隣町、本庄市の気になるスポットに行って来ました。
1.本庄市立歴史民俗資料館
旧本庄警察署で、134年前の建物ですが、戸建て
住宅のデザインになりそうな建物でした。
建て増しで若干迷路のような内部ですが、懐かしさを
感じさせます。
ここには、笑う埴輪がありました。
3体で紹介されていましたが、1体は貸し出し中か
展示されていませんでした。 管理人に聞くと
展示品に関する知識はなく、鍵管理のみの、シルバー
さんの様でした。
もう一つ気に入った埴輪が
日傘でしょうか? 良い味出しています。
こちらも良かった
実用的な弥生時代より、凝った飾りのある縄文の
土器の方が情熱的ですね。
2.旧本庄商業銀行煉瓦倉庫
ちょっと前まではケーキ屋さんだったところ。
繭を担保にお金を貸していた銀行の繭の貯蔵倉庫で
内壁を漆喰を塗って、温度の安定化を図っていた。
本庄市では、この倉庫の保存のため漆喰を剥がし
耐震補強をして、公開し、貸し出しもしていました。
壁の漆喰の剥がし具合が抜群で、PCの壁紙に
ぴったりですよ
3.塙保己一記念館
群書類従を編纂した塙保己一。
これしか知りませんでしたぁ~。
編纂とは?? 編集して出版することとありました。
日本の古代からの、重要と思われる書物を集めて
編集しなおして、版木を起こしなおして出版。
かなり借金をしながらの事業だったらしく、子孫の
代までかかり返済したようです。豪商の鴻池からは
借金と援助をしたようで、金持ちながら良い事を
していますね。
驚いたことに、群書 類従の版木は、東京の空襲の際も
何とか類焼を免れ、出版可能とか。
また、デジタル化もされて、資料文献としても、
未だに研究に使われているとのこと。
盲目ながら、リーダーシップと先見の名がある人と
改めて感心しました。
- 以上 -