人生訓読 ブログ(日本語)

神様と真の御父母様を中心に全世界で御旨を歩む兄弟姉妹達と全ての人々の幸福の為にこのブログを捧げます。

父の祈り(勝利の祈り)11ー2

2023年03月17日 20時10分10秒 | 学習
24


お父様!
私たちはあなたが求められる勝利の国を立てるため、この体を克服して導き、すべてのものを捧げていく覚悟をしなければなりません。
あなたがそれほどまでも求めてこられた勝利のひと日を、私たちは必ず見てから死ななければなりません。
あなたが望まれた勝利の国を、私たちが必ず建国してから逝くべき責任があることを痛感しなければなりません。
また、私たちはその国を立てる勝利の民族となることを願って進まなければならず、私たちがそのような民族を創建することのできる、一つの氏族の姿を身代わりし得る聖なる群れとならなければなりません。


少数の群れでもって全体の価値を身代わりしようとするお父様のみ旨の前にあっては、苦労の過程を経ないわけにはいかず、鍛練と試練と受難の過程を経なければならないというのが、歴史過程の実情であることを考えるとき、私たちがこの道を正当に歩んでいくことができるようにしてくださることを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


お父様!
私たちにお命じください。
今、私たちの心は焦燥しなければならず、体は一つの所に向かって忙しく走っていかなければなりません。
自ら覚悟し、行きに行くべき姿であることを悟り、あすの遠い道に向かって走っていかなければなりません。


行くべき道を行くことだけが私たちの責任ではなく、開拓者の行路を手探りしていくべき責任が私たちにあるというこの悲しい事情を、私たちは知らなければなりません。


私たちの前に喜びと栄光と歓声が待つのではなく、闘いと悲嘆の曲折と、開拓すべき未開地が展開されていることを知り、それを凝視しながら行かなければなりません。


私たちが耐えてきた過去を誇るのでなく、今から耐えていくべき自らを誇ることのできる立場でなければ、この道を克服していくことができず、勇士としてあすの勝利を誓うことができないという事実を知らなければなりません。


私たちは、その国を主管なさり、その国を愛され、その国で権限を持たれるお父様に侍ることのできる日を望みながら行かなければなりません。
私たちが今、そのような環境は持つことができないとしても、これから近づく試練を越え、心の世界ではお父様に侍り、その国を望まなければなりません。
私たちは生活舞台で、開拓者の使命を遅らせる群れとなってはならないので、この時間、再び覚悟するようにしてくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


今まで私たちはひ弱な群れでした。
ですが、私たちは手をつなぎ、体と体を合わせ、心と心を合わせ、心情と心情を一つに束ねて、あなたが運行なさることのできる一つの強固な基盤とならなければなりません。
私たちは千里万里まで飛ばすことのできる一つのミサイル基地のような者とならなければなりません。


お父様!
私たちに力をお与えください。
ひ弱な者たちを同情の心でもって抱き育ててください。
あなたが願われる目的の前に加担することのできる価値的な内容を私たちに付与してください。
このすべてを真の父母のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1970.11.1)


25


お父様!
あなたが願われるみ旨を、きょう統一教団と共に、この民族と共に成就してください。


あなたが望まれる創造理想を、全人類が一つとなって成就しなければならないということを知っています。
一つにするためには、主役を担う責任者たちがいなくてはならないでしょうし任せられた責任が大きければ大きいほど、その責任を果たすべき中心的な存在たちがそこに対応し、克服の路程を行かなければならないであろうと思うものです。


今、私たちに任せられた使命が大きければ大きいほど、現在の立場で強固な土台を築き上げ、周囲からどのような試練の路程が押し寄せてきたとしても、これを克服して消化し、吸収し、除去することのできる主体的な力の母体とならなければならないということを思います。
お父様、それゆえに私たちはお父様に頼るものです。


お父様は歴史路程を経てこられながら、私たちが受けている受難と患難よりももっと難しい受難の峠道を耐えてこられたことを知っています。
そのようなあなたから教訓を受けながら、あなたが指示なさる命令に従って、あなたの目的を勝利的に成してさしあげるために生きていく私たちが、環境に偏る度ごとに、私たちを主管なさり、管理してくださるお父様の手厚い愛を望みながら従っていますので、お父様、このような子女たちを記憶してください。


今後近づく試練の舞台が小さくなるのではなく、だんだん大きくなるであろうということを思うとき、私たちが統一すべき力の比重も大きくなるべきことを知っていますので、お父様、私たちが行く道にあなたの大きく広い愛の心で、あなたが先に成されながら、哀れみの心で導いてくださいますことを、再三お願い申し上げます。


流れていく歳月とともに自分の位置を失ってしまい、流れる波濤に押し流されていく人となってはなりません。
流れていく波濤がいくら強いとしても、それを切り開いて越えていくことのできる一つの磐石の土台となって、激しい流れの中でも自らの姿をはっきり表すことができ、正体がはっきりしたあなたの子女とならなければなりません。


そうでなくては、私たちが達成すべき所期の目的と行くべき道をすべて走破することができないという事実を知り、一心団結してお父様が残されたみ旨のために正道の基準を見つめながら、毎日毎日開拓者の使命を遅らせないよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、すべてを真の父母のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1971.3.7)


26


悲惨な歴史を解怨成就するのか、できないのかという問題が、今日私たちの進退にかかっているという、とてつもなくもおそれ多い立場に私たちがいます。
その立場においては、生きようとしては神様を身代わりする勝利の将兵として現れることができないことを知っています。
勇猛な天の勇士が必要な時です。


ヨシュアとカレブを覚醒させ天がカナンの地を望ませながら、強く雄々しくあれと促した時が、正にこのような時でした。


ゴリアテの前にひ弱なダビデを立てたとき、ダビデは天を信じていで立ちました。
彼の着たものはぼろぼろでした。
牧童の身であり、家もなく村もなく、文化と伝統も備えていないみすぼらしい姿でした。


今日、統一教会の群れもさながらそのような身です。
世界の共産党の前に裸ん坊のような私たちは、ゴリアテの前に現れたダビデのような群れです。
私たちは棒切れも持っていませんでした。
ぼろの服を着たほかには何もありません。


しかし、お父様を愛する心、お父様を信ずる心は、その国に主権を持っている誰よりも強いのです。
その主権を持っている国民の強い力よりも、お父様をもっと信じています。
お父様、保護してください。
お守りください。
私たちの運命に決着をつけるべき時が近づいていますので、行く道をお守りくださり、お導きください。


あなたが自由の天地を見つめ、あなたがこの地にお座りになって蘇生するこの地を、天地を主管なさり得る日が来ることを望むものです。
これが孝子の心であり、この道に従うあなたの子女たちの心であることを知っています。


行くべき道だけが私たちの道であり、行くべき使命が私たちの使命であることを知ったがゆえに、今、私たちはまた行かなければなりません。
統一戦線守護のために、またいで立たなければなりません。


この民族をつかみ、涙でもって私たちが訴えなければならず、最後の日が来ると言って、覚醒してあげるべき責任があることを知っています。
その責任を私たちが果たせない限り、栄光の国、栄光の場は近づき得ないことを知っています。
真の栄光のひと日を恋い焦がれた大韓民国の民をお父様が記憶してください。
この者たちを捨てることなく探し求めてこられたあなたのみ旨が、恨みを残すことのないよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げ、すべてを真のご父母様のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1972.11.5)


27


私たちは神様とサタンが怨讐となったそれを解決すべき主人公とならなければならず、媒介体となるべき立場にいるということを考えるとき、逆境と試練を問題にしない強く雄々しい群れとならなければならないので、お父様、力をお与えください。
強く粘り強い力をお与えください。決意に燃えても、直ちにそれが消える人とならず、一日の炎が千年を燃やして余りある、このような意欲に燃える天の勇者にしてくださいますことを懇切にお願い申し上げます。


幼いダビデの視線には希望の光が差し、その心には天の感化を残すことのできる同族愛の心情が民族を越え、天にまで至ったことを知っています。
そのように、ここに集ったあなたの幼い子女たちの胸にも「天を求める道の前に何ごともできないことがない」という信念に燃えることのできる、すべての感覚を許諾してください。
五官を許諾してください。


ぶつかって行い、消化させられないもののない、そのような自主的な人間にしてください。
環境がこの者たちを占領するのでなく、環境を占領することのできる主体的な人間として、お父様、育ててくださらなければなりません。
そうすることのできる人を、あなたが必要とすることを知りました。
時が過ぎる前に、それをすべき歴史的な使命が私たちの目の前に横たわっています。
これ(=環境)をおいて後退するのでなく、これを打って押しのけ、除去し、前進すべき私たちの使命があります。


残されたそのひと日とそのみ旨が私たちを呼んでおり、人類の解放のひと日を私たちのために準備なさるお父様の心情が、私たちを保護しています。
最後の勝利の盾を取り、天と地を身代わりして勝者の権威を備えた勝勢のある者を、お父様が誇りたいということを知っています。


それだけでなく、お父様は私たちを万民の前に立て、サタンの前に立て、「私が愛することのできなかった者を、私が今、このように愛した」と語ることのできる、神様の愛を根こそぎ受けるに不足のない息子・娘となる時まで、いろいろな受難の道を通して耐え、闘い、勝って残されなければならないということを悟る群れとなるよう、許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。


重要な人となるためには、より犠牲になり、より公的であり、より自分自らを放棄する立場に立ち、そうしながら冒険を断行することのできる人とならなければならないことを悟るよう、許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、すべてを真のご父母様のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1973.6.10)


28


お父様!
長たらしい歴史的な蕩減時代は過ぎていき、歴史的な新しい時代が私たちの目前に近づいてきました。
そのように手ごわく、そのように威厳を持ち、私たちに攻勢だったすべての怨讐たちは、既にみな斜陽の道に近づきつつあるのを目の当たりにします。


天が怨讐たちをそのような立場においておかれるのは、ひと時に全体を救うため、摂理の版図を広げるためであり、清算することのできる一時代の分別基準を立てるためであることを思うとき、私たちは彼らのために、彼らにまでも生きる道を開いてあげなければなりません。


イエス様が十字架で亡くなられるとき、十字架にくぎを打つローマ兵のために福を祈ってあげたのと同様に、私たちは実体的な現場で実体的に彼らを救ってあげる救世主の使命を代役することのできる私たちとなることを、新たにお誓い申し上げます。
出発を誓う時間となったことを心から感謝申し上げます。


教会が問題でなく、国が問題でなく、世界が問題でなく、私自身が問題であることを知り、私自身の罪を自ら清算して、天国まで向かうことのできる福地の土台を準備しなくては、その天国は私とは関係がなく、いくら統一教会の理念がいいとしても、この理念と私とは関係を結ぶことができないということがはっきり分かったと思いますので、どうか自らを批判しながら、昔アダムとエバがエデンで堕落したその基準を越えて、天だけを思うことのできる子女たちとなるようにしてくださり、光り輝く新たな歴史時代に入るようにしてくださいますことを懇切にお願い申し上げます。


始めを正しくすることにより、過程が正しくなるのであり、終着点が正しくなることを思います。
今後、私たちを導いてくださるお父様のみ旨が、どれほど歴史時代を見つめながら現れたみ旨であるかを知り、お父様が最後の激戦場に立てた私たち自体が、どれほど強く雄々しくなければならないかということを知りました。


ゴリアテの前に現れたダビデは、たとえ牧童のみすぼらしい姿であったとしても、天を貫き、地を貫いて、天の保護を信じていで立ったがゆえに、ゴリアテが屈服したことを私たちは知っています。
今日、統一教会はこの上なく小さいものですが、思想的な基調で見ても、何で見ても、このゴリアテの前のダビデのような姿を身代わりしようと、身もだえする群れとならなければならないことを知っております。


私たちは強く雄々しくなければなりません。
徹頭徹尾一貫した信念を持ち、世界のどのようなものであったとしても、突破していくことのできる、直行することのできる信念に燃える統一教会の青年男女たちとなるべきことを強調しています。


その位階に連なっている分子たちが私たちだということを考えるとき、歩調を合わせ、同じ呼吸と同じ脈拍の鼓動の音を聞きながら、命令の前に順応し、自ら誓って一線に向かって駆ける天の勇士たちとなるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、すべてを真のご父母様のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1975.1.5)

29


万宇宙の中心であられる天にましますお父様!
あなたの理想とともに全被造世界は顕現されましたので、あなたの愛とともに連結されて、万宇宙の中心たる人間とあなたが望む愛の巣を、この天宙に実現するための聖なるみ旨の完成を表してください。


