24
お父様!
私たちはあなたが求められる勝利の国を立てるため、この体を克服して導き、すべてのものを捧げていく覚悟をしなければなりません。
あなたがそれほどまでも求めてこられた勝利のひと日を、私たちは必ず見てから死ななければなりません。
あなたが望まれた勝利の国を、私たちが必ず建国してから逝くべき責任があることを痛感しなければなりません。
また、私たちはその国を立てる勝利の民族となることを願って進まなければならず、私たちがそのような民族を創建することのできる、一つの氏族の姿を身代わりし得る聖なる群れとならなければなりません。
少数の群れでもって全体の価値を身代わりしようとするお父様のみ旨の前にあっては、苦労の過程を経ないわけにはいかず、鍛練と試練と受難の過程を経なければならないというのが、歴史過程の実情であることを考えるとき、私たちがこの道を正当に歩んでいくことができるようにしてくださることを、お父様、懇切にお願い申し上げます。
お父様!
私たちにお命じください。
今、私たちの心は焦燥しなければならず、体は一つの所に向かって忙しく走っていかなければなりません。
自ら覚悟し、行きに行くべき姿であることを悟り、あすの遠い道に向かって走っていかなければなりません。
行くべき道を行くことだけが私たちの責任ではなく、開拓者の行路を手探りしていくべき責任が私たちにあるというこの悲しい事情を、私たちは知らなければなりません。
私たちの前に喜びと栄光と歓声が待つのではなく、闘いと悲嘆の曲折と、開拓すべき未開地が展開されていることを知り、それを凝視しながら行かなければなりません。
私たちが耐えてきた過去を誇るのでなく、今から耐えていくべき自らを誇ることのできる立場でなければ、この道を克服していくことができず、勇士としてあすの勝利を誓うことができないという事実を知らなければなりません。
私たちは、その国を主管なさり、その国を愛され、その国で権限を持たれるお父様に侍ることのできる日を望みながら行かなければなりません。
私たちが今、そのような環境は持つことができないとしても、これから近づく試練を越え、心の世界ではお父様に侍り、その国を望まなければなりません。
私たちは生活舞台で、開拓者の使命を遅らせる群れとなってはならないので、この時間、再び覚悟するようにしてくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。
今まで私たちはひ弱な群れでした。
ですが、私たちは手をつなぎ、体と体を合わせ、心と心を合わせ、心情と心情を一つに束ねて、あなたが運行なさることのできる一つの強固な基盤とならなければなりません。
私たちは千里万里まで飛ばすことのできる一つのミサイル基地のような者とならなければなりません。
お父様!
私たちに力をお与えください。
ひ弱な者たちを同情の心でもって抱き育ててください。
あなたが願われる目的の前に加担することのできる価値的な内容を私たちに付与してください。
このすべてを真の父母のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1970.11.1)
25
お父様!
あなたが願われるみ旨を、きょう統一教団と共に、この民族と共に成就してください。
あなたが望まれる創造理想を、全人類が一つとなって成就しなければならないということを知っています。
一つにするためには、主役を担う責任者たちがいなくてはならないでしょうし任せられた責任が大きければ大きいほど、その責任を果たすべき中心的な存在たちがそこに対応し、克服の路程を行かなければならないであろうと思うものです。
今、私たちに任せられた使命が大きければ大きいほど、現在の立場で強固な土台を築き上げ、周囲からどのような試練の路程が押し寄せてきたとしても、これを克服して消化し、吸収し、除去することのできる主体的な力の母体とならなければならないということを思います。
お父様、それゆえに私たちはお父様に頼るものです。
お父様は歴史路程を経てこられながら、私たちが受けている受難と患難よりももっと難しい受難の峠道を耐えてこられたことを知っています。
そのようなあなたから教訓を受けながら、あなたが指示なさる命令に従って、あなたの目的を勝利的に成してさしあげるために生きていく私たちが、環境に偏る度ごとに、私たちを主管なさり、管理してくださるお父様の手厚い愛を望みながら従っていますので、お父様、このような子女たちを記憶してください。
今後近づく試練の舞台が小さくなるのではなく、だんだん大きくなるであろうということを思うとき、私たちが統一すべき力の比重も大きくなるべきことを知っていますので、お父様、私たちが行く道にあなたの大きく広い愛の心で、あなたが先に成されながら、哀れみの心で導いてくださいますことを、再三お願い申し上げます。
流れていく歳月とともに自分の位置を失ってしまい、流れる波濤に押し流されていく人となってはなりません。
流れていく波濤がいくら強いとしても、それを切り開いて越えていくことのできる一つの磐石の土台となって、激しい流れの中でも自らの姿をはっきり表すことができ、正体がはっきりしたあなたの子女とならなければなりません。
そうでなくては、私たちが達成すべき所期の目的と行くべき道をすべて走破することができないという事実を知り、一心団結してお父様が残されたみ旨のために正道の基準を見つめながら、毎日毎日開拓者の使命を遅らせないよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、すべてを真の父母のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1971.3.7)
