触ったことのない、譜面の読めない女の子が
実際のところそんな短期間で演奏までこぎつけることが出来るはずがない。
ってそういうことは置いておいて
映画でのスウィングガールズは、精一杯演奏していたっけ。
うまい演奏は結構あるけれど、
楽しいって伝わる演奏はうまいヘタとは違った次元であるらしい。

ジャズにのれずにいたのが嘘のように結構のりのりで演奏している娘を見ていると
体のどこかに“スウィング”は眠っているのかもしれない、と思う。

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