このような使命を目の前にして、創造の偉業を成就させようとされるお父様の前に、地上の父母として責任を果たすべき人類の始祖たちが堕落することによって、悲痛なる歴史を編み、あなたの理想の世界は蹂躙され、愛の世界は十字架にくぎ付けられましたので、お父様の歴史的な労苦の前に、先祖たちを身代わりして謝罪申し上げます。


それだけでなく、この世界に広がっている人類は、神様はいないと言い、神様を知らず、神様に背く者が多く、神様はいないという共産主義が膨張する中、善の基準を混乱させ、あたかもうそと不義がすべてのものの中心であるかのようにのさばるようになった、このすべての悲しみの結果に処した人類をかわいそうにお思いになり、統一教会をお立てになって、個人を収拾し、家庭を収拾し、氏族、民族、国家、世界、天宙まで、混乱したすべての人間像を収拾するために、今まで地上で苦労されたお父様の労苦を思いながら、このために来ては逝った歴史的なすべての聖賢たちとイエス様と再臨時代の真の父母にまで受難の道を行かせた人類のすべての罪をお許しください。


また、それだけでなく、今、連結される後孫たちにまで現世の苦痛と経てきた過去の苦痛を中心として、蕩減条件の因縁が残されるという恐ろしさを知っているがゆえに、私たちはホーム・チャーチを中心として、それぞれ個人から家庭、氏族、民族、国家を越えて世界の前にこれを広げ、蕩減条件の環境をなくすために、全面的な前進をすることを誓っていますし、この運動を提示するようにしてくださった恩賜に感謝を申し上げます。


このような使命を果たすために、統一教会のこの場に集った各国のすべての中心家庭が先頭に立ち、伝統を見せてあげ、行うすべての実例を教えさせてください。
その次には、すべての世界がここに従って行動することのできる環境的与件を望まなければならない責任を遂行するにおいて、先頭で走っていくよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。


お父様がホーム・チャーチのために動ずるように、地上のホーム・チャーチを中心として全部が一心となって、お父様の前に孝行の道理を果たすことにより、お父様が喜び、霊界が自ら協助することのできる環境を成させてください。
そうすることによって、すべての国境を越え、悪なるサタン世界、悪なる共産主権までも、良心の召しに従って、お導きに従ってお父様の国とお父様の家庭に入ってくることができるよう、祝福してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。


そうして、韓国、日本、アメリカ、ドイツを中心とする全世界の国家が一つとなって、お父様の栄光を賛揚することのできる時を許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。


きょう成されるすべてのみ業をお父様が祝福してくださり、この全体の上に祝福してください。
勝利を賛揚するきょうとなり、今月と今年となり、八〇年代となるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
この式典を快く受け入れてください。


万世無窮であられるあなたの勝利が、きょうから長く伸びていくよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、すべてを真のご父母様のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1982.1.1)


30


愛するお父様!
事由も多いあなたのみ前に手探りで立つ度ごとに、私たちの先祖たちが誤った罪状を、推し量ることのできないほど多くの痕跡を残した罪を考えるとき、彼らの後孫として生まれ、この地上に立つようになった事実を嘆かざるを得ませんでした。


歴史的な過誤も過誤ですが、現実に生きている四十億の人類たちが、厳然と存在しておられる神様を前にして、神様が死んだと叫ぶこの凄惨さを見つめ、数多くの宗教が自らの任務と使命を果たせないそのような立場に立っていることに対し、悲痛にくれておられるという事実を知ったがゆえに、私たち統一教会員はこの者たちに対して反論の旗を世界に高く掲げ、防御の領域を広げていかざるを得ませんでした。


国境を越えに越え、あなたの天意によって歩みながら、その国、その民族の前に残っている恨み多い歴史的な塀を壊すために、夜も昼もなく、前進命令とともに闘争している統一の群れを記憶してください。


歴史路程に燦然と輝き得る若い世代の伝統を残すべきその道を知りましたので、追われ追い回される立場におきましても、統一の群れが人類を代表して、このような伝統を後代の前に残すために身もだえしています。
そのような若い動きが原理研究会という名の動きであることを知っています。
若者たちが未来像の力の源泉として見せてあげることができるよう、天の力が共にあることを知り、前進を誓いましたので、この者たちを守り、祝福してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。


願わくは、激しい風がこの者たちの前に吹きつけるようにしてください。
暴風と台風の風がこの者たちをかすめていき、吹き寄せるようにしてください。
その風霜の中で堂々と残り、勝者の姿を備えた磐石のような若き青年男女たちとなって、三千里半島の大学街から出発し始めるとき、この大韓民国の未来は絶望ではなく、希望が近づくのを知っています。


きょうを契機として、一人でも、一つの生命でも、一人の若者でも決心するよう許諾してください。
そうして、正しい伝統を立て、未来において恥ずかしくない先祖の使命を果たすことのできる義人の父母、祖先たちとなることを誓う日となるよう祝福してください。


そうして天意によって、天意に従って自らの力量に従う権威の価値的代価を地上に残し、地上天国実現を永遠なる偉業として受けていくことのできる若き学徒たちとなるようにしてくださいますことを懇切にお願い申し上げます。


この者たちが希望に燃えると同時に、大韓民国の未来に希望を加え、それだけでなく、アジアと世界と天宙の天意の道に前進する力強いその力とともに、国境を越え、アジアを経て世界をリードすることのできる若者たちとなることができるよう、守り、激励し、教え、導いてくださいますことを再三お願い申し上げながら、このすべてを真のご父母様のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1982.10.24)


31


お父様!
心の門を開き、あなたの召命がどれほどとてつもないものであるかを一身で知りました。


私たちの体と心を整え、あなたの召命の前に、お命じになる命令の前に自らに誓い、勝利の王子になろうと宣誓することのできる厳粛な時間となりましたので、ここにお父様がお座りになって、一つ一つチェックしてくださり、あなたの子女たる名分をその心にもう一度再認識するようにしてください。


そうして、残る最後の頂上の峠を越えるにおいて、過去のすべての失敗と足らなかったことを忘れ去り、このひと時の勝利の記録として全体を身代わりすることができるようにしてくださり、厚遇なさったあなたの勝利の勝利圏が、私たちに連結されるよう祝福してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。


私たちの意志で消化させることのできる勝利のひと日を迎えることにより、ご父母様が備え、神様が備えてくださった永遠不変の天国企業を相続することのできる驚くべき事実の前に、感涙しながらひれ伏すのみである自らを発見することができるよう許諾してください。


言葉もなく恐れかしこまり、感謝する涙の生活、迫害の渦中においても、孤独な立場においても、あなたのために涙しながら、心に幸福の喜悦を体恤することのできる天の一族とならなければなりません。


そのような出発を予告するこの瞬間に、この者たちの希望と、この者たちの心にたけるあふれんばかりの決意の心情が再び爆発するようにしてください。


民族の環境を越えてアジアに、アジアの環境を越えて世界に、世界の環境を越えて天宙のお父様にこの地上で侍り奉る一つの王国建設の大道を明らかにすることのできる天の国の精兵であることを自覚するこの時間ですので、お父様、どうか各個人をつかんでくださり、自らの志として消化することのできる、主体であるあなたの前に子女として、愛を中心に対象圏を備えることのできる群れとなるようにしてくださることを懇切にお願い申し上げながら、すべてを真のご父母様のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1983.5.8)


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コメント

父の祈り(勝利の祈り)11ー1

2023年03月17日 20時08分49秒 | 学習
1


お父様!
能力のみ言をもって現れてください。
私達全部を再びおつくりくださり、再創造の役事を起こしてくださいますことを、愛するお父様、懇切にお願い申し上げます。


難しい環境におきまして、私達一人一人を呼び立ててくださいましたので、今、私達は試練と困難の峠を越えていきます。
今、残っている実践の闘いで勝利の凱歌を歌う時となりましたので、お父様、力に力を加えてくださり、能力に能力を加えてくださり、復活の権能をもって現れてください。


暗闇に閉じ込められていた心霊が解放されるよう許諾してくださり、希望の炎でもって復活させてください。
ふさがった真理の園、悪が主管したこの世の中、六千年のお父様の恨みの土台を明らかにして余りあるお父様の生命の炎を許諾してくださいますことを、わがお父様、懇切にお願い申し上げます。


新しい歴史はお父様を中心として始められるということを知るものです。そして、歴史の基準を天に置かなければ、全体的な歴史の基準とはなり得ないという事実も知るものです。


お父様!
私達を立ててくださいましたので、新しい歴史を成就することができるよう許諾してくださり、新しい時代の天の精兵として立ててくださって、新しい園を建設して、歓喜の栄光をお父様に帰し奉ることができるよう恩賜を許諾してください。


闘いの障壁を切り開き、先知先烈達が行ったのと同じ道を尋ね入りました。
困難な道だという道を尋ね入りました。
立ち戻ろうとしても立ち戻ることのできない道に入ってしまいました。
一方的な目標に向かって、自主的な勇気を持って闘わなければならない時となったことを知るものです。
最後の情熱をみな傾け、他人よりも先に旗を揚げ、サタンに向かって突進することのできる天の精兵達となるよう許諾してください。


お父様!
残された闘いの祭壇を勝利の祭壇として刈り入れ、お父様の安息の祭壇、栄光の祭壇として収拾することのできる時まで、お父様、私達の行く道を守ってくださり、私達のとどまっている場所を聖別してくださり、喜びの勝利の白い旗を、この民族と全人類の前に立てても余りあるよう導いてください。
主のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1956.4.8)


2


一つのみ旨を成すための路程が、万民の知ることのできない寂しい路程であったことを知るとき、ヤコブが歩んでいった二十一年の生涯が私達の信仰の行路として残っていることを思うとき、私達もハラン荒野を前にしてラバンの家に向かって歩んでいったヤコブの路程を手本として、み旨の道を歩んでいくよう同情してくださり、私達の友となってください。
私達の行く道を保護してください。


私達の行く道の前に多くのサタンが立ちはだかっていることを知っています。
暗闇の権勢が立ちはだかっていることを知っていますので、愛するお父様、ヤコブが歩んだ路程を手本として歩もうとする子女達の心に、鉄石のように変わらない一つの中心だけが残るよう許諾してください。
一片丹心、すべて傾け、天倫のみ旨だけを心に抱き、肉身のすべての条件を忘れてしまい、力いっぱい走ることのできる子女達となるよう許諾してください。


そうして、最後の凱歌をお父様の前に帰し奉る時までは、耐えながら闘っていかなければならない道が残っていますので、天よ、力を許諾してくださり、能力を許諾してくださり、ヤコブの寂しい心情を受け継ぎ、地から天の端まで架かったはしごを、天の天使達が上り下りするその栄光を眺める恩賜を、この場に許諾してください。


私達が最後まで協助なさる天のおられることを知るよう許諾してくださり、お父様の忍耐してこられた心情を知るよう許諾してくださいまして、お父様の永遠のみ旨が成されるその日まで、闘いの勇者として、忍耐の勇者として最後まで闘い、勝利するよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、主のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1956.7.3)


3


お父様!
シオンの一つの中心を捜し立てるために、数多くの先祖達が血を流しながらお父様の前に心配をかけ、負債を負った事柄を蕩減するために、今まで闘ってきました。


お父様!
この時間、私達の心と体にシオンの栄光が臨むよう許諾してくださり、永遠にお父様が臨在なさり得るシオンの喜びが私達の心に満ちあふれるようにしてください。


私達が、お父様が体と心を主管なさり得る栄光の息子・娘となるとするなら、私達にはそれ以上望むこともなく、それより望みがないことを知っています。


しかし、永遠であられるお父様のみ手に捕らわれることができなければ、この地上に私達のように寂しくかわいそうな者達はいないでしょうし、凄惨な者達もいないことでしょう。


この時間、傷ついた体と心そのままでお父様の前に出てきましたので、お父様、哀れにお思いくださって、闘いで引き裂かれた私達の傷を治療することができるようにしてくださり、お父様の心の中に秘められた愛の味が分かるよう許諾してください。


そうして、天の心に似て、天の栄光を中心として全体が歌うことができ、天の栄光を中心として全体が楽しむことができ、天のみ旨のために全体が頭を下げることができるよう許諾してください。
わがお父様、真実にお願い申し上げます。