26
悲惨な歴史を解怨成就するのか、できないのかという問題が、今日私たちの進退にかかっているという、とてつもなくもおそれ多い立場に私たちがいます。
その立場においては、生きようとしては神様を身代わりする勝利の将兵として現れることができないことを知っています。
勇猛な天の勇士が必要な時です。
ヨシュアとカレブを覚醒させ天がカナンの地を望ませながら、強く雄々しくあれと促した時が、正にこのような時でした。
ゴリアテの前にひ弱なダビデを立てたとき、ダビデは天を信じていで立ちました。
彼の着たものはぼろぼろでした。
牧童の身であり、家もなく村もなく、文化と伝統も備えていないみすぼらしい姿でした。
今日、統一教会の群れもさながらそのような身です。
世界の共産党の前に裸ん坊のような私たちは、ゴリアテの前に現れたダビデのような群れです。
私たちは棒切れも持っていませんでした。
ぼろの服を着たほかには何もありません。
しかし、お父様を愛する心、お父様を信ずる心は、その国に主権を持っている誰よりも強いのです。
その主権を持っている国民の強い力よりも、お父様をもっと信じています。
お父様、保護してください。
お守りください。
私たちの運命に決着をつけるべき時が近づいていますので、行く道をお守りくださり、お導きください。
あなたが自由の天地を見つめ、あなたがこの地にお座りになって蘇生するこの地を、天地を主管なさり得る日が来ることを望むものです。
これが孝子の心であり、この道に従うあなたの子女たちの心であることを知っています。
行くべき道だけが私たちの道であり、行くべき使命が私たちの使命であることを知ったがゆえに、今、私たちはまた行かなければなりません。
統一戦線守護のために、またいで立たなければなりません。
この民族をつかみ、涙でもって私たちが訴えなければならず、最後の日が来ると言って、覚醒してあげるべき責任があることを知っています。
その責任を私たちが果たせない限り、栄光の国、栄光の場は近づき得ないことを知っています。
真の栄光のひと日を恋い焦がれた大韓民国の民をお父様が記憶してください。
この者たちを捨てることなく探し求めてこられたあなたのみ旨が、恨みを残すことのないよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げ、すべてを真のご父母様のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1972.11.5)
27
私たちは神様とサタンが怨讐となったそれを解決すべき主人公とならなければならず、媒介体となるべき立場にいるということを考えるとき、逆境と試練を問題にしない強く雄々しい群れとならなければならないので、お父様、力をお与えください。
強く粘り強い力をお与えください。決意に燃えても、直ちにそれが消える人とならず、一日の炎が千年を燃やして余りある、このような意欲に燃える天の勇者にしてくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
幼いダビデの視線には希望の光が差し、その心には天の感化を残すことのできる同族愛の心情が民族を越え、天にまで至ったことを知っています。
そのように、ここに集ったあなたの幼い子女たちの胸にも「天を求める道の前に何ごともできないことがない」という信念に燃えることのできる、すべての感覚を許諾してください。
五官を許諾してください。
ぶつかって行い、消化させられないもののない、そのような自主的な人間にしてください。
環境がこの者たちを占領するのでなく、環境を占領することのできる主体的な人間として、お父様、育ててくださらなければなりません。
そうすることのできる人を、あなたが必要とすることを知りました。
時が過ぎる前に、それをすべき歴史的な使命が私たちの目の前に横たわっています。
これ(=環境)をおいて後退するのでなく、これを打って押しのけ、除去し、前進すべき私たちの使命があります。
残されたそのひと日とそのみ旨が私たちを呼んでおり、人類の解放のひと日を私たちのために準備なさるお父様の心情が、私たちを保護しています。
最後の勝利の盾を取り、天と地を身代わりして勝者の権威を備えた勝勢のある者を、お父様が誇りたいということを知っています。
それだけでなく、お父様は私たちを万民の前に立て、サタンの前に立て、「私が愛することのできなかった者を、私が今、このように愛した」と語ることのできる、神様の愛を根こそぎ受けるに不足のない息子・娘となる時まで、いろいろな受難の道を通して耐え、闘い、勝って残されなければならないということを悟る群れとなるよう、許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
重要な人となるためには、より犠牲になり、より公的であり、より自分自らを放棄する立場に立ち、そうしながら冒険を断行することのできる人とならなければならないことを悟るよう、許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、すべてを真のご父母様のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1973.6.10)
28
お父様!
