今年4回目になる津軽三味線日本一決定戦が、5月2日と3日の二日間開催されました。
今年からC級が設けられ、より広く参加できるよう配慮されていました。
参加者は九州から北海道までいて、日本全国に津軽三味線が広まっていることを感じました。
今年は特に若い人の成長を感じる年でした。C級B級ともに上位3人は10代が占めていました。次代に期待が持てます。
日本一決定戦では昨年に日本一がいなかったためか、毎年出場している方々の演奏がどれも一年前より格段によくなっていて、この一年間の努力と気合が感じられました。
素晴らしい演奏が聴けた二日間で、来年またこの大会を見に行くのが楽しみです。
大会中には何度か演奏中の会話は控えて欲しいとのアナウンスがありました。
私も真剣に聴きたい一人なので周囲の会話には困ってしまいましたが、青森では元々民謡などの公演会では聞き手が演者の批評をすることが習いだったと聞きます。
津軽三味線の曲弾きでは、掻き回し(早くて短いフレーズを連続して演奏すること)の際に会場から拍手が沸きます。
この拍手には「いいぞ、がんばれ!」の意味合いがあって、演者はこの拍手がないと気持ちが盛り上がらないとも聞きます。
津軽三味線はこのような双方向の感情の中で育ってきたとも言える音楽です。
その意味ではクラシックではなくロックやポップスに近いかもしれない青森スタイルです。
私は昨年から色々とあって、しばらく三味線を触っていなかったのですが、津軽三味線という魅力的な音楽をたしなむ者の末端として、こんな美しい音の一つでも出せるようになってみたいという気持ちをまた感じました。
今年からC級が設けられ、より広く参加できるよう配慮されていました。
参加者は九州から北海道までいて、日本全国に津軽三味線が広まっていることを感じました。
今年は特に若い人の成長を感じる年でした。C級B級ともに上位3人は10代が占めていました。次代に期待が持てます。
日本一決定戦では昨年に日本一がいなかったためか、毎年出場している方々の演奏がどれも一年前より格段によくなっていて、この一年間の努力と気合が感じられました。
素晴らしい演奏が聴けた二日間で、来年またこの大会を見に行くのが楽しみです。
大会中には何度か演奏中の会話は控えて欲しいとのアナウンスがありました。
私も真剣に聴きたい一人なので周囲の会話には困ってしまいましたが、青森では元々民謡などの公演会では聞き手が演者の批評をすることが習いだったと聞きます。
津軽三味線の曲弾きでは、掻き回し(早くて短いフレーズを連続して演奏すること)の際に会場から拍手が沸きます。
この拍手には「いいぞ、がんばれ!」の意味合いがあって、演者はこの拍手がないと気持ちが盛り上がらないとも聞きます。
津軽三味線はこのような双方向の感情の中で育ってきたとも言える音楽です。
その意味ではクラシックではなくロックやポップスに近いかもしれない青森スタイルです。
私は昨年から色々とあって、しばらく三味線を触っていなかったのですが、津軽三味線という魅力的な音楽をたしなむ者の末端として、こんな美しい音の一つでも出せるようになってみたいという気持ちをまた感じました。