きょうから持つ希望、きょうから持つ恨み、そしてきょうから感じるようになるお父様の愛に感動して、希望を持ってあすの闘いの峠を越えるようにしてくださり、生涯路程を行くにおきまして数多くの怨讐達の呪いの塀を越えるよう許諾してください。
そうして、平和の心だけが私達の心の中心となるよう許諾してください。
勝利を目指したもどかしい心情だけが、私達の生命の中心となって、この民族を身代わりして闘いの旗を掲げていくのに不足がないよう許諾してください。


今は終わりの時であり、人の言葉は必要なく、人を通したみ言は必要なく、人を中心としたみ旨は必要のない時であることを知っています。
ただ永遠なる生命の脈拍を通して働いてくるお父様の愛のみ言だけが必要なことを私達は知っていますので、私達がたとえ愛を体恤できない不安定な立場に処しているとしても、お父様、役事してくださり、火花のような目で監察してくださり、私達の心に秘められた喜悦の核心が現れるようにしてください。
あらゆる恐怖に捕らわれた私達、お父様の前に出ていって悔い改める子女達となるよう許諾してください。


お父様のみ手に捕らわれて、お父様の恩賜に感謝をしようとする者がいるなら、変わりなくそのような心をとどめるよう許諾してください。
聖なるお父様の前に、愛の息子・娘だという印を受けて余りある息子・娘となるよう許諾してくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


生命の動きも一つであり、恩賜の動きも一つであり、栄光の顕現も一つであるとするなら、お父様、散らばった祭壇を垣根として、お父様のみ旨を中心として追い立てて、早く早くこの民族が一つとなることのできる喜びの祭壇を成してくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、すべてを愛する主のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1956.11.11)

4


数千年の間、先祖達が悲しみの城壁を積んできましたが、この城壁は、日がたてばたつほど低くなるのではなく、サタンが多くの知恵を使ってこの城壁を高くしています。


今日、全世界人類が、先祖達の誤ったこの恨みの城壁を崩すべき責任を負い、また私達もその責任を負っていることを知らなければなりません。


イエス様一人が悲しい道を行かれたのは、イエス様だけの悲しさであると思っていましたが、その悲しみが私達の悲しみとして残っていることを知るとき、今涙を流しながら天に向かって進むべき自分自身を発見するものです。


今、罪に対する切ない心情を抱いて、先祖達が犯したすべての罪の城壁を眺めるとき、あまりにもか弱い自分達であることを知るようになりましたので、お父様、これを押し出すことのできる、お父様の力を受け継ぎ得るよう許諾してください。


お父様!
寂しい立場にいるとしても、涙の障壁を開拓し、和動の園を成すようにしてくださり、お父様が心で心配してくださっているということを知っている以上、私達は躊躇する立場を離れて、休むことなく前進する者達となるよう許諾してください。


今、お父様の命令を奉じていで立った道ですので、死のうと生きようと所願成就の道に向かって突っ走ることのできる天の善なる息子・娘となるよう許諾してくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


今、「すべてのものを捨てて私に従いなさい」と言われたイエス様のみ言に応じることができ、そこに召しを受けることのできる息子・娘となるよう許諾してください。


お父様が喜ばれるみ旨の前に、願われる願いの園に向かって命令されるとき、躊躇することなく、すべての準備を備えてためらわずいで立つことのできる、天が愛してつかんでくださることのできる息子・娘達とならなければなりません。


そうして、六千年の歴史的な恨みを私達が担い、サタンと闘わなければならない責任がありますので、新たな覚悟と新たな決心と新たな誓いを備えて、百折不屈の心、善なる心を持って闘うことのできる勝利の勇者達となるよう許諾してください。
懇切にお願い申し上げながら、主のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1956.12.23)


5


お父様!
天と地が一つの体のようになっていることを、私達はみ言を通して知りました。
天は主体であり、私達は枝葉であることを考えるときに、あるひと日、ある一瞬におきましても、天の愛と生命の津液(=体内からにじみ出る液)を受けなくては生きることのできない私達ですのに、今日天のひと枝と葉として生きるべき私達自体が、永遠であられる神様からにじみ出る愛の津液を受けながら生きることができなかったことをお許しください。


お父様!
今終わりの時となり、審判の日を予告するこの時に、私達自体が完全な根であられるイエス・キリストを中心としてお父様の愛に接ぎ木され得るよう許諾してください。


永遠であられるお父様の愛とイエスと聖霊の愛を通して結ばれる愛の実を、私達自体で刈り取ることを侍ち焦がれるお父様であられることを知っておりますが、私達自体がそこに到達するためには、あまりにも及ばず、不完全で未熟で、お父様の収穫の刈り入れをふさぐ者となるのではないかと恐れるものです。


今、私達自体をお父様にお任せしますので、お父様!私達を育ててくださり、見守ってください。
試練と患難の中で演壇をお守りくださって、一つの成熟した結実として完結し得るよう許諾してくださり、永遠であられるお父様の愛のみ手を経て、永遠の天国を成す結実体となり、刈り入れてさしあげることのできる収穫者となるよう許諾してください。


今、私達を通してキリストの日を成すことを促しておられることが分かるよう許諾してくださり、私達を立て、キリストの愛を表そうとなさる時であることが分かるよう許諾してください。


また、私達自体を立てて、二十世紀である今日におきまして、キリストの患難をつかんでいで立つことを待ち焦がれておられることが分かるよう許諾してくださり、お父様、天城に向かって走っていく私達の歩みが、自分を中心としないようお導きくださり、自分を中心として祈祷する場にとどまることがないよう許諾してください。


すべての悪が侵犯することのできる要素を退け、いで立つことができるよう許諾してください。
お父様が運行なさり、お父様が願われるそのみ旨を成すために、どのような険しい闘いの道だとしても、倒れ落胆するしかない道だとしても、耐えていくことができるよう、お父様がつかんでくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


お父様!
今日私達がイエス様を身代わりして、イエス様が地上において成すことができなかったことを身代わりして成すようになるとき、この民族の前に迫害を受けるようになるとしても、そのすべてのものを耐えることができるようにしてくださり、天のために生きるようになるとき、この地上の人類から侮辱され、困難を受け、悲しみを受けるようになるとしても、十分に克服し、残ることができるようにしてください。


六千年が経過した今日、イエス様が収穫のひと日を待ち焦がれながら私達を呼んでいらっしゃいますので、私達を通して歴史的な悲しみと十字架の血涙の跡を刈り入れられ、私達が勝利の盾となることができるように導いてください。
希望の実体であるイエス様が、きょうも私達がサタンを主管することのできる資格者となることを待ち望んでいらっしゃることを忘れないよう許諾してください。


そうして、お父様の喜ばしいみ旨を心に抱き、きょうも天を身代わりして闘わなければならず、生涯路程を捧げてお父様のみ業を行って、私一代において使命が終わらなければ、後孫達を通してでも怨讐サタンを屈服させなければならないという決心を抱く息子・娘となるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、すべてを主のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1956.12.30)




6


神様は善の司令官であると同時に、悪に対して闘っている、お一人しかおられない私達の総司令官であることを感じるよう許諾してください。


六千年の間変わりなく休むことなく闘ってこられたお父様の形状に似て、またイエス・キリストの精誠の路程に倣い、あなたの体面を立てることのできる私達聖徒となるよう許諾してください。


きょう、闘いの過程にとどまっている私達、自分を中心とした神様となってくださることを望み、自分を中心としたイエスと聖霊となってくださいと祈る愚かな者達とならないよう悟らせてください。


天の闘いを身代わりし、その闘いに勝利することのできる天の精兵として現れるべき私達であることを知るものです。
ある民族を中心とした精兵や、ある世界を中心とした精兵となってはなりませんので、永遠なる天の理想と不変の愛と天のみ旨のために、不変の志操を守る天の精兵達となるよう許諾してくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


六千年の間耐えてこられたお父様が、私達に命令をお下しになるときに、私達があなたの心中を察することのできる価値のある人格者となっていないとするなら、お父様が親しく私達に命令をお下しになることができないことを、私達がこの時間知るよう許諾してください。


二千年の間苦労されたイエス・キリストも、真正で公平で義理堅く、法度にたがうことなく、天を身代わりすることのできる不変の姿を備えた栄光の資格者でなければ、親しく命令なさることができなかったということを私達が知るよう許諾してくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


今、私達に残された宇宙的な願いがあるとするなら、その願いは、私達が宇宙万象の全体的な責任を負うことのできる精兵となって、全被造万物を解放し、万人を喜ばせてあげることであると知るようにしてくださり、天の命令を奉じて責任を果たすことができ、使命感に酔うことができるよう許諾してくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


天のみ旨をこの地上に探し立てるために、天の法度を知り、宇宙の闘いの法度を知って、不変の中心を身代わりして、永遠であられる神様の理想と復帰の栄光が全被造万物に現れる時まで、私達は変わろうとせず、休もうとせず、ただ闘おうとだけする息子・娘となるよう許諾してくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


すべてのものを超越して、お父様の喜びと栄光だけのために死の道をも意に介さず、勇進していく天の精兵達となるよう、私達をお導きくださいますことを祈りながら、主のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1957.4.14)


7


私達の心が望む希望は、永遠であられるお父様の理想の園でしたし、私達の体が望むことは、サタンと闘って勝利した栄光の姿を、お父様の前に誇ることのできるひと日を見いだすことでしたので、私達の心がお父様の栄光をまとい、私達の体がお父様の形状に似て、私達の体と心がお父様の喜びの対象となり、栄光の姿として現れるよう許諾してくださいますことを、愛するお父様、懇切にお願い申し上げます。


そのような勝利の息子・娘の形状を備えるべき私達だとするなら、その心をお父様の栄光の前に、その体をお父様の性相の前に、自らのすべてのものを差し出し、おそれ多くかしこまった姿でもって過ぎし日の足らなかった自我を悔い改め、反省することができるよう導いてください。


お父様!
私達に心からお父様の愛を欽慕し、お父様の人格に似ようという心があるとするなら、きょうのお父様のその悲しみが私達の悲しみであり、お父様の切なさが私達の切なさになるべきことを知っていますので、愛するお父様、そのような私達となるよう役事してください。


愛のお父様!
私達の中に、体と心が死亡と暗闇の道に行きつつあるのを知りながらも、いまだに悔い改めることができずにいる息子・娘達がいますでしょうか。


お父様、能力をもって現れてください。
お父様、力をもって現れてください。
お父様、再創造の復活の役事を起こしてください。
そうして、私達の体と心に、お父様の無限なる愛の懐に向かって駆け込むことのできる能力を備えるよう許諾してくださいますことを、愛するお父様、懇切にお願い申し上げます。


お父様!
時間がたてばたつほど、最後の闘いの日が私達の目前に来ていることを知るよう許諾してくださり、その闘いの場におきまして落胆する者達となることがないよう許諾してください。
お父様を身代わりして最後の勝利の一基準を立てる時までは、闘いに闘っていくことのできる天の精兵達となるよう許諾してくださいますことを、愛するお父様、懇切にお願い申し上げます。


きょうまで私達と共に悲しまれ、私達と共に闘われ、私達と共に困難にぶつかってこられたお父様、今、お父様の望みのひと日を眺めて闘うべき新たな闘いが、私達に残っていることを知っていますので、お父様、私達に無限なる能力を注いでくださり、その闘いに勝つことができるよう役事してくださり、どうか足らない姿とならないようお助けください。


そうして、この民族がお父様の愛の懐に抱かれ、さらには、民族を通して、この地の数多くの人類がお父様の栄光のひと日を迎えることができるよう許諾してください。
また、人類を通して天の千々万聖徒達まで和動する、二つではない一つの世界を成し、お父様の栄光を賛揚し、お父様の愛を体恤して生きる新しい復帰の園が、早く早くこの地上に成され得るよう役事してくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、すべてを主のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1957.10.13)


8


死んだとしても、あなたの遺業を継承しなければならない闘いの歴史が私達に残っていることを考えるときに、とどまっている私達自体をお父様の前に差し出し、果たして闘うことのできる天の精兵、闘って勝利することのできる天の精兵となっているのかを、私達自らが反問することができるよう許諾してくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


私達が闘うべき怨讐は、地上のある一人ではなく、六千年という長い長い歴史過程を経ながら神様に対して反旗を翻し、神様を讒訴した、公衆権勢をつかんだサタンだということを私達は知っています。
きょう、このとてつもない怨讐をお父様の前に屈服させるべき責任と使命が私達にあることを思うとき、私達は今まであまりにも安逸な生活を願い、あまりにも恩賜に清かってお父様の愛ばかり受けようとしたことを悟るものです。
お父様、お許しください。