長たらしい歴史的な蕩減時代は過ぎていき、歴史的な新しい時代が私たちの目前に近づいてきました。
そのように手ごわく、そのように威厳を持ち、私たちに攻勢だったすべての怨讐たちは、既にみな斜陽の道に近づきつつあるのを目の当たりにします。
天が怨讐たちをそのような立場においておかれるのは、ひと時に全体を救うため、摂理の版図を広げるためであり、清算することのできる一時代の分別基準を立てるためであることを思うとき、私たちは彼らのために、彼らにまでも生きる道を開いてあげなければなりません。
イエス様が十字架で亡くなられるとき、十字架にくぎを打つローマ兵のために福を祈ってあげたのと同様に、私たちは実体的な現場で実体的に彼らを救ってあげる救世主の使命を代役することのできる私たちとなることを、新たにお誓い申し上げます。
出発を誓う時間となったことを心から感謝申し上げます。
教会が問題でなく、国が問題でなく、世界が問題でなく、私自身が問題であることを知り、私自身の罪を自ら清算して、天国まで向かうことのできる福地の土台を準備しなくては、その天国は私とは関係がなく、いくら統一教会の理念がいいとしても、この理念と私とは関係を結ぶことができないということがはっきり分かったと思いますので、どうか自らを批判しながら、昔アダムとエバがエデンで堕落したその基準を越えて、天だけを思うことのできる子女たちとなるようにしてくださり、光り輝く新たな歴史時代に入るようにしてくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
始めを正しくすることにより、過程が正しくなるのであり、終着点が正しくなることを思います。
今後、私たちを導いてくださるお父様のみ旨が、どれほど歴史時代を見つめながら現れたみ旨であるかを知り、お父様が最後の激戦場に立てた私たち自体が、どれほど強く雄々しくなければならないかということを知りました。
ゴリアテの前に現れたダビデは、たとえ牧童のみすぼらしい姿であったとしても、天を貫き、地を貫いて、天の保護を信じていで立ったがゆえに、ゴリアテが屈服したことを私たちは知っています。
今日、統一教会はこの上なく小さいものですが、思想的な基調で見ても、何で見ても、このゴリアテの前のダビデのような姿を身代わりしようと、身もだえする群れとならなければならないことを知っております。
私たちは強く雄々しくなければなりません。
徹頭徹尾一貫した信念を持ち、世界のどのようなものであったとしても、突破していくことのできる、直行することのできる信念に燃える統一教会の青年男女たちとなるべきことを強調しています。
その位階に連なっている分子たちが私たちだということを考えるとき、歩調を合わせ、同じ呼吸と同じ脈拍の鼓動の音を聞きながら、命令の前に順応し、自ら誓って一線に向かって駆ける天の勇士たちとなるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、すべてを真のご父母様のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1975.1.5)
29
万宇宙の中心であられる天にましますお父様!
あなたの理想とともに全被造世界は顕現されましたので、あなたの愛とともに連結されて、万宇宙の中心たる人間とあなたが望む愛の巣を、この天宙に実現するための聖なるみ旨の完成を表してください。
このような使命を目の前にして、創造の偉業を成就させようとされるお父様の前に、地上の父母として責任を果たすべき人類の始祖たちが堕落することによって、悲痛なる歴史を編み、あなたの理想の世界は蹂躙され、愛の世界は十字架にくぎ付けられましたので、お父様の歴史的な労苦の前に、先祖たちを身代わりして謝罪申し上げます。
それだけでなく、この世界に広がっている人類は、神様はいないと言い、神様を知らず、神様に背く者が多く、神様はいないという共産主義が膨張する中、善の基準を混乱させ、あたかもうそと不義がすべてのものの中心であるかのようにのさばるようになった、このすべての悲しみの結果に処した人類をかわいそうにお思いになり、統一教会をお立てになって、個人を収拾し、家庭を収拾し、氏族、民族、国家、世界、天宙まで、混乱したすべての人間像を収拾するために、今まで地上で苦労されたお父様の労苦を思いながら、このために来ては逝った歴史的なすべての聖賢たちとイエス様と再臨時代の真の父母にまで受難の道を行かせた人類のすべての罪をお許しください。
また、それだけでなく、今、連結される後孫たちにまで現世の苦痛と経てきた過去の苦痛を中心として、蕩減条件の因縁が残されるという恐ろしさを知っているがゆえに、私たちはホーム・チャーチを中心として、それぞれ個人から家庭、氏族、民族、国家を越えて世界の前にこれを広げ、蕩減条件の環境をなくすために、全面的な前進をすることを誓っていますし、この運動を提示するようにしてくださった恩賜に感謝を申し上げます。
このような使命を果たすために、統一教会のこの場に集った各国のすべての中心家庭が先頭に立ち、伝統を見せてあげ、行うすべての実例を教えさせてください。
その次には、すべての世界がここに従って行動することのできる環境的与件を望まなければならない責任を遂行するにおいて、先頭で走っていくよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
お父様がホーム・チャーチのために動ずるように、地上のホーム・チャーチを中心として全部が一心となって、お父様の前に孝行の道理を果たすことにより、お父様が喜び、霊界が自ら協助することのできる環境を成させてください。
そうすることによって、すべての国境を越え、悪なるサタン世界、悪なる共産主権までも、良心の召しに従って、お導きに従ってお父様の国とお父様の家庭に入ってくることができるよう、祝福してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
そうして、韓国、日本、アメリカ、ドイツを中心とする全世界の国家が一つとなって、お父様の栄光を賛揚することのできる時を許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
きょう成されるすべてのみ業をお父様が祝福してくださり、この全体の上に祝福してください。
勝利を賛揚するきょうとなり、今月と今年となり、八〇年代となるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
この式典を快く受け入れてください。
万世無窮であられるあなたの勝利が、きょうから長く伸びていくよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、すべてを真のご父母様のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1982.1.1)
30
愛するお父様!
