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夏は糠漬け

2010-07-15 | 料理
1ヶ月前に発酵済みの糠床というものを貰ったので久し振りに糠漬けを漬けだしましたが、これが美味しくない。
真空パックに入った発酵済みの商品だったのに、塩分が多すぎるのと発酵が未熟のため糠漬けらしい味ではなかったので、甕に移して美味しい本格的糠床にするべく2週間。
捨て漬けや香り付けをして、発酵を進めるためと塩分調整のために糠を足し、やっと美味しく漬けられるようになりました。
2週間もかかるのなら糠を用意して初めから作っても同じような気もするのですが。

糠漬けは大変だとよく言われていますが、何十年物の糠床が良いというわけではないと思っています。自分でも何度か作っていますが、発酵食品ですから新鮮な発酵状態の時が美味しいと感じます。
昆布・にんにく・生姜・山椒など香りや風味付けを使えば、比較的短時間で糠床は出来上がります。
糠漬けにして美味しい野菜は夏野菜が多いので、夏の間だけ使ったら秋には捨ててしまう。
この先何年も、と思うから大変なので、夏だけのものと思っていれば気軽に始められます。
今年の夏の間はキュウリの糠漬け。季節感があって良いものです。






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