怨讐達を屈服させるためには、激しい荒波と闘いと十字架の逆境におきましても、その精神と心が変わってはならない立場にあるということを、今まで私達は忘却していましたが、今からは変わらない心をつかみ、億万のサタンに対して一人闘うことのできる天の精兵となるよう許諾してくださいますことを、愛するお父様、懇切にお願い申し上げます。


このみ旨を奉じていく中、闘いに疲れてしまった息子・娘がいるでしょうか。
お父様、力を許諾してください。
躊躇する者がいるでしょうか。
お父様の勇気を許諾してください。
そうして、勝利の目的に向かって走ることができ、闘いの目標に向かって真っすぐ走っていくことができ、突進することのできる愛する息子・娘となるよう許諾してくださいますことを、愛するお父様、懇切にお願い申し上げます。


最後の接戦を経て、勝利をもってゴルゴタの峠を越えるべき責任が私達にありますので、お父様の力と心と覚悟と決心を持ち、このすべての戦場に向かって走っていくことができ、恨みが積もり勝利することのできるお父様の息子・娘となるよう許諾してくださいますことを、愛するお父様、懇切にお願い申し上げます。


心がとどまるところがどこなのかを、お父様の前にあらわにするようにさせてください。
お父様のみ旨を一つの目的体として現し、サタンと対決して勝利の基準を現すべき使命を持った息子・娘達が、お父様、ひ弱な立場にいるでしょうか。
力をお与えください。
お父様の前に祈祷し、天の悲しみをそそる者がいるでしょうか。
お父様、喜びを許諾してください。
天を見いだそうと心を砕く者がいるでしょうか。
善と公義の役事をもって現れてください。


今、私達が進むべき闘いの路程におきまして、障壁が前をふさぐとしても、一人これに責任を負い、お父様のみ旨に向かっていくことのできるお父様の息子・娘となるよう許諾してください。


イエス様が十字架を前にして、無限の苦痛をお受けになりながらも、これを克服していかれた勝利の姿に倣い、私達も最後の生命をみな捧げてでも、勝利することのできるお父様の息子・娘の基準を立てることができるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、すべてを主のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1957.10.27)


9


霊界では第二イスラエルの名で位階が編成されていますが、今日世界に散らばっているキリスト教が第二イスラエルの位階を成すことができずにいます。
お父様!
眠っている民族を目覚めさせ、眠っている世界のキリスト教徒達を目覚めさせて、地上で第二イスラエルの祝福を身代わりすることのできる位階を造成し、霊界が一つとなり、今日第三イスラエルを世界的に建設することのできる選民権を私達に許諾してください。


そうして、位階をもって組織された氏族を通して、民族を通して、国家を通して世界型まで経ていくべき天的な使命を私達が引き継ぎ、モーセが闘った路程を私達が引き継ぐよう許諾してくださり、イエス様が闘われた路程を私達が引き継ぎ、サタンの非難と讒訴を退け、さらにはお父様に侍ることができるよう許諾してくださり、お父様の栄光を私達に許諾してください。
お父様、懇切にお願い申し上げます。


神様が選んだ選民イスラエルの苦難に打ち勝つことのできる喜びの息子・娘として立ててくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
私達が世界カナン復帰路程を成就するよう許諾してくださいまして、今、サタンとの闘いの路程で、私達が一つに結束して勝利するようにしてくださり、一つの中心的なイエス様のみ意の前に反逆する群れとならないよう許諾してくださり、苦労させる群れとならないよう許諾してください。


今、私達は天にご心配をかけず、第三イスラエルを成就しても余りある息子・娘となるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げ、すべてを主のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1958.2.9)



10


お父様!
自由の園を失ってしまった人間、解放の園を失ってしまった人間、統一の園を失ってしまった人間達を哀れにお思いください。
失ってしまったすべてのものが、外的世界において解決されるとだけ思っていましたが、外的には一定の基準を備えてきながらも、内的には分裂してきた歴史的な悲しみを私達は知りました。


今、問題となる内的な自由の世界、内的な解放の世界、内的な統一の世界を勝ち取ることのできる神様に対する生命の力が、愛の力が、理念の力が私達にみなぎって、死亡までもあざ笑い、苦痛と悲しみと悔しさをすべて踏み越えることのできる一つの心情の基準が、私達の心に立てられるようにしてください。


そうして、心情の世界では全体の聖徒の自由さを感じることができ、全体の環境も感じることができ、全体の生命までも動き出し得るということを私達が知るよう許諾してください。


お父様!
きょうの歴史的な世界を眺めるときに、内的には分裂を助長しながら、外的にはいかにもそれらしく統一の形態を備え、物質を中心として動いてきているということを知るものです。
しかし、内的に見るなら、それとは反対に精神の窮乏を避けるために、生命の窮乏を避けるために、愛の窮乏を避けるために歴史が流れてきたということを知りました。


お父様!
今日この地上に生きている人間の心と心に、今、物質的な飢饉と枯渇だけでなく、物質的な追及だけでなく、精神的な枯渇と精神的な追及を受けていますので、これを満たしてやることのできる聖霊の炎、お父様の生命、お父様の愛の力を許諾してください。
そして、それが爆発するところにおいてのみ、得ることのできる内的なすべての生命、追求した自由の理念までも消化することのできるお父様の自由の心情、お父様の解放の心情、お父様の統一の心情を私達に許諾してください。


捜しさまよわれた苦労の歴史路程の前において、今、私達の心情にお父様の心情が爆発するよう許諾してくださり、お父様の生命力、お父様の理念、お父様の愛を中心とした、生命を基盤とした自由、理念を基盤とした自由、愛を基盤とした自由、そしてまた、それらを基盤とした解放と統一が成されたその全体を所有して、「お父様!今こそ慰労をお受けください。あなたの心がこうだということを知りました」と言いながら、歴史路程で苦労されたお父様の願いを解怨してさしあげることのできる、心情的な基盤を備えるよう許諾してください。


そうして、お父様に侍り、栄光を受けることのできる生命と理念と解放を歌うことのできる立場で、復帰の悲しみと復帰の苦痛と嘆きを解怨する自由の回復運動を摂理されたお父様の心までもすべて解怨し、世界の人類全体がお父様に侍り、自由を歌うことができ、解放を歌うことができ、統一を歌うことができるお父様の息子・娘となるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、すべてを主のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1958.10.12)

11


きょう、私達がお父様のひざの前に再び集いましたが、悲しいお父様に栄光を帰し奉れないのではないかと心配であり、お父様が望まれるみ旨の前にとてつもない過ちを見せるのではないかと心配ですので、お父様、ふさわしくない私達であるとするなら、自ら低い立場に処してお父様の哀れみを望むことのできる懇切な心だけでも持つよう許諾してください。


お父様が助けてくださらなければ、どうして私達がこの地上でお父様の栄光を眺めることができ、お父様の心情に残される私達となることができるでしょうか。
そうできなければ、どうして私達が許された園のみ旨を眺めることができるでしょうか。


お父様!
あなたの心の中に残され得る群れ、あなたの心情に和することのできる群れ、あなたと共に生活することのできる群れとなることを、私達は最初から心に描き、またそのみ旨を見つめてきました。
お父様の前に誓った私達、お父様の前に決心した私達、そのお父様の命令に従順になり得る私達自体となっているかを、自ら反問してみるこの時間となるよう許諾してください。


終わりの日は近づいていますが、お父様のために責任を負う群れがいないことをご覧になり、お父様が嘆息しておられることを知っています。
私達、お父様を求め、お父様の栄光を見つめ、お父様の息子だと、心では自任していますが、お父様のお残しになったみ旨、お父様の許諾された摂理、お父様の闘いの路程におきまして、ある一分野に責任を負い現れる群れがないことをご覧になり、お父様が嘆息していらっしゃることを知っていますので、お父様、私達がこの時間再びお父様の前に贖罪の祭壇を築き、痛悔の涙を流すことができるよう許諾してください。


荒野路程で安息を望む心を持ち、お父様を恨みながら荒野で倒れてしまったイスラエルの群れを、私達は知っています。
今日、私達はそのような姿とならないために、この時間お父様のみ手をつかもうと集いましたので、お父様の栄光に参与する群れとなるよう導いてくださいますことを、愛するお父様、懇切にお願い申し上げます。


地に対して苦労するお父様の息子・娘を探し求めているこの時、単にお父様に対して自分だけをつかみ、とどまる者達とならないよう許諾してください。
自ら足らなさを感じる私達、お父様の祭壇の前に現れることのできない足らない自分達ですが、み旨のためにゴルゴタの道を最後まで死守できるあなたの息子・娘となるよう許諾してくださり、最後まで残される群れとなるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げ、すべてを主のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1958.10.19)


12


お父様!
永遠なる生命を動かすためには、生命は生命でもって動かなければならず、愛は愛でもって動かなければならないということを知っています。
お父様、そうですので、生命の主体であられるお父様が生命として現れてくださり、愛の主体であられるお父様が愛として現れてください。


私達はその生命の枯渇を被っていて、愛の枯渇を被っています。
そうでありながらも、すべての理念的な面で窮乏なる立場におきまして、一日の生活すら保護することのできない足らない者達です。
天と地に背反して理念を失ってしまった堕落の恨みを、私達が胸に抱いてきょうも悲しみ、お父様の前にひれ伏しますので、かわいそうなこの者達を、お父様、抱いてください。


お父様が知らないと言われれば、誰が私達を引き受けてくださり、お父様が捕まえてくださらなければ、誰が私達を捕まえてくださるでしょうか。
私達の前には指導者もなく、師もありませんので、ただお父様だけが私達と共にいてくださいますことを懇切にお願い申し上げます。


私達が困難なことにぶつかるときや、悲しいことにぶつかるときごとに、お父様が私達の心を慰労するために苦労なさることを知るとき、お父様の前に面目ない私達であることを申し上げざるを得ないものです。


「行け」と言われる道に従って、私達が迫害される歩みをたどるのをご覧になり涙されるお父様、申し訳ございません。
「来い」と言われるお父様の召しに応じて、お父様が歩んでいかれた足跡に従っていで立った私達であり、死の道をも覚悟した私達ですので、お父様、死の道が現れるとき、死亡線を怖がって、その手前で退く者達とならないようにしてください。


私達の体が引き裂かれ、心がずたずたに引き裂かれる痛みが迫るとしても、お父様の嘆息が残り、お父様の恨みが残り、お父様の愛が残っている限り、すべてのものを克服していで立つことのできる天の真なる勇士、天の真なる息子・娘達となるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、すべてを主のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1958.12.21)


13


今、宇宙的な悲しみの歴史路程を清算し、新しい喜びの歴史を創造しなければならない時がやって来ました。
お父様、私達の力が足りませんので、強い力をお与えくださり、強い欲望を持つよう許諾してください。
新たな勇猛性を備え、目標に向かって自信を持って前進することのできる、天の精兵の姿を備えるようにしてくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


カナンの地を眺めるヨシュアとカレブにお父様は「強く雄々しくあれ」と言われました。
怨讐に対しているヨシュアの前に立てられた一つの基準は「強く雄々しくあれ」というものでしたので、今日、私達の姿も強く雄々しくカナンの都城に向かって総進撃しなければなりません。


最後の決戦が目前に迫ったこの時、闇の勢力に対して、この地上で責任を負って闘うことのできる息子・娘が必要なことを知っています。
お父様、ここに集ったあなたの息子・娘が、そのような責任者となることができるよう許諾してくださることを、愛するお父様、懇切にお願い申し上げます。


ここに集った息子・娘達の心と心を主管してください。きょう、自らを立てて主張する者がいるでしょうか。
自らのある主義や思想や自らの観念を通し、自らの認識を通してお父様に対する者がいますでしょうか。
こうした者はお父様の絶対的な権限が分からない者であり、お父様の背後の苦痛が分からない者です。


恨みと悲しみで六千年間ふさがっていた死亡の障壁を、切り開くことができるようにしてください。
そうして、千々万の聖徒達が動ずることができ、三位神を中心とした霊界の数多くの霊人達がこの時間、歓喜の誦詠を捧げるようにしてください。
万有万象のすべての存在の前に、復帰と解怨の日を約束し得るこのひと時となるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げ、主のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1958.12.21)


14


今まであなたのみ旨のために来ては逝った人々が多くいましたが、取るに足らない私達を呼んでこの場に集わせてくださったのは、あなたのあまりにも大きな恩賜であることを知っていますし、あなたが私達をお集めになったのは、命じようとなさるみ意があってであるということを知っています。
お父様!
この時間、個々人の心霊の上にあなたの生命のみ言と生命の恩恵をお与えくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


