空色のきもち

晴天の日も、雨の日もあるけれど、好きなものと一緒に毎日を過ごしています。

『昨夜のカレー、明日のパン』

2014-07-04 21:23:30 | 本の森
『昨夜のカレー、明日のパン』木皿泉 を読む。

夫を亡くしたテツコ、息子を亡くしたギフ(義父)。
2人の生活と、それを取り巻く人々のお話。

9つの短編が、それぞれ違う主人公目線で語られている連作長編。

「ほんとうに辛い時でも、ふとした微笑みは生まれるものかもしれない」
というある意味当たり前なことを改めて感じたり
「思い出を残すというのには、必ずしもモノやカタチが必要なわけではない」
なんてことを考えたり。

生きていくのも大変だ・・・。



優しい言葉で、優しい雰囲気で
ほんわりします。

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