年度末

退職されるかたを見送った。
びっくりするくらい、退職の当日まで働いて、去っていった。

思うのは、準備が整うのを待っても
これで万全！
何の心配もなし！
の状態にはならないのだなぁということ。

人生には思いもよらないことも多々起きるし
できない言い訳はいくらでも出てくる。
そして容赦なく時間は流れていくんだ。


彼女が退職することを知ってからの日々、
そのあとのことを考えると憂鬱になった。
そしてウントダウンが始まったころから
容赦なく、「そのあと」に備えるべく、指示メールがばんばん送り付けられてきて
今の仕事に上乗せされるそれらをいつやるのか？と、あたふたすることにもなり。

あたふたしているのに周りにはそう見えない模様で、理解されないと感じたり
「できるできる、しずくさんなら」などという、根拠のない励ましに若干いらついたり、
「（そのうちの一つに対して）それはそんなに大変じゃなさそうだね」というので
「うん。ではぜひ担当して！」というと
「むりむり、できない」と即答されることに、むぅぅぅ…となったりもする。

でも、そんな感情に振り回されるのはやめる。

私にもやりたいことがある。

仕事の時間はきちんと仕事をするけれども。

やりたいことに向かって、ちゃんと一歩を踏み出そう。
いままで準備してからでないとできない、
やり始めて、途中で投げ出さないようにしないと…
と思っていたけれど、それではいつまでたっても歩きだせない。


思い立ったが吉日！
というわけで、いろいろ引っ張り出して
ごそごそやっていましたが…
やっぱりとても時間がかかるということはわかった。

もしかしたら、出来上がりまでいかずに挫折するかもしれないけれど
材料のまま置いてあっても、それは使えないものだし
中途半端にしてもったいないのと
材料のまま置いてあってもったいないのとでは
どちらがもったいないのか？？
もしも要らないものであるなら、きちんと見切りをつけたほうがいいってもんだよ。

時間も気力も十分ある！
なんて時は、きっと来ないということも、もうわかったよね。

ぞんなことを自分と話しながら。

動きだせ、私。