私達はきょうもあすも、希望の園を見つめながら闘いの一路を開拓しなければならない戦場が残っていることを知っていますので、私達の体と心が強く雄々しく死亡の波をさらって追い出すことができるよう導いてくださり、生命の権限を持って復活の恩賜を誇ることのできるあなたの息子・娘達となるよう許諾してくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


愛するお父様!
この民族を代表して集う数多くの教団を祝福してください。
特に寂しい中であなたの前にひざまずき、懇切に祈祷している食口達にも、お父様、祝福の恩賜をお与えください。
一律的な恩賜のみ手をもって彼らを保護してくださり、一律的な役事をもって彼らを勧告してくださいまして、残された闘いの場において、サタンとの最後の激戦で敗北する者達とならないよう保護してくださり、栄光の凱歌を高く叫び、お父様の息子・娘だと誇ることができるようにしてくださいますことを懇切にお願い申し上げます。


多くの群れがお父様のために努力しましたが、終わりまで耐えて勝利することができなかったことにより、その努力と苦労が結実しなかったという事実を知っていますので、お父様、終わりまで耐え、終わりまで努力し、お父様の前に最後の結実を結んでさしあげる時まで、きょうもあすも、いや一生をかけたどのような闘いも意に介さず、前進することのできる息子・娘達となるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、すべてを主のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1959.3.22)

15


お父様!
今まで私達は、お父様のみ旨が何であるかを知りませんでした。
歴史的なみ旨も知らず、時代的なみ旨も知らず、個人の生涯と生活に対するみ旨も知りませんでした。
しかし、おそれ多くも歴史的なみ旨を知ることのできる恩賜を許諾してくださいましたので、感謝を申し上げます。


時代的な心情、生涯的な心情、生活的な心情、時間的な心情までも教えてくださいました恩賜に、お父様、本当に感謝をするものです。
この心情を抱いて、私達は使徒の門を通過しなければならず、キリストが行かれたその道に従って、狭い門から入らなければなりません。


そうして、死の峠におきまして闘って勝利し、復活の恩賜を得ても余りある者となり、再び地上に復活した善の氏族を残し、実を結ぶようにして初めて審判を避けることができるというみ言を知っています。


善なる実を結べない木は、すべて切って捨ててしまうと言われましたので、善なる木とならなければなりません。
善なる木となって、善なる実を結ぶ者達となるよう許諾してください。


イエス様も善なる実を刈り入れるために二千年の間闘ってこられたので、今日の私達も復活の恩賜に浴して、善なる木として善なる実を結ぶことができるようにしてください。
地上にその種を蒔いておき、逝くことのできる息子・娘達となるよう許諾してくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


これがお父様のみ旨であり、これが地を訪ねてこられたお父様の目的であり、これがお父様が闘ってこられた内容であることを知り、そのみ旨、その目的、その内容に徹して生活することができ、闘うことができ、お父様をつかむことのできる私達となるよう許諾してくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


お残しになったみ旨をすべて成し、駆けていくべき道をすべて行って、主を慰労することができ、お父様を慰労することのできる最高の孝子孝女達となるようにしてくださいますことを懇切にお願い申し上げ、すべてを主のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1959.4.26)



16


死亡の波が逆巻く塗炭の苦しみの中にいる私達人間は、この地上に哀れみのひと日をお開きになるために長い長い歳月の間苦労され、悔しさにぶつかられながら闘いの歴史を摂理してこられたお父様の前に、面目を立てることができず、お父様が信じようとしても信じることのできない罪人達であることを悟るものでございます。


今、エジプト苦役時代のような六千年の歴史を解放させてください。栄光のひと時とひと日を約束されたことに感謝を申し上げます。
数多くの先知先烈達をして、先に血涙の道を歩むようになさり、行くべき道はこうだと、その行くべき方向を指示された時が一、二度ではなかったことを、私達は歴史を通してよく知っています。


哀れみのお父様!
愛のお父様!
慈悲のみ手をもってこの地をおつかみになるのは難しいことを知っている私達です。
不忠で不備なる者達ですが、あなたの哀れみを欽慕し、あなたの愛が慕わしくてお父様のみ前に出てきましたので、お受け入れください。
嘆息と悲しみが残っているこの地に生を受けている私達を、哀れにお思いください。現実の生活にあえいでいる私達を哀れにお思いください。


天の心情を抱いて心配する者がいるとするなら、この地を涙と悲しみをもって見つめないではいられないはずです。
また、天のために痛哭しないではいられない心情を、私達は痛嘆しないわけにはいきません。


願わくは、そのような心情に徹し、カナン福地を望むエジプト苦役路程のような六千年の試練の歴史の嘆息圈を、お父様、除去させてください。


人間は望み信じ従ってきました。
行く道は苦役の路程であり、行く足取りは悲しみを促すものであることを知っていますが、恨みの堕落行為を犯した人間であるために、行くまいとしても行かざるを得ないのです。


絶望のどん底であえぐ人間は、天の約束を知ったその日から、この死亡のどん底から抜け出すためにあえいできましたが、今日までサタン隷下から抜け出すことができずにいることを知っています。
また、その中に、誰よりも私達自身が存在しているということを知っています。


今、生きるために、ただ生きておられるお父様を呼ぶべき時が来ましたし、摂理のみ旨をお立てになったお父様のために忠誠を尽くす息子・娘達が現れなければならない時が来ましたので、不備なる自らを怨嗟し、不完全なる自分を嘆息し、不忠なる自らを打ちながら、きょうもあすも、その国を立てるためにあえごうと、懇切なる心情だけでも持つよう許諾してくださいますことを、愛するお父様、懇切にお願い申し上げます。


お父様!
イスラエル六十万大衆が宮中を脱出した時には、喜びの歓呼の声が天を突きましたが、その後パロの戦車があとを追ってきた時には嘆息し、天を恨んだ先祖達の歩みをよく知っています。
今日、私達がお父様の前にいで立つとき、喜びの心情があるでしょうか。
その心情に反して天を恨む心情が大きくなるのではないかと心配です。


どのような曲折とどのような悲しみにぶつかるとしても、怨讐達が罪悪の洞穴を掘って待っているとしても、粘り強く闘って、天の精兵らしい志操を喪失しないようにしてくださいますことを、愛するお父様、懇切にお願い申し上げます。


行く道には峠もありましょうし、砂利の多い土地もあるでしょうし、荒れ地もあるでしょうし、怨讐達が私達をねらうときもあるはずですので、既に覚悟した決心でもって、すべてものを意に介さず、きょうもあすも闘いの一路を開拓し、約束したカナンの地を解放する時まで、その心と心に責任を感じ、突進することのできる天の勇兵達となるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げ、すべてを主のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1959.5.17)


17


お父様!
歴史路程を経てきた私達が、自らの反映を世界に転じ、世界の反映を私達の一身に備え、この世界を動かされるお父様に侍ることのできる孝子、孝女、忠臣となるよう許諾してください。
これがお父様の願いであることを知りました。
私達、今からでもみ旨のために犠牲になろうという新たな覚悟のもと、天のみ旨の前に凛々しく立つことのできる息子・娘となるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。


私達の前に険しい道が訪れ迫害が連なるとしても、お父様を思い、寂しさに涙があふれ出るとしても、お父様を思い、悲哀の曲折に浸って、身の置き所のないときでもお父様を思い、この道は私が行くべき道、一生の仕事とすべき道と思い、有り難く思いながら行くことのできる息子・娘となるなら、私達は滅びることがないことを知っています。


そのような私達を通して、この民族は新たな方向を知る時が来るでしょうし、世界人類の新たな文化の基準、新たな視点を立てる時が来ることを知っていますので、私達、天情の因縁を備え、天的な心情の園を建設するためのラッパを高らかに吹き、行軍する勇士達となるよう許諾してください。


サタンの終末を見るために、敵陣に向かって総進軍するあなたの息子・娘となるよう許諾してください。
そうして、天が失ってしまった人間達を取り戻し、天の懐に再び帰らせ、勝利の凱旋歌を歌って余りある息子・娘となるようにしてくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


天が任せようとなさる時代的な偉業、世界的な偉業、さらには天宙的な偉業を担うに不足のないよう、お父様が抱いてくださり、鍛練してくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、すべてを主のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1960.10.16)



18


お父様!
行けと言われた所を訪ねてきました。
来てみると、最後の闘いが残っていることを知るようになりました。


約束の地、カナンの福地を喜びをもって見つめながら進んだイスラエル民族の前に、ヨルダン川が横たわっていたように、私達の前途にも最後の闘いが残っていることを知りました。


時を迎え、一地域に向かって行けという命令を受け、希望の拠点に向かっていったその群れの前に、ヨルダン川を渡るための三日の闘争路程があったことを知りました。


今日まで綿々と続いてきた凄惨な歴史の血痕が、きょう私達から勝利のものとして刈り取られるべきことを知るものです。
お父様!
今は最後の特命を受けて悲壮な覚悟を持ち、父なる神様の宝座に向かって厳粛に歩みを踏み出さなければならない深刻な瞬間であることを知るものです。


私達の体と心が私達自身のものではないことを知りました。
私達は誰のものであり、誰のためにこの場にいるのでしょうか。
私達はお父様のものであり、お父様のために存在しています。


私達の補給地は地上ではないことを知りました。
体の補給地は四方性を備えていますが、心の補給地は困窮と苦痛と悲しみと悲哀であることを知りました。
これを突き抜け、定着しなければならない最後の城壁に到達し、最後の突撃命令を待つ瞬間であることを知りましたので、この瞬間に、私達が実を結んで倒れようという悲壮な覚悟と誓いと信念を持つようにしてくださいますことを懇切にお願い申し上げます。


み旨に背反し、悲しい歴史路程に一層悲しみを加えた者達を打たれるお父様を、恐れることのできる私達となるようにしてください。
肉がそがれ、骨が折れるとしても、心に決めた決意が変わることなく、最後まで残され得る私達となるようにしてください。
不変の中心のためにこの体と心すべてが捧げられるとするなら、何の恨みがあるでしょうか。


寝ようが覚めようが、食べようが飢えようが、神様の一線を守るべき精兵であることを忘れないようにしてください。
飢え渇き、病んだ流れ者のような身であるとしても、お父様に向かう誓いを破ることのない群れとなるようにしてくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
お父様のみ意のままに成してくださり、勧告なさったみ旨が私達によって結実されるようにしてください。
主のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1960.12.11)



19


お父様!
特別に時代的な困窮が私達の前に近づき、時代的な飢えが私達の前に近づき、時代的な絶望と嘆息が私達の前に近づいてくるとしても、これを無難に越えていで立つ天の息子・娘となることができ、死亡の世界から復活の権勢を備えて、勝利の旗を立てることのできる統一の役軍となるようにしてくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


私達の中に、足らなくてお父様のみ意のままに動ずることのできない者がいるなら、打ってでもお父様が願われる希望の地の上に立たせてください。
死をもってでも、勝利を立ててみせるというのが天のみ旨であることを知っていますので、私達もそこに歩調を合わせて、死を覚悟してついていこうという信念だけは捨てないようにしてください。


イスラエル民族がカナンの地に向かって行軍するときに、モーセが倒れる者達にむちを取り、打ってでも荒野路程を越えさせていたなら、イスラエル六十万大衆は、荒野ではげたかのえさになりはしなかったでしょう。


この民族全体が心で信じ生活で一つとなって、離れようとしても離れることのできない因縁の中で、むちを取って打ってでも私を導いてくださいという決意と誓いをすることのできる民族的な運動を展開しなければならない時が来たことを、私達はあまりにもよく知っています。


統一の群れ達は、既に死を覚悟していで立った群れですので、お父様、むちを取って打ってでもカナンの地にお導きください。
死ぬとしても、その場所に行って死のうという者とならなければなりません。
荒野で倒れてはげたかのえさとなって、千秋の恨みを残し、歴史的な汚点を残した先祖達の二の舞いを踏む者達とならないようにしてくださいますことを、懇切にお願い申し上げます。


今、私達が天のみ旨を継承し、新しいイスラエルの旗を掲げていで立ち、彼らが行くことのできなかった十字架の峠に責任を負っていくことのできる天の息子・娘となるようにしてくださいますことを懇切にお願い申し上げます。