事由も多いあなたのみ前に手探りで立つ度ごとに、私たちの先祖たちが誤った罪状を、推し量ることのできないほど多くの痕跡を残した罪を考えるとき、彼らの後孫として生まれ、この地上に立つようになった事実を嘆かざるを得ませんでした。
歴史的な過誤も過誤ですが、現実に生きている四十億の人類たちが、厳然と存在しておられる神様を前にして、神様が死んだと叫ぶこの凄惨さを見つめ、数多くの宗教が自らの任務と使命を果たせないそのような立場に立っていることに対し、悲痛にくれておられるという事実を知ったがゆえに、私たち統一教会員はこの者たちに対して反論の旗を世界に高く掲げ、防御の領域を広げていかざるを得ませんでした。
国境を越えに越え、あなたの天意によって歩みながら、その国、その民族の前に残っている恨み多い歴史的な塀を壊すために、夜も昼もなく、前進命令とともに闘争している統一の群れを記憶してください。
歴史路程に燦然と輝き得る若い世代の伝統を残すべきその道を知りましたので、追われ追い回される立場におきましても、統一の群れが人類を代表して、このような伝統を後代の前に残すために身もだえしています。
そのような若い動きが原理研究会という名の動きであることを知っています。
若者たちが未来像の力の源泉として見せてあげることができるよう、天の力が共にあることを知り、前進を誓いましたので、この者たちを守り、祝福してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
願わくは、激しい風がこの者たちの前に吹きつけるようにしてください。
暴風と台風の風がこの者たちをかすめていき、吹き寄せるようにしてください。
その風霜の中で堂々と残り、勝者の姿を備えた磐石のような若き青年男女たちとなって、三千里半島の大学街から出発し始めるとき、この大韓民国の未来は絶望ではなく、希望が近づくのを知っています。
きょうを契機として、一人でも、一つの生命でも、一人の若者でも決心するよう許諾してください。
そうして、正しい伝統を立て、未来において恥ずかしくない先祖の使命を果たすことのできる義人の父母、祖先たちとなることを誓う日となるよう祝福してください。
そうして天意によって、天意に従って自らの力量に従う権威の価値的代価を地上に残し、地上天国実現を永遠なる偉業として受けていくことのできる若き学徒たちとなるようにしてくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
この者たちが希望に燃えると同時に、大韓民国の未来に希望を加え、それだけでなく、アジアと世界と天宙の天意の道に前進する力強いその力とともに、国境を越え、アジアを経て世界をリードすることのできる若者たちとなることができるよう、守り、激励し、教え、導いてくださいますことを再三お願い申し上げながら、このすべてを真のご父母様のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1982.10.24)
31
お父様!
心の門を開き、あなたの召命がどれほどとてつもないものであるかを一身で知りました。
私たちの体と心を整え、あなたの召命の前に、お命じになる命令の前に自らに誓い、勝利の王子になろうと宣誓することのできる厳粛な時間となりましたので、ここにお父様がお座りになって、一つ一つチェックしてくださり、あなたの子女たる名分をその心にもう一度再認識するようにしてください。
そうして、残る最後の頂上の峠を越えるにおいて、過去のすべての失敗と足らなかったことを忘れ去り、このひと時の勝利の記録として全体を身代わりすることができるようにしてくださり、厚遇なさったあなたの勝利の勝利圏が、私たちに連結されるよう祝福してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
私たちの意志で消化させることのできる勝利のひと日を迎えることにより、ご父母様が備え、神様が備えてくださった永遠不変の天国企業を相続することのできる驚くべき事実の前に、感涙しながらひれ伏すのみである自らを発見することができるよう許諾してください。
言葉もなく恐れかしこまり、感謝する涙の生活、迫害の渦中においても、孤独な立場においても、あなたのために涙しながら、心に幸福の喜悦を体恤することのできる天の一族とならなければなりません。
そのような出発を予告するこの瞬間に、この者たちの希望と、この者たちの心にたけるあふれんばかりの決意の心情が再び爆発するようにしてください。
民族の環境を越えてアジアに、アジアの環境を越えて世界に、世界の環境を越えて天宙のお父様にこの地上で侍り奉る一つの王国建設の大道を明らかにすることのできる天の国の精兵であることを自覚するこの時間ですので、お父様、どうか各個人をつかんでくださり、自らの志として消化することのできる、主体であるあなたの前に子女として、愛を中心に対象圏を備えることのできる群れとなるようにしてくださることを懇切にお願い申し上げながら、すべてを真のご父母様のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1983.5.8)
お父様!
