それで、今まですべての哲学を通じて、宗教を通じて、人間たちはそれを探しに探しましたが、その解決点を皆見れず、今はすべて放棄状態に至ったのです、それが現世の人間の立場だというのです。(一三七・八一)今まで人間達の歴史的な願いが何かというと、真の父母に侍る事です。真の父母を迎えるためのものなのです。神様がイスラエルの国とユダヤ教を立てられたのは、メシアを迎えるためなのです。メシアが誰かというと、真の父母です。また、キリスト教とキリスト教文化圏を作ったのは、再臨主を迎えるためなのです。再臨主は誰かというと、第三次アダムとして来られる真の父母です。
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真の父母が来られる時になれば、世界のすべての国家が兄弟の因縁を持つので、第二次世界大戦後に、戦勝国家が敗戦国家を全部解放させるということが起こったのです。これは、兄さんの立場から弟を叩いて捕まえたので、そのような非正常的な歴史的現象が起こってきたのです。
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歴史が願いつつ訪ね来た事が何かというと、真の父母に会う事です。宗教が出てきたのも、真の父母に会うためです。世界が出てきたのも、真の父母を探すため、国が出てきたのも、真の父母を探すためです。真の父母の道を備えるために出てきたのです。(五一・三五四)
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・ 歴史と真の父母P.51
今まで宗教は何をしてきたか? 真なる息子一人に会うための努力をしてきたのです。神様は、真なる息子一人をお探しになるために、今まで苦労されたのです。それゆえ、宗教の教祖たちの中には女がいません。皆さん、宗教の教祖の中に女がいますか、いませんか? いないでしょう? 全部男でしょう? これは、真なる息子一人を作るために、繋いできたという事を意味します。一段階、二段階、三段階、百段階…。このように上がって、最後のバトンを受け継いで勝敗を決定しうる一人の主人公、息子を探してきたのです。これが今までの歴史です。(四一・二八)
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神様が宗教を作って何をするのだろうか? 何をしようというのか? 神様が宗教をなぜ作ったのか? 世界のぼろきれ、大きなぼろの版図を作るためのものではありません。目的は簡単です。神様が真なる愛で愛する事ができる人を探すためなのです。その一人を探すために、愛の環境的要件の中で、神様が守って、相対的な一人を探せばおしまいです。愛が、二つ、三つ必要ですか? 同様です。(一七三・三四)
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神様の復帰歴史は、真の父母を立てるための歴史であるとも見る事ができます。それゆえ、カイン・アベルから今日に至るまで、天は内的に真の父母を復帰するため、摂理してこられました。誰でもこの目的を成すための根本摂理に敵対したり、妨害したりすれば、彼は天道の前に捨てられるようになり、結局滅びるしかありません。(九・一〇)
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歴史に通じるものは何か? 神様の解放は、真の父母と一つになって、地上のすべての祭物を捧げる事ができるサタンの讒訴条件を清算しなければなりません。それを清算しなければ、皆さんが行く事ができません。皆さんがどのように神様の心情的所有権に逢着するか? 皆さんの父母と皆さんと万物が、平行線上で神様の所有であると決定しうる場を持つ事ができなかったのです。これを蕩減復帰すべきです。(一三七・二六九)
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・ 復帰摂理歴史は真の父母を探すための歴史P.52
神様のみ旨に代わって、この地上に現れるべき真の父母はどんな方か? 万物に代わって、サタン世界と闘い、万物を主管しうる立場を収拾して、人間に代わって人間世界を主管しているサタンを壊滅させなければならず、霊界とも対決して、数多くの霊人たちまで主管できる絶対的な位置を構築しなければならない方です。真の父母にはそのような使命があります。
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