習慣的な信仰観念の中にとらわれないようにしてくださり、日がたてばたつほど、お父様のための忠誠心と孝の心が心の中に深く流れるようにしてください。
厳しい環境であればあるほど、一層懇切であり得る真の心情だけが私達を主管できるよう祝福してくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、すべてを主のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1962.2.23)


20


お父様!
人々は、韓国の一角から始まった歴史的なこのみ業が追われ、追い出され、流れいく水のように消えてなくなってしまうと思っていましたが、今、世界的に広まっていき、日本とアメリカとドイツ、全世界に問題を巻き起こしています。


しかし、これはこの世界を滅ぼさせるためのものではなく、サタン世界を滅ぼさせるためのものであることを知っています。
サタン自体をこの地上から追放するための歴史的な事件であることを知っています。


このようなとてつもない復帰の使命を背負った天の勇士達ですので、どうか強く雄々しくあり得るようにお導きください。
お父様がいつも共にいてください。


私達の背後にはいつも天の千々万聖徒達が背水の陣を敷いているということを知りました。
私達にはただ前進あるのみですので、この国のために行かなければならず、この世界のために行かなければなりません。
全天宙にいる霊人達までも解放すべきとてつもない使命が、今日、私達の復帰路程にあることをはっきり知りましたので、この道に最後まで従っていくようにしてくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


お父様!
とてつもない歴史の新しい正道がこの地上に現れました。新しい組織がこの地上で波及し始めたので、全世界を感動の渦中に追い込み、勝利の旗を掲げてお父様を賛揚することのできる世界が早く早く来なければなりません。


私達は生命とすべてのものを投入し、そのために決意した者達ですので、お父様が願われるままに言い付け、命令してください。
大洋も躊躇することなく越えていくでしょうし大陸も横断することでしょう。


私達が行く道にあなたの平和のみ手が共にあってください。
勝利の盾が私達の周囲にあることを知っていますので、私達が行く所ごとに、お父様の栄光とお父様の実証的な姿を見せてあげることのできる事件が起こるようにしてくださいますことを懇切にお願い申し上げます。


数多くの国を訪問する度ごとに、私達の使命がどれほど忙しく、どれほど切迫しているかを知りますので、私達はお父様のために、より一層忠誠を尽くさなければなりません。


今、この民族のためにだけ生きる時は過ぎ去りました。世界のために、天宙のために生きるべき時が来たのです。
ですので私達の個人的な生活環境を越え、生命の源泉であり、愛の源泉であり、理想の源泉であられるお父様を中心として、生活圏内で私達の全体がお父様と接して、勝利者となるようにしてくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、すべてを真のご父母様のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1969.5.4)


21


お父様!
私達を送られたあなたの願いが何であるかを、はっきり知るべき時がやって来ましたので、お父様のその願いと私達自身が一致し、私達がその願いの結果を持ってお父様の前に帰っていかなければならない重大な責任があるという事実を、はっきり悟るよう許諾してください。


お父様!
ここに幼い子女達が集いましたので、あなたが歴史時代を経てこられながら悲しかった事情がありましたなら、私達一人一人の心中に訴えてください。
怨讐と対決する中で、悔しく口惜しい事実がありますなら、そのすべてのものを復讐して蕩減し得る一念を、私達に移してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。


お父様によって始まった私達でありますがゆえに、お父様によって生きていくことを願うものです。
ですので、お父様の前にすべてのものを捧げて従ってきた私達各自の心に、あなたの能力と生命の力がほとばしるこの時間となりますよう許諾してください。


私達はこの民族の困難を踏み越えていかなければなりません。
また、私達はすべての混乱した環境を収拾していくべき天の命令を受けた者としての責任がとても大切なことを知りましたので、今こそ目的意識に徹頭徹尾徹しなければなりません。


怨讐がこの目的をふさぐときは、その怨讐を取り除いていかなければならず、環境が応酬するときには、その環境を除去していかなければなりません。
このような決意に徹している一個体が必要だということを、痛感することのできるあなたの息子・娘達となるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。


数多くの人々の中から私達を呼び集められたときは、あなたの大きなみ意があったことを私達は知るものです。
格別にあなたの使命を付与なさり、新しい使命を命令するためのみ意があったことを知っています。


お父様、そうですので、私達各自の体と心をお父様の前に完全に捧げて、最後の前線に向かって駆けていく天の勇士の姿を備えるよう、許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。
このすべてを真の父母のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1969.5.11)


22


お父様!
ここに集った統一の子女たち、統一の息子・娘だと自任しているこの若い胸の中に、何を吹き込まなければならないでしょうか。
統一の名前を嫌い、統一の道を嫌い、統一がとどまる場を嫌っては、統一の子女の威信を立てることができないということを、はっきり知るあなたの子女たちとなるよう、許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。


人生は流れいく歳月とともに、瞬く間に過ぎていくことが分かるようにしてくださり、流れ者の境涯が私たちの人生行路に必ず訪ねてくるということを、私たちが忘却しないよう許諾してください。


朝、太陽が東方から昇るときには、すべての万物が歓喜してその光に満ちあふれていますが、数時間以内に夕日の物悲しい影とともにその光が痕跡を消すということを知るものです。


同様に、きょうこの青春時代のすべての貴いものを誇るのもいいのですが、それよりは、夕日を迎える前に、この青春時代に何かをこの地上に残してから逝こうと身もだえすることのできる、志ある若者たちとなるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。


統一の理念を通して歩いていく若い者たちが、その何に向かっていくのか、その何に責任を負うのかを考えるとき、あなたが探し求める人々は気の小さい者たちではないことを、もう一度感じるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。


若き胸と胸に世界的な実力を備えなければならない時が来て、新たな道義に燃え、義侠心と意欲に燃えることのできる勇猛心を中心として闘い、勝利の決定を備えなければならない時がやって来ました。
このような時に、個人から家庭、氏族、民族、国家、世界、天宙にまでお父様に侍り得る王国の起源をつくらなければならない、とてつもない使命が残っていることを知っています。
このような使命がきょう、時間とともに私たちを促しているのに、私たちが無感覚な木石のような立場で、感じることができず、行動することのできない哀れな者たちとなることがないよう許諾してください。


きょう、私たち自体をこの地が呼んでいますので、その声を聞くことのできる人々となるよう許諾してくださり、韓国の未来像と世界の未来像が私たちを呼んでいることを知るよう許諾してください。


進むその歩み歩みごとにお父様が勧告してくださり、お父様が同行する事実が分かるようにしてくださいまして、全体のすべての結果をあなたと共に感じながら、あすの希望にあふれんばかりの胸を抱き、開拓者の使命と開拓者の楽しさを賛揚していくことのできる若者となるようにしてください。
また、そのような姿をあなたが待ち焦がれていらっしゃることを知るよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、すべてを真の父母のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1969.7.6)


23


お父様!
歴史過程で数多くの暴風雨と怒涛を押し分けてきながらも残された、この統一の群れをお守りください。


私たちが行くこの行路の前に、幸福の港が私たちを待っていることを知るものです。
歓喜と喜びの日を迎えるために、行く途上にどうして風波がなく、どうして試練がないといえるでしょうか。


しかし、私たちがどのような試練と苦痛を受けるとしても、目的と目標を忘れないようにしてください。
いつも方向を透視する立場に立つことができるようにしてくださいますことを懇切にお願い申し上げます。


お父様!
漆黒のような暗闇の中に処しているとしても、お父様に向かうその心だけは忘れてはなりません。
外的な基準ではすべての方向を失ってしまったとしても、内的な基準ではその方向を備えることができるようにしてください。
このような方向を備えなくては残され得ず、困難な苦海のようなこのサタン世界を決して渡っていくことができないということを、私たちがはっきり分かるようにしてください。


眠るときにも、休むときにも、自分自身を忘れ、心の方向をお父様と一致できるようにしてくださり、自らを収拾し、導いて、お父様の協助とともに私たちが一致して共に行動し、その結果を見ることができるようにしてくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


流れいく歳月とともに、私たちが間違った歴史の流れを阻み、天の流れを連結させて、新たな歴史を創建すべき重大な使命が、私たちの前に置かれていることを知っています。
この使命のために生まれたので、ただこの使命のために闘い、この使命のために死ぬことのできる勇兵となるようにしてくださり、最後の勝利をお父様のものとして決定し、捧げることのできるその日を迎えて、お父様の前に行くことのできるあなたの子女たちとなるようお導きくださいますことを懇切にお願い申し上げ、すべてを真の父母のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1969.7.27)


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父の祈り メニュー

2023年03月11日 17時08分17秒 | 学習
【父の祈り】

1(希望の祈り)

2(求める祈り)

3(復活の祈り)

4(心情の祈り)

5(信仰の祈り)

6(孝心の祈り)

7(忠誠の祈り)

8(決断の祈り)

9(献身の祈り)

10(復帰の祈り)

11(勝利の祈り)

12(統一の祈り)


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完全投入

2023年03月08日 11時48分06秒 | 学習

完全投入

同じ闘うなら目標を立ててやるんだ.
神と中心の前に必ず成し遂げる事を誓ってやれ.
やらなければしんでしまうという真剣勝負の心が必要、冒険的、挑戦的生活が必要.

一心不乱に祈れ、気狂いのごとくやって見よ.
そうすれば先生が啓示して教えてくれる.
霊界が先生を証しようと準備している.

み旨の為死んだ覚悟で飛び込め.
そうすれば生きる.
ふらふらしていると本当に死ぬ.

先生はみ旨の為何時も無理をしている.
有る時はたまらない程体の調子の悪い時が有る.
しかし疲れて死んだとしてもそれはみ旨だ.
だから死んで尤もだと思う.

ありったけの力を尽くせ.
力が完全に尽き果てた時神の前に完全にマイナスとなって再び生きてしまう
それが原理だ.
だから絶対的信仰を持ってやれば後の責任は神が持つ.

故に自己の限界に挑戦せよ!
  自己の限界に挑戦せよ!
  自己の限界に挑戦せよ!

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栄光の王冠

2023年03月08日 11時25分53秒 | 学習
 
栄光の王冠

 
私が人を疑う時 私は苦痛を感じます。
私が人を審判する時 私は耐えられなくなります。
私が人を憎む時 私は存在価値を失ってしまいます。
 
しかし もし信じれば 私はだまされてしまいます。
今宵 私は手のひらに頭を埋め 苦痛と悲しみに震えています。
私が間違っているのでしょうか。
そうです。私が間違っているのです。
 
たとえ だまされたとしても 信じなければなりません。
たとえ 裏切られたとしても 赦さなければなりません。
憎む者までも ことごとく愛してください。
涙を拭いて 微笑みで迎えてください。
人をだますことしか知らぬ者たちを 裏切りながらも 悔い改めのできない者たちまでも・・・。
 
おお主よ! 愛するという痛みよ!
私のこの苦痛を御覧ください!
熱きこの胸に 主のみ手を当ててください!
私の心臓は 深き苦悩ゆえに 張り裂けんばかりです。
 
しかし 裏切った者たちを愛した時 私は勝利を勝ち取りました。

もし あなたも 私のように愛するならば
私はあなたに 「栄光の王冠」をお捧げします。




(Rev. Sun Myung Moon  1935年)
文鮮明師が16歳になった1935年に書いた詩です。

 2002年に米国で開催された国際詩人協会会議にて、文鮮明師が16歳の時に創られたこの詩が最優秀作品に選ばれました。

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父の祈り(献身の祈り)9ー1

2023年03月05日 16時53分25秒 | 学習
1


この時間、お父様の前に敬拝を捧げることが、アベルが血の叫びをしたごとくに、懇切に祭物を捧げる時間となるよう許諾してください。


朽ちていく体を中心として集まった者達とならないようお導きくださり、聖別の祭壇となってアベルがお父様と全体の万物の前に香ばしい祭物となったのと同様に、この民族を身代わりしてアベル的な祭壇を築くよう許諾してください。


温柔謙遜にひれ伏す一つの祭物として、捧げられる一つの祭物として、供えられる一つの喜びの祭物としてお父様に敬拝を捧げることのできる子女達として立ててくださいますことをお父様、懇切にお願い申し上げます。


お父様!
眠っているこの国を目覚めさせてください。
闇の中で方向が分からずにさまよっているこの民族を哀れにお思いください。


そのためにお立てになるべき子女を早く早くお立てくださいまして、お召しになる子女を早く早くお召しください。
天に向かった中心を立てて、全体を身代わりすることのできる愛する祭壇として、早く早く成すよう許諾してください。


