空色のきもち

晴天の日も、雨の日もあるけれど、好きなものと一緒に毎日を過ごしています。

earth

2008-03-05 22:57:01 | 映画の世界
前々からみたい、と思っていた映画「earth」。
やっと本日見てきました。

新しくできたシネコンへ。
大きくなったショッピングセンターに併設され、
実に12のシアターができました。
便利、きれい、ゆったり。おまけに全席指定。

北極から始まり、赤道を経て南極まで。
その間の自然の違いや、生物の営み。
音のない世界から、羽音や鳴き声に満ち溢れた世界へ。

声高に「自然を守ろう」ではなく、どちらかというと淡々と映像が流れていきます。
ほとんど暮らす動物のない針葉樹林の雪の中で足音をほとんど立てずに歩くオオヤマネコ。
一瞬の映像だったけれど、なんだか印象に残りました。

花の咲く瞬間の音。
水を得て喜びに満ち溢れて遊ぶ象を水中至近距離からとった映像。
北極ではしろくまが飢えて死をかけた狩りに挑んでいるのに
赤道ではゴクラクチョウがユーモラスな求愛のダンス。

いろんなところでいろんなドラマがあるんだなと実感。
そして人間の生活が、こんなにもいろいろな動物に影響しているのだということも。

快適だけを追い求める生活は、ゆがみを生むのかもしれない。

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2 コメント

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ほんとに・・・ (あまぐり)
2008-03-05 23:26:09
淡々と描くからこそ人の心に訴えるんだと・・・思ったわ・・。
この映画・・・。

オオヤマネコの姿がつぼだったのね・・。

環境テロリストの人たちに・・・こういう訴え方を学んでほしい・・。

私たちに何ができるんだろうね・・。あの白熊のために・・。
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>あまぐりさん (しずく)
2008-03-06 10:44:20
いいものみました。

いろいろツボはあったんですが、目に射抜かれたというか・・・。
シャチもがっば~~~ってすごかったですよね。
あの映像、どのくらい離れてとってるのかって、不思議になるくらいのが続々でしたね。

しろくまのために。何だろう。
「はちどりのひとしずく」みたいに、できることを「淡々と」が、大切なのかもしれませんね。
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