不調で終わった日

何かが変だ。
調子が悪い。
体調ではない。
しかし、得体の知れない何かのせいで、胸騒ぎが止まらない。
かの受信料は知らないうちに年間払いをしていたようなので、その事ではない。


出社すると加熱式たばこgloの本体を忘れた事に気づく。
そのせいではないが、今日は思うように仕事が捗らない。

考えなければならないことがある。
誰にも話しかけられずデスクの上で1日過ごせれば、何とかなるかもしれない。
それは不可能だった。検収すべき書類が立て続けに襲ってきた。
イライラする。
少し頭を整理しよう。
しまった、gloを忘れた。

検収を終えて今度こそ思案の時間だ。
その前に、少し頭をリフレッシュしよう。
あ、gloを忘れた。

もはや何から考えるべきかわからない。
処理しなければならない書類に気付いた。
これを処理したらもう帰ろう。
どうせ、gloもないし。

古より良いアイデアが浮かぶ場所のひとつとして、馬上が挙げられる。
これを電車の移動中と都合よく解釈しよう。
ライナーで座っていれば、何か思いつくかもしれない。
しかし、こんな日はライナーとタイミングが合わない。行ってしまったばかりだ。
ライナーは、東金市の11時台のバスほど頻繁には来ないのだ。

グリーン車にしよう。
しかし、座れない。
川崎で何とか座れた。
200円損した気分。

やはり、今日は何かがおかしかった。
明日はきっといい日になるハズ。
頑張ろ。

明日を乗り切ればボクシングだ。
ヤバい、ギターのコード覚えてない。
歌詞はいっか。