お父様!
自分のすべての観念や主義主張を率直に表し、父母の心情の前に温情謙遜な祭物となることができるよう許諾してください。


尊厳であられるお父様の前に自らの足らなさを痛感し、自らのすべてのものをお父様に根本的に出してさしあげられるよう許諾してくださいますことを、愛するお父様、懇切にお願い申し上げます。


観念的な信仰姿勢で福を受けようという者達とならないよう許諾してくださり、恩恵を受けようという心だけを持った者達とならないよう許諾してください。


「助けてください」と叫ぶような歴史が六千年を経過しましたので、「私を祭物としてお受け取りください」と言うことのできる祈りの泣き声が地から聞こえ、「天に伝わる時となりましたので、お父様、私をお受け取りください。
私の全部を捧げますのでお受けください」と祈ることのできるこの時間となるよう許諾してください。


私達自体がお父様にふさわしい献げ物となったかを、自ら問うことができるようにしてくださり、顕現されたお父様の聖体の前に立つ度ごとに自らの足らなさを切実に感じ、自ら罪人だということを感じて、お父様にこうべを垂れて敬拝を捧げることができるようお導きください。


私達を目覚めさせて、悔い改めの心が起こるようにしてくださり、善の本性を感じ、善の実体を感じて、お父様の栄光を身代わりして敬拝することのできる時間となるよう許諾してください。


このことは天の願うことであり、この一つのみ旨のために天が動員されているということを知っていますので、三位神が働いてくださり、聖霊の役事を現して、全体をみ手のもとにおいてくださり、全行事を担ってください。


お父様のみ旨を離れた観念や認識を持たないで、ただ全体をお父様に捧げ奉る聖徒の祭壇を築くことができるようお導きくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、主のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1956.5.16)




2


伝統的アベルの道を私達が引き継ぐためには、祭物の過程を通して勝利を決定しなければなりません。


本来、人間は神様の変わらない愛の場で、神様の愛を中心として一人の息子となって、一つに統一された基準を備えなければなりませんでした。


しかし、堕落によってその基準を備えられず、二つの愛の結実を持ってきましたがゆえに、あなたはそれを本然のその一つの基準に結束させるための歴史的な闘争路程で、今まで血を流してこられたことを私達は既に知っています。


アベルが行くべき道は、カインを取り戻すことです。
そうして、カインと一つとなって捧げられるその場所には、父母が顕現することができるのであり、世界を代表して父母を中心として四位基台を形成するようになるとき、神様が顕現するというこの原則的原理の前に一致することのできる各自の生涯と、各家庭の生涯と、氏族、民族の生涯路程が展開されるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。


この道のため数十年間闘ってきた統一教会の運命は悲惨でしたが、今、漆黒のような暗い夜が過ぎ去り、光明なる新しい日の光を受けることのできる朝がやって来るこのときにおきまして、新しい服に着替え、新しい使命を背負って新しい希望を持たなければならず、その平面的な希望よりは立体的な希望を持ち、総進軍しなければなりません。


そのような隊列が今、世界から連結されて入ってくるのを知るとき、今、この道の前に同参することのできる栄光を、この民族の前に、統一教会の群れの前に許諾されたことを心から感謝いたします。
そのような群れが多くなるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。


夜も昼も意に介さず、私達は行くべきアベルの道を立てていかなければなりません。
ですので、私達はこの道で滅びてはならず、この峠を越えるにおいて敗者の悲しい苦い杯を飲む群れとなってはなりません。


この峠を越えに越えて、最後の勝利の月桂冠を神様からもらうのではなく、私達が神様の前に提示してさしあげることができなければなりません。
個人はもちろんのこと、家庭、氏族、民族、国家、世界全体がお父様の前にそうでなければならないということを、終生の使命と知って行かなければなりません。


このような群れが統一思想を中心として立っている統一の勇士達であることを知っていますので、その思想に処して終わりまで有終の美を飾り、お父様の前に称賛され誉れを受ける息子・娘達となるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。


この日、万国に散らばっている数多くの統一の群れを記憶してくださり、あちこちで神様の名を賛揚する数多くの宗教者達の前に祝福してくださり、塗炭の苦しみの中で暮らしている人類をお父様が記憶してください。


私達には天上世界にいるすべての哀魂達を蕩減復帰すべき使命があることを思うとき、立体的に加重された責任が、今日、私達の一身に連結されているという事実、とてつもない歴史的な焦点に立っていることを自覚し、きょうの行脚の路程において、堂々たる姿を備え、あす勝利を賛揚しようとする群れとして、最後まで行くよう許諾してくださいますことを再三お願い申し上げながら、すべてを主のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1972.5.14)




3


お父様!
お父様の懐の中で生きなさいと許諾なさったみ意に向かい合っていましたが、心で、体で、み意とは違った中にいるときが多いことを知っています。


足らなくて、天と地の前に、あるいはサタンの前に讒訴されるべき条件があるとするなら、今、再びお父様の愛の力でその条件を遮ってくださり、能力のみ手でこれを補ってくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


性急な心と体となるようにしてくださり、天上に閉ざされていた愛を欽慕することができるよう許諾してくださり、天が喜び得る一つの祭物として捧げられ得るよう導いてくださいますことを、愛するお父様、懇切にお願い申し上げます。


私達の心と体がお父様の喜び得る祭壇の祭物となるよう主管してくださいまして、お父様が親しくお取りになるにふさわしい子女となれるようお導きください。
そうして、お父様のすべての忠告のみ言と命令のみ言を残すところなく受けることができるよう許諾してください。


お父様の勧告と愛の恩賜を嫌々受ける者達がないよう主管してくださいまして、全体が一つの心と一つの喜びをもって、お父様の心を身代わりして一つとなることのできる貴い時間として導いてくださいますことを、お父様、また懇切にお願い申し上げます。


お父様!
自分を中心としたある事情があるとするなら、お父様が火花のような目で洞察して、これに勝つようにしてくださり、この者達が平和と感謝の心を呼び起こして、お父様の実存なさることを悟るようお導きください。
そうして、自らの足らなさを事実のままあからさまにし、悔い改めることのできる感動の役事が現れるよう許諾してください。


お父様!
その感動で私達の心と体が動ずるようにしてくださり、全体が動ずるようにしてくださいまして、私達自体がお父様に感謝の祭物、栄光の祭物として捧げられ得るこの時間となるよう、許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。


お父様!
救いの能力をこの民族の上に加えてくださり、民族を代表したアベルの祭壇が勝利の条件を備えて全体を復帰することのできる勝利のアベルの祭壇として捧げ奉ることができるよう許諾してくださいまして、天が要求される祭壇を積むことができるようお導きくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


天に向かった切ない心情を持ち、隠れた祭壇で万民を身代わりして人知れず贖罪の祭壇を積む子女達がたくさんいることを知っています。


また洞窟、あるいは山や荒野でお父様の心情を身代わりして叫ぶ切ない子女達がたくさんいることを知っていますので、お父様、彼らの前にも終わりの日に約束されたみ旨を現してください。


許諾なさった恩賜を降らせてくださって、早く早くこの民族が天の前にひざを連ねて栄光の祭壇を積むよう許諾してください。
この民族が喜びと勝利を歌うことができるよう、この民族の祭壇全体を身代わりした一つの祭壇を造成し、天上天下に栄光なる真理ののろしを揚げていで立つことができるようにしてくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、主のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1956.7.3)



4


天上に染みわたった恨みの塀を壊してさしあげるべき使命を背負った全人類のために、この日まで苦労の役事を展開してこられたお父様!
今、私達が心で天の染みわたった恨みの塀を壊してさしあげなければならないことを知り、その恨みを地上で解いてさしあげることによって、天上と因縁が結ばれるということを私達は知りました。


天はこの時間も私達を忘れてはいらっしゃいません。
私達を呼んで、私達に対して望まれ、願われるみ旨を命令していらっしゃいますが、今日私達はその呼びかけにこたえることのできる自らとなり、お父様の前に和動の祭物となり得る自らとなっているでしょうか。そのことを考えてみるとき、そのような自らになるにはいまだ及ばず、不完全で足らない立場にいることをお受け入れください。


今、私達が心の門を開いて再び悔い改め、聖別された祭物となることによって、天上に染みわたった恨みが私達をして解怨され得るよう許諾してください。
またそのような喜びのひと日を迎えることのできるあなたの息子・娘達となるよう許諾してくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


終わりの日の最後の困難な障壁が私達の前に横たわり、死を懸けて闘うべき路程が横たわっているのに、この闘いの路程で天の恨みを抱いて倒れる、物の分からない卑屈な者達とならないよう許諾してくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


この体と心、既に覚悟したことがあり、祭物として捧げようと思いますので、足らないとお思いにならずお受けくださり、捧げられた祭物としてすべてのものをお父様に任せ、お父様の命令を望むことのできる息子・娘となるよう許諾してくださいますことを、するお父様、懇切にお願い申し上げます。


お父様!
恨みの塀を壊すことのできる息子・娘が多くなるよう許諾してください。
そうして、集まる所ごとに隠れた祭壇となると同時に、現れる祭壇となって、宇宙的な闘いで勝利することができるよう、お父様、許諾してくださり、天の直接的な命令にこたえて宇宙的な闘いで勝利し、勝利ののろしをお父様の前にまで揚げることのできる私達となるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げ、主のみ名によってお祈りいたしました。アーメン。


(1956.12.2)




5


取るに足らない私達が聖なるお父様の前に出て、「お父様!」と呼ぶことのできる恩賜を許諾してくださったことを考えるとき、お父様、心から感謝を申し上げます。


死亡の呻吟の声がやむ日のない恨みに徹して生きるべき私達に、救いの恩賜を伸ばしてくださったことに感謝をお捧げせずにはいられません。


このことのために数千年の歴史を経過しながら、変わることなく苦労をしてこられた聖なる三位神の恩賜の前に、闇のこの地に光明の光を照らしてくださったお父様の苦労の前に、まず体と心を捧げての恩賜に報いることのできる子女達となるよう許諾してください。


お父様の驚くべき恩賜を心で体恤しながら、闇に浸っていた私達の体が天に秘していた生命の流れに浸り、死亡に浸っていたこの一つの体が、宇宙的なお父様の愛の動脈に連結され得る恩賜を許諾してくださいますことに感謝をお捧げ申し上げます。


お父様!
体と心をすべて捧げてもお父様の恩賜に報いる道のないことを、この時間体恤するようにしてください。
体と心をすべて捧げても、自らおそれ多さを感じる者達となるよう許諾してくださり、自ら足らなさを感じる者達となるよう許諾してください。


お父様!
持てる力と持てる精誠と持てる体と心を尽くしてお父様の前に出てまいりましたので、哀れにお思いください。


お父様の前に一つの生きた祭物として捧げられるべき私達であるにもかかわらず、この日、この時間までそのようにできなかったことをお許しくださいまして、お父様が喜んで受け入れることのできる、永遠に誇ることのできる一つの祭物の姿を早く早く備えることができるようお導きください。


お父様!
お父様がこの民族に対して勝利の祭物となるよう要求しておられるということを、私達が分かるよう許諾してくださいまして、この民族が死亡の波に押し流されるのを食い止めようとしますなら、多くの祭物が要求されるということが分かるよう許諾してください。


お父様が案じられるすべての分野に責任を持つことのできる祭物、お父様の気がかりのもとを解怨してさしあげることのできる祭物、善悪の戦場を清算して天の前に勝利の栄光を帰し奉り得る祭物として、取るに足らない私達をお立てになって導いてくださる恩賜の前に、感謝する心を持ってひれ伏したのでございます。


お父様!
生きた祭物として喜んで受け入れてください。
その次に、お父様が捜し出そうとされる一つの勝利の祭壇を積むことができるようお導きくださり、さらにお父様の哀れみのみ意をこの民族と全人類の前に現してくださいますことを、愛するお父様、懇切にお願い申し上げます。


お父様!
時と時期を知ることのできないあなたのかわいそうな息子・娘の上にも、哀れみと愛ののろしを現してくださり、哀れみのみ言ののろしを現してください。


抱こうとされるお父様の愛の懐に早く早く抱かれて、全体が一つの姿として喜びと栄光を帰し奉り、勝利の祭壇を備えてサタンを屈服させることのできる栄光の祭壇を早く早く築いてくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、すべてを主のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1956.12.23)




6


お父様! 私達が、私達の心と志と力をお父様に純粋なまま捧げたときがいつございましたでしょうか。
人類と民族と国家と世界と天宙を代表してそのような時がなかったとしますなら、自らこれを悔い改めて、お父様の前に自分自身の足らなさを痛感する息子・娘達となるよう許諾してください。