私たちはあなたが求められる勝利の国を立てるため、この体を克服して導き、すべてのものを捧げていく覚悟をしなければなりません。
あなたがそれほどまでも求めてこられた勝利のひと日を、私たちは必ず見てから死ななければなりません。
あなたが望まれた勝利の国を、私たちが必ず建国してから逝くべき責任があることを痛感しなければなりません。
また、私たちはその国を立てる勝利の民族となることを願って進まなければならず、私たちがそのような民族を創建することのできる、一つの氏族の姿を身代わりし得る聖なる群れとならなければなりません。
少数の群れでもって全体の価値を身代わりしようとするお父様のみ旨の前にあっては、苦労の過程を経ないわけにはいかず、鍛練と試練と受難の過程を経なければならないというのが、歴史過程の実情であることを考えるとき、私たちがこの道を正当に歩んでいくことができるようにしてくださることを、お父様、懇切にお願い申し上げます。
お父様!
私たちにお命じください。
今、私たちの心は焦燥しなければならず、体は一つの所に向かって忙しく走っていかなければなりません。
自ら覚悟し、行きに行くべき姿であることを悟り、あすの遠い道に向かって走っていかなければなりません。
行くべき道を行くことだけが私たちの責任ではなく、開拓者の行路を手探りしていくべき責任が私たちにあるというこの悲しい事情を、私たちは知らなければなりません。
私たちの前に喜びと栄光と歓声が待つのではなく、闘いと悲嘆の曲折と、開拓すべき未開地が展開されていることを知り、それを凝視しながら行かなければなりません。
私たちが耐えてきた過去を誇るのでなく、今から耐えていくべき自らを誇ることのできる立場でなければ、この道を克服していくことができず、勇士としてあすの勝利を誓うことができないという事実を知らなければなりません。
私たちは、その国を主管なさり、その国を愛され、その国で権限を持たれるお父様に侍ることのできる日を望みながら行かなければなりません。
私たちが今、そのような環境は持つことができないとしても、これから近づく試練を越え、心の世界ではお父様に侍り、その国を望まなければなりません。
私たちは生活舞台で、開拓者の使命を遅らせる群れとなってはならないので、この時間、再び覚悟するようにしてくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。
今まで私たちはひ弱な群れでした。
ですが、私たちは手をつなぎ、体と体を合わせ、心と心を合わせ、心情と心情を一つに束ねて、あなたが運行なさることのできる一つの強固な基盤とならなければなりません。
私たちは千里万里まで飛ばすことのできる一つのミサイル基地のような者とならなければなりません。
お父様!
私たちに力をお与えください。
ひ弱な者たちを同情の心でもって抱き育ててください。
あなたが願われる目的の前に加担することのできる価値的な内容を私たちに付与してください。
このすべてを真の父母のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1970.11.1)
25
お父様!
あなたが願われるみ旨を、きょう統一教団と共に、この民族と共に成就してください。
あなたが望まれる創造理想を、全人類が一つとなって成就しなければならないということを知っています。
一つにするためには、主役を担う責任者たちがいなくてはならないでしょうし任せられた責任が大きければ大きいほど、その責任を果たすべき中心的な存在たちがそこに対応し、克服の路程を行かなければならないであろうと思うものです。
今、私たちに任せられた使命が大きければ大きいほど、現在の立場で強固な土台を築き上げ、周囲からどのような試練の路程が押し寄せてきたとしても、これを克服して消化し、吸収し、除去することのできる主体的な力の母体とならなければならないということを思います。
お父様、それゆえに私たちはお父様に頼るものです。
お父様は歴史路程を経てこられながら、私たちが受けている受難と患難よりももっと難しい受難の峠道を耐えてこられたことを知っています。
そのようなあなたから教訓を受けながら、あなたが指示なさる命令に従って、あなたの目的を勝利的に成してさしあげるために生きていく私たちが、環境に偏る度ごとに、私たちを主管なさり、管理してくださるお父様の手厚い愛を望みながら従っていますので、お父様、このような子女たちを記憶してください。
今後近づく試練の舞台が小さくなるのではなく、だんだん大きくなるであろうということを思うとき、私たちが統一すべき力の比重も大きくなるべきことを知っていますので、お父様、私たちが行く道にあなたの大きく広い愛の心で、あなたが先に成されながら、哀れみの心で導いてくださいますことを、再三お願い申し上げます。
流れていく歳月とともに自分の位置を失ってしまい、流れる波濤に押し流されていく人となってはなりません。
流れていく波濤がいくら強いとしても、それを切り開いて越えていくことのできる一つの磐石の土台となって、激しい流れの中でも自らの姿をはっきり表すことができ、正体がはっきりしたあなたの子女とならなければなりません。
そうでなくては、私たちが達成すべき所期の目的と行くべき道をすべて走破することができないという事実を知り、一心団結してお父様が残されたみ旨のために正道の基準を見つめながら、毎日毎日開拓者の使命を遅らせないよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、すべてを真の父母のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1971.3.7)
