空色のきもち

晴天の日も、雨の日もあるけれど、好きなものと一緒に毎日を過ごしています。

『ミ・ト・ン』

2018-04-24 23:29:22 | 本の森
『ミ・ト・ン』小川糸 を読む。

昔ながらの暮らしを守る国ルップマイゼで
波乱に満ちながらも慎ましく温かい生涯を送った女性マリカ。
彼女のそばにはいつも神様の宿る美しいミトンがあった―。


丁寧に、大切な人のために
あるいは、使ってくれる人を思い浮かべながら
模様に祈りを込めながら…

そんなふうに作ってみたい。


そうだった。
私も手の込んだ編み込み模様のニットを編むのが大好きだった。
複雑な幾何学模様とか。

パッチワークも
アップリケよりも細かいピースワークが好きだった。

そんなことを思い出させてくれた本でした。



小川糸さん、
以前読んだ本が何だったか忘れてしまったけれど
ちょっと私には合わないのかも…と思った覚えあり。
でもこの本は大丈夫。
時間を空けてほかの本にトライする、は
意外な、改めての出会いでもあるのですね。
食わず嫌いはイカンね。

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