空色のきもち

晴天の日も、雨の日もあるけれど、好きなものと一緒に毎日を過ごしています。

ふと目に留まること

2016-02-27 22:39:10 | 出かけてみた
怒涛の一週間を乗り切って、ほとんどやる気ゼロの休日。
これといった予定もなく、休息日でもよかろう・・・
と思っていた時に、友人からのLINE。

「暇な土曜日なり~」とつぶやいたら
「仕事に行けば?」と返された。

むかっ!
私はそんなに仕事フリークでもなけりゃあ、仕事以外にやることもない人じゃないわよっ!
と思ったけれども、グダグダしている自分はそう言い切れもしないかも・・・・

駄目だ、だめだ!
お昼はせめて、体にいいものを食べよう!
と、お昼の調達に出かけ、ついでに図書館へ立ち寄る。

眼の状態が悪いので、あまり本を読む気にはならないから
CDを借りていこう、と立ち寄った視聴覚室。

偶然目に留まったのが
「これから読書はもっともっと面白くなる!
  ~ミシマ社、三島で語ります。~」
という図書館講座。

へ~、ミシマ社さんだ。へ~講座かぁ。
いつやるの?

え? 今日??

どうするどうする? 聴きに行っちゃう?

ミシマ社さん、小さな出版社さんではありますが
常日頃いろんなところで(例えば、行ってみたいなと思っているお店で対談してたり、
ミシマ社の本がどうこうという文章に行きあたったり)
なんとなく目にしていて、自分の中で mille booksと並んで注目中の出版社。

うちでぐずぐずしていたい気持ちと天秤にかけて、聴きに行くことにした。
しかもわざわざ一度家に帰って出直したw
えらいじゃないか、私w

どんな思いで出版業をしているか、
どんな本を作りたいと思っているのか。
本屋に入って、目的とは全く違うジャンルの棚の前を通りながら、
ふと目についた本を手に取ってしまう、ような出会いをする本のこと。

そんな話を聞きながら、私の原点ってなんだろうな、と考えていた。

「この街(三島)はいいところだから、来るだけで癒される気がする」
というけれども、住んでいる私には、それが普通で、それなりにギスギスもして、
このように仕事フリークにもなりかけているのかもしれないけれど。
そういえば、自分の感覚を、大事にしてなかった最近なのかもしれないとも思った。

ふと目に留まること。
自分のアンテナに引っかかって「あ!」と思っても、次の行動につながらないこと。
日常に「あ!」は潜んでいるし、感じていないわけでもないのだろうけれど
そこで立ち止まらずにスルーすることが当たり前になって
「今日も昨日と同じ、何の変哲もない一日だった」
となんとなくつまらなく過ごしてしまうこと。
情報過多の時代で、考え事をしていても、次々次の情報が来て
消化しきれないうちに、積み重ねられて、「あれ?今何やってた?」になりかねない毎日。

私の原点、やりたいこと。

そんなことをゆっくり見つめなおす一日になった。
もうすぐ3月。
また一歩踏み出せそう♪
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 懐かしいアルバム | トップ | 『計画と無計画のあいだ』 »

コメントを投稿

出かけてみた」カテゴリの最新記事