26
悲惨な歴史を解怨成就するのか、できないのかという問題が、今日私たちの進退にかかっているという、とてつもなくもおそれ多い立場に私たちがいます。
その立場においては、生きようとしては神様を身代わりする勝利の将兵として現れることができないことを知っています。
勇猛な天の勇士が必要な時です。
ヨシュアとカレブを覚醒させ天がカナンの地を望ませながら、強く雄々しくあれと促した時が、正にこのような時でした。
ゴリアテの前にひ弱なダビデを立てたとき、ダビデは天を信じていで立ちました。
彼の着たものはぼろぼろでした。
牧童の身であり、家もなく村もなく、文化と伝統も備えていないみすぼらしい姿でした。
今日、統一教会の群れもさながらそのような身です。
世界の共産党の前に裸ん坊のような私たちは、ゴリアテの前に現れたダビデのような群れです。
私たちは棒切れも持っていませんでした。
ぼろの服を着たほかには何もありません。
しかし、お父様を愛する心、お父様を信ずる心は、その国に主権を持っている誰よりも強いのです。
その主権を持っている国民の強い力よりも、お父様をもっと信じています。
お父様、保護してください。
お守りください。
私たちの運命に決着をつけるべき時が近づいていますので、行く道をお守りくださり、お導きください。
あなたが自由の天地を見つめ、あなたがこの地にお座りになって蘇生するこの地を、天地を主管なさり得る日が来ることを望むものです。
これが孝子の心であり、この道に従うあなたの子女たちの心であることを知っています。
行くべき道だけが私たちの道であり、行くべき使命が私たちの使命であることを知ったがゆえに、今、私たちはまた行かなければなりません。
統一戦線守護のために、またいで立たなければなりません。
この民族をつかみ、涙でもって私たちが訴えなければならず、最後の日が来ると言って、覚醒してあげるべき責任があることを知っています。
その責任を私たちが果たせない限り、栄光の国、栄光の場は近づき得ないことを知っています。
真の栄光のひと日を恋い焦がれた大韓民国の民をお父様が記憶してください。
この者たちを捨てることなく探し求めてこられたあなたのみ旨が、恨みを残すことのないよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げ、すべてを真のご父母様のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1972.11.5)
27
私たちは神様とサタンが怨讐となったそれを解決すべき主人公とならなければならず、媒介体となるべき立場にいるということを考えるとき、逆境と試練を問題にしない強く雄々しい群れとならなければならないので、お父様、力をお与えください。
強く粘り強い力をお与えください。決意に燃えても、直ちにそれが消える人とならず、一日の炎が千年を燃やして余りある、このような意欲に燃える天の勇者にしてくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
幼いダビデの視線には希望の光が差し、その心には天の感化を残すことのできる同族愛の心情が民族を越え、天にまで至ったことを知っています。
そのように、ここに集ったあなたの幼い子女たちの胸にも「天を求める道の前に何ごともできないことがない」という信念に燃えることのできる、すべての感覚を許諾してください。
五官を許諾してください。
ぶつかって行い、消化させられないもののない、そのような自主的な人間にしてください。
環境がこの者たちを占領するのでなく、環境を占領することのできる主体的な人間として、お父様、育ててくださらなければなりません。
そうすることのできる人を、あなたが必要とすることを知りました。
時が過ぎる前に、それをすべき歴史的な使命が私たちの目の前に横たわっています。
これ(=環境)をおいて後退するのでなく、これを打って押しのけ、除去し、前進すべき私たちの使命があります。
残されたそのひと日とそのみ旨が私たちを呼んでおり、人類の解放のひと日を私たちのために準備なさるお父様の心情が、私たちを保護しています。
最後の勝利の盾を取り、天と地を身代わりして勝者の権威を備えた勝勢のある者を、お父様が誇りたいということを知っています。
それだけでなく、お父様は私たちを万民の前に立て、サタンの前に立て、「私が愛することのできなかった者を、私が今、このように愛した」と語ることのできる、神様の愛を根こそぎ受けるに不足のない息子・娘となる時まで、いろいろな受難の道を通して耐え、闘い、勝って残されなければならないということを悟る群れとなるよう、許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
重要な人となるためには、より犠牲になり、より公的であり、より自分自らを放棄する立場に立ち、そうしながら冒険を断行することのできる人とならなければならないことを悟るよう、許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、すべてを真のご父母様のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1973.6.10)
28
お父様!
