ダレン・シャン

息子が大好きだった本の映画化。

映画化する、する、という話はずうっと前にきいていた気がするけど
この手の本は映像化するのは難しいような気もする。

げんに息子は「自分のイメージが壊れるとガッカリだから見ない」キッパリ言い切る。

厚い本、連続する本が苦手な娘は案外ホイホイと見たがる。
本当は、現実にはありえないこと、いないものを文章から想像する、
気持ちの移り変わりを言葉の端はしから読みとるっていうのも
いろんな文章に触れてないとできないことなんだけどなぁ。
できるようになってほしいことでもあるのに。
本を読む時間っていうのは、なかなかないらしい。
まぁ、その歳になってからこの手の本「ばかり」読んだとしたら、
ちょっとそれもどうよ？ではあるけど。



私個人としては、記憶の隅に残っていたイメージや登場人物と
かけ離れたものになってしまっていた、なんてこともなく
そんな話だったね、と思って観た。

ちょっとおとなになりすぎてしまって
昔の話によくでてきた「見世物小屋」とは・・・
見世物にされてる人たちって・・・・とか、
話とは別のところに意識が飛んでしまったりもする。

子供のころなら笑えたことでも
年を重ねると笑えなくなることってのもあるわけだよね。

しかし最近の映像ってのはよくできてるね。
あんまりあれこれ考えすぎずに観る、いろんなのをみる、
そんなのもアリかなと思ったりもする。