長たらしい歴史的な蕩減時代は過ぎていき、歴史的な新しい時代が私たちの目前に近づいてきました。
そのように手ごわく、そのように威厳を持ち、私たちに攻勢だったすべての怨讐たちは、既にみな斜陽の道に近づきつつあるのを目の当たりにします。
天が怨讐たちをそのような立場においておかれるのは、ひと時に全体を救うため、摂理の版図を広げるためであり、清算することのできる一時代の分別基準を立てるためであることを思うとき、私たちは彼らのために、彼らにまでも生きる道を開いてあげなければなりません。
イエス様が十字架で亡くなられるとき、十字架にくぎを打つローマ兵のために福を祈ってあげたのと同様に、私たちは実体的な現場で実体的に彼らを救ってあげる救世主の使命を代役することのできる私たちとなることを、新たにお誓い申し上げます。
出発を誓う時間となったことを心から感謝申し上げます。
教会が問題でなく、国が問題でなく、世界が問題でなく、私自身が問題であることを知り、私自身の罪を自ら清算して、天国まで向かうことのできる福地の土台を準備しなくては、その天国は私とは関係がなく、いくら統一教会の理念がいいとしても、この理念と私とは関係を結ぶことができないということがはっきり分かったと思いますので、どうか自らを批判しながら、昔アダムとエバがエデンで堕落したその基準を越えて、天だけを思うことのできる子女たちとなるようにしてくださり、光り輝く新たな歴史時代に入るようにしてくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
始めを正しくすることにより、過程が正しくなるのであり、終着点が正しくなることを思います。
今後、私たちを導いてくださるお父様のみ旨が、どれほど歴史時代を見つめながら現れたみ旨であるかを知り、お父様が最後の激戦場に立てた私たち自体が、どれほど強く雄々しくなければならないかということを知りました。
ゴリアテの前に現れたダビデは、たとえ牧童のみすぼらしい姿であったとしても、天を貫き、地を貫いて、天の保護を信じていで立ったがゆえに、ゴリアテが屈服したことを私たちは知っています。
今日、統一教会はこの上なく小さいものですが、思想的な基調で見ても、何で見ても、このゴリアテの前のダビデのような姿を身代わりしようと、身もだえする群れとならなければならないことを知っております。
私たちは強く雄々しくなければなりません。
徹頭徹尾一貫した信念を持ち、世界のどのようなものであったとしても、突破していくことのできる、直行することのできる信念に燃える統一教会の青年男女たちとなるべきことを強調しています。
その位階に連なっている分子たちが私たちだということを考えるとき、歩調を合わせ、同じ呼吸と同じ脈拍の鼓動の音を聞きながら、命令の前に順応し、自ら誓って一線に向かって駆ける天の勇士たちとなるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、すべてを真のご父母様のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1975.1.5)
29
万宇宙の中心であられる天にましますお父様!
あなたの理想とともに全被造世界は顕現されましたので、あなたの愛とともに連結されて、万宇宙の中心たる人間とあなたが望む愛の巣を、この天宙に実現するための聖なるみ旨の完成を表してください。
このような使命を目の前にして、創造の偉業を成就させようとされるお父様の前に、地上の父母として責任を果たすべき人類の始祖たちが堕落することによって、悲痛なる歴史を編み、あなたの理想の世界は蹂躙され、愛の世界は十字架にくぎ付けられましたので、お父様の歴史的な労苦の前に、先祖たちを身代わりして謝罪申し上げます。
それだけでなく、この世界に広がっている人類は、神様はいないと言い、神様を知らず、神様に背く者が多く、神様はいないという共産主義が膨張する中、善の基準を混乱させ、あたかもうそと不義がすべてのものの中心であるかのようにのさばるようになった、このすべての悲しみの結果に処した人類をかわいそうにお思いになり、統一教会をお立てになって、個人を収拾し、家庭を収拾し、氏族、民族、国家、世界、天宙まで、混乱したすべての人間像を収拾するために、今まで地上で苦労されたお父様の労苦を思いながら、このために来ては逝った歴史的なすべての聖賢たちとイエス様と再臨時代の真の父母にまで受難の道を行かせた人類のすべての罪をお許しください。
また、それだけでなく、今、連結される後孫たちにまで現世の苦痛と経てきた過去の苦痛を中心として、蕩減条件の因縁が残されるという恐ろしさを知っているがゆえに、私たちはホーム・チャーチを中心として、それぞれ個人から家庭、氏族、民族、国家を越えて世界の前にこれを広げ、蕩減条件の環境をなくすために、全面的な前進をすることを誓っていますし、この運動を提示するようにしてくださった恩賜に感謝を申し上げます。
このような使命を果たすために、統一教会のこの場に集った各国のすべての中心家庭が先頭に立ち、伝統を見せてあげ、行うすべての実例を教えさせてください。
その次には、すべての世界がここに従って行動することのできる環境的与件を望まなければならない責任を遂行するにおいて、先頭で走っていくよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
お父様がホーム・チャーチのために動ずるように、地上のホーム・チャーチを中心として全部が一心となって、お父様の前に孝行の道理を果たすことにより、お父様が喜び、霊界が自ら協助することのできる環境を成させてください。
そうすることによって、すべての国境を越え、悪なるサタン世界、悪なる共産主権までも、良心の召しに従って、お導きに従ってお父様の国とお父様の家庭に入ってくることができるよう、祝福してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
そうして、韓国、日本、アメリカ、ドイツを中心とする全世界の国家が一つとなって、お父様の栄光を賛揚することのできる時を許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
きょう成されるすべてのみ業をお父様が祝福してくださり、この全体の上に祝福してください。
勝利を賛揚するきょうとなり、今月と今年となり、八〇年代となるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
この式典を快く受け入れてください。
万世無窮であられるあなたの勝利が、きょうから長く伸びていくよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、すべてを真のご父母様のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1982.1.1)
30
愛するお父様!
事由も多いあなたのみ前に手探りで立つ度ごとに、私たちの先祖たちが誤った罪状を、推し量ることのできないほど多くの痕跡を残した罪を考えるとき、彼らの後孫として生まれ、この地上に立つようになった事実を嘆かざるを得ませんでした。
歴史的な過誤も過誤ですが、現実に生きている四十億の人類たちが、厳然と存在しておられる神様を前にして、神様が死んだと叫ぶこの凄惨さを見つめ、数多くの宗教が自らの任務と使命を果たせないそのような立場に立っていることに対し、悲痛にくれておられるという事実を知ったがゆえに、私たち統一教会員はこの者たちに対して反論の旗を世界に高く掲げ、防御の領域を広げていかざるを得ませんでした。
国境を越えに越え、あなたの天意によって歩みながら、その国、その民族の前に残っている恨み多い歴史的な塀を壊すために、夜も昼もなく、前進命令とともに闘争している統一の群れを記憶してください。
歴史路程に燦然と輝き得る若い世代の伝統を残すべきその道を知りましたので、追われ追い回される立場におきましても、統一の群れが人類を代表して、このような伝統を後代の前に残すために身もだえしています。
そのような若い動きが原理研究会という名の動きであることを知っています。
若者たちが未来像の力の源泉として見せてあげることができるよう、天の力が共にあることを知り、前進を誓いましたので、この者たちを守り、祝福してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
願わくは、激しい風がこの者たちの前に吹きつけるようにしてください。
暴風と台風の風がこの者たちをかすめていき、吹き寄せるようにしてください。
その風霜の中で堂々と残り、勝者の姿を備えた磐石のような若き青年男女たちとなって、三千里半島の大学街から出発し始めるとき、この大韓民国の未来は絶望ではなく、希望が近づくのを知っています。
きょうを契機として、一人でも、一つの生命でも、一人の若者でも決心するよう許諾してください。
そうして、正しい伝統を立て、未来において恥ずかしくない先祖の使命を果たすことのできる義人の父母、祖先たちとなることを誓う日となるよう祝福してください。
そうして天意によって、天意に従って自らの力量に従う権威の価値的代価を地上に残し、地上天国実現を永遠なる偉業として受けていくことのできる若き学徒たちとなるようにしてくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
この者たちが希望に燃えると同時に、大韓民国の未来に希望を加え、それだけでなく、アジアと世界と天宙の天意の道に前進する力強いその力とともに、国境を越え、アジアを経て世界をリードすることのできる若者たちとなることができるよう、守り、激励し、教え、導いてくださいますことを再三お願い申し上げながら、このすべてを真のご父母様のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1982.10.24)
31
お父様!
心の門を開き、あなたの召命がどれほどとてつもないものであるかを一身で知りました。
私たちの体と心を整え、あなたの召命の前に、お命じになる命令の前に自らに誓い、勝利の王子になろうと宣誓することのできる厳粛な時間となりましたので、ここにお父様がお座りになって、一つ一つチェックしてくださり、あなたの子女たる名分をその心にもう一度再認識するようにしてください。
そうして、残る最後の頂上の峠を越えるにおいて、過去のすべての失敗と足らなかったことを忘れ去り、このひと時の勝利の記録として全体を身代わりすることができるようにしてくださり、厚遇なさったあなたの勝利の勝利圏が、私たちに連結されるよう祝福してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
私たちの意志で消化させることのできる勝利のひと日を迎えることにより、ご父母様が備え、神様が備えてくださった永遠不変の天国企業を相続することのできる驚くべき事実の前に、感涙しながらひれ伏すのみである自らを発見することができるよう許諾してください。
言葉もなく恐れかしこまり、感謝する涙の生活、迫害の渦中においても、孤独な立場においても、あなたのために涙しながら、心に幸福の喜悦を体恤することのできる天の一族とならなければなりません。
そのような出発を予告するこの瞬間に、この者たちの希望と、この者たちの心にたけるあふれんばかりの決意の心情が再び爆発するようにしてください。
民族の環境を越えてアジアに、アジアの環境を越えて世界に、世界の環境を越えて天宙のお父様にこの地上で侍り奉る一つの王国建設の大道を明らかにすることのできる天の国の精兵であることを自覚するこの時間ですので、お父様、どうか各個人をつかんでくださり、自らの志として消化することのできる、主体であるあなたの前に子女として、愛を中心に対象圏を備えることのできる群れとなるようにしてくださることを懇切にお願い申し上げながら、すべてを真のご父母様のみ名によってお祈りいたしました。
アーメン。
(1983.5.8)
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