今、私達は、私達のすべての生活を純粋なまま捧げなければなりませんし、私達にあるすべての力を純粋なまま捧げなければならず、私達の体と心を純粋なまま捧げなければならず、私達の性稟を純粋なまま捧げなければなりません。


純粋でなければ取ることのできないお父様の事情を知りながらも、私達は使って残ったものを天の前に捧げ、生活をいいかげんにしてきましたので、足らない私達をお許しください。


今、私達は天のみ旨を成すためにご苦労なさったイエス様に倣い、心情的な面ですべてのものを純粋なままお父様の前に捧げますので、祝福してくださいますことを、愛するお父様、懇切にお願い申し上げます。


お父様!
イエス様の心に倣って生死を意に介さず、天を思慕なさったイエス様の心情を体恤するよう許諾してください。
新しい愛を中心とした天の性稟とみ旨に倣う私達となって、愛を中心としたイスラエルとならせてくださり、愛を中心として天の生活を営み、天に侍ることができるようにしてください。


天が喜び得ると同時にイエスと聖霊が喜ぶことができ、千々万聖徒達が喜び、全地上の被造万物まで永遠に喜び得る理想世界を建設すべき聖徒、またサタンを屈服させてお父様の前に誇らしく立つことのできる、真なる勝利の新婦とならなければならないということが分からない私達とはならないよう、目覚めさせてくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


今私達、悔い改めて涙を流すとしても、世界的に流すようにしてくださり、心を尽くすとしても宇宙的に、志を尽くすとしても宇宙的に、性稟を尽くすとしても天宙的に尽くして余りあるよう導いてくださいますことを懇切にお願い申し上げます。


また私達、純粋なまま捧げる生活をし、個人のものを集めて全体のものとして、氏族と民族と国家、人類を身代わりして捧げることのできる栄光を得るよう許諾してくださり、新しい心と体を装ってお父様の前に出ていけるようお導きくださいますことを懇切に願いながら、すべてを主のみ名によってお祈りいたします。


アーメン。
(1957.2.24一九五七・二・二四)




7


お父様!
私達は今、神様のための勝利者となる道を行かなければならないということを知ったのです。


この道は涙の道であり、血と汗の道であり、またこの道は自らの血と肉をすべての元素に分立して、万民の前に分け与える祭物の道であると知りました。


この道を外れるとき、私達はお父様の望まれる宇宙的な勝利の園で生きることができないということも知りました。


お父様!
私達の生命は私達のものではなく、私達の愛は私達のものではなく、私達の子女も私達のものではなく、私達のすべての物質も私達のものでないことを知るのです。


私達が、私達の欲望によって自分のためにすべてのものを所有しようとするなら、私達に所有されるものは何もないということを知っていますので、私達のすべてのものをお父様に捧げることのできる祭物たる立場に立つよう許諾してください。


人間であるなら誰でも六千年の恨みを蕩減し、勝利者とならなければならないということを知りましたので、お父様、きょうここに集った息子・娘達、この道を行くために、涙の道も、汗を流す道も、死の道をも意に介さず、ただお父様を身代わりして世界的で天宙的な使命を果たし、復帰された立場でお父様の栄光を歌うことができるよう許諾してください。


そうして、怨讐サタンを主管し、喜びの涙でもってお父様の前に万物万象を帰し奉り得る子女達の姿として立ててくださいますことを懇切にお願い申し上げます。


このすべてのものをお父様にお任せしましたので、私達をして勝利のための涙の道、汗の道、血の道を行かせてください。
この勝利の道を開拓すべき使命がきょう私達に賦与されましたので、私達がこの歴史的な勝利の使命を果たし、十字架の祭物として捧げられるよう許諾してください。すべてを主のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1957.6.30)

8


お父様の望まれる勝利のひと日がいまだに現れていないことを私達は知っています。
最後の勝利のために、今日までお父様が血のにじむ闘いの路程を歩んでこられたことを考えるときに、私達は身の置きどころを知らないものです。


私達は真理で武装してお父様のみ旨を守らなければならないということを知っていますし、お父様が願われる善のみ旨を広げるためには私達のすべてのものを捧げて闘っていかなければならないことを知っていますので、私達の心と体が動員されるよう許諾してください。
そうしてお父様に栄光を帰し奉り得る日が早く早く臨むよう許諾してくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


このひと日を捜し出すために、私達の先祖達が歴史路程を経てきながら疲れもし、苦しみにもぶつかりながら、骨髄に染みわたるように主の時を待ってきましたが、私達人間によって今まで成されなかった悲しみが、地と天に染みわたっているということを知っています。


足らない私達、取るに足らない私達、無能力な私達をお父様がお呼びになって、お望みになったその栄光の日を取り戻すための血のにじむ曲折があったということを私達に分かるようにしてくださり、み旨のために心と体をすべて捧げて闘い得る、覚悟と決心を持つようにしてくださったお父様の恩賜の前に感謝をお捧げいたします。


お父様、私達の心を再び聖別し、私達を祭物として受け入れてくださいまして、サタンの讒訴条件を完全に分立し、お父様だけがお取りになり、お父様だけが誇り得る息子・娘となるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。


今、願うみ旨に対して、私達が心と体で忠誠を尽くし、私達の心で新しい恩賜を感じるよう許諾してください。
体と心にあふれ流れるお父様の栄光の恩賜を体恤するよう、お父様、役事してください。


今まで私達が生活した内容と責任を果たせなかったことを、お父様の前に表し、ひれ伏すよう許諾してください。
矛盾した人間の矛盾した子供がお父様の真理を身代わりできないことを自認するとするなら、自らのすべてのものをお父様の前に表し、自らお父様の恩賜に徹するよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、主のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1958.2.23)




9


私達は一からすべてのことに至るまで、お父様に要求しなければならない足らない立場に立っていますので、お父様、哀れみの手でお導きください。


また、先祖達から受け継いだ罪悪の力と性稟が、私達の心の門を閉じていますので、能力の恩賜を現して暗い心の門を開いてくださり、善に向かって走ることができるよう導いてくださいますことを、愛するお父様、懇切にお願い申し上げます。


天が私達に任せた使命は、私達一個体だけのための使命でなく、民族と人類のためになり、千々万聖徒達の恨みまで解いてさしあげなければならない使命であることを私達は知ったものです。


取るに足らない私達ですが、そのような天倫のみ旨を成就してさしあげなければならない使命がありますので、この場にひれ伏したあなたの息子・娘達の体と心を祭物になさって、願われる宇宙的なその一つのみ旨を成してくださり、そのみ旨を成すに少しも不足のない私達自体として立ててくださいますことを、愛のお父様、懇切にお願い申し上げます。


天のみ旨に向かって進むことを願うあなたの息子・娘の前に、さまざまな困難が立ちはだかっていますので、お父様、力を許諾してくださり、能力のみ手をもって私達をつかんでください。
この者達に、あなたが闘われた全体の闘いをお任せになり、勝つよう許諾してください。


そうして、億万のサタンの前に、神様のみ旨を高く賛揚することのできる息子・娘となるよう許諾してくださいますことを、愛するお父様、懇切にお願い申し上げます。


取るに足らない私達に、この民族を身代わりして闘うことのできる天の使命を任せてくださったことに対して、感謝をお捧げいたします。


私達には闘いの旗印を掲げて天に向かっていかなければならない宇宙的な責任がありますので、お父様、あなたの能力をお与えください。


お父様のみ旨に向かって、行くまいとしても行かざるを得ないように、あなたの感動の役事とあなたの直接的な動きを私達の生涯を通して現し、永遠不変の路程に向かって走ることができるようお導きください。


そうして、億万のサタンと闘って勝ち、すべての群れの前にお父様が共にある息子・娘であることを証しても余りあるようお導きくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、このすべてを主のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1957.2.17)




10


お父様!
この場にひれ伏したあなたの息子・娘達をお捨てにならず、体と心全体をお父様に捧げるにおいて、ためらわない息子・娘となるよう許諾してください。


ご覧になるのに、不足で不忠な点、ふさわしくない点がたくさんございますが、お父様が私達を捜し出すために苦労してこられた歴史的な心情にすがって私達の体と心をすべて捧げますので、親しく主管してください。


足らない部分をお父様、聖霊の炎で燃やして聖別させてくださり、お父様がお取りになるにふさわしい私達となって、体と心全体を一つに束ねて捧げ奉ることができるよう、許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。


お父様!
あなたの息子・娘達がこの場まで従ってきた険しい足跡は、お父様の涙の跡を身代わりした足取りでしたし、物悲しさがにじんだ、血と肉を引き裂くようなお父様の路程を身代わりした歩みでした。


お父様、私達が心で覚悟したことと、体を動かし行動することをお知りになって、この時間私達をあなたの深い愛の心情で親しく抱いてくださいまして、サタンの讒訴条件に引っかかる生命が一つもないよう許諾してくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。


お父様、私達を立ててこの民族の前に、新しいみ言を伝えようとなさるみ旨を私達は知っていますが、私達の不忠と足らなさによって、お父様の願われる使命と責任を果たすことができずにお父様を悲しませることがないであろうかと焦る気持ちを持っています。
お父様のみ旨に対してきた今までの足らない事実をお察しくださいまして、それを補うことのできるお父様の生命の力と愛の力を加えてください。
どのような使命と責任であっても果たし抜くことのできる直接的な恩賜を私達に下してくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


私達が行く路程には、その道を遮るために億万のサタン達がうごめいていますので、これに備えた私達の体と心の決心が完全となり、私達がお父様の前に生命の祭物となり、最後まで耐え忍んでサタンとの闘いに失敗しないよう、お父様、お導きください。


最初に持っていた覚悟と決心をもって前進し、ただお父様の栄光を表すために努力し闘っていくことのできる息子・娘達となるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、主のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1958.10.12)



11


お父様!
私達の心をお父様がご存じであり、私達の体をお父様がご存じですので、この時間、お父様のみ前にひれ伏した私達のこの一つの体と心に足らないものがあるとするなら、お父様、能力を現してくださり、能力のみ手、再創造の役事を起こしてくださって、聖別された姿となるよう許諾してください。


お父様だけが運行することができ、お父様だけが主管することができ、お父様だけが勧告できるよう許諾してくださいますことを、愛するお父様、懇切にお願い申し上げます。


多くの人がこの地上で生きていますが、その中で取るに足らない私達をお選びになり、何もない私達を呼んでくださったお父様の前に、責任と使命を果たせないのではと恐れる気持ちを持っていますので、お父様!この時間私達を勧告してください。


モーセが杖で紅海を打ったとき、紅海が分かれたのを知っています。
お父様が私達の杖となってくださり、私達がお父様のみ手が動ずるままに動ずることのできる天の棒となるよう許諾してくださいますことを、愛するお父様、懇切にお願い申し上げます。


既に、闘いの場に向かって行軍しなければならない最後の時となりましたので、今、自分を見つめ、自分がどこに処しているのかを見分けるよう許諾してください。


お父様のものとして捧げられる私達となるよう導いてください。
各自の立場で、処した所々でお父様の前に祭物として捧げられる息子・娘となるよう許諾してくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


私達が新しい生命の爆弾となって投げられることにより、死んでいた生命が生き返り、お父様の安息の基を取り戻してさしあげることのできる喜びの日が、早く早く地球村の中に現れるよう許諾してくださり、この民族の中に現れるよう許諾してくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


今、私達の不忠な体と心を一つに束ねて、お父様の前に捧げることを願いますので、自ら罪のすべての要素を捨て、純潔な体と心として、お父様だけのものとして捧げられ得るよう祝福してくださいまして、サタンの侵犯がないよう許諾してください。
すべてを主のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1958.12.14)




12


愛のお父様!
愛の理想の園を眺めながらお父様の愛を欽慕すべき人間達が、愛の理想の園を建設なさろうとされるお父様の心情を排斥したのち、物悲しい血涙の足跡を残しつつ、数千年の歴史路程を経てきたのでございます。
このような私達人間を受け入れてください。


失ってしまったお父様の愛を慕わなければならない時が来ましたし、お父様の心情をたどってお父様の側に立たなければならない復帰の終わりの日が近づいているのを私達は知っています。


愛のお父様、きょう私達をお立てになって新しく勧告してください。
私達をお呼びになられましたので、新しく戒めてください。
復帰の悲しみを取り除き、歓喜と栄光の姿でお父様の前に敬拝を捧げることのできる私達となるよう許諾してくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


今、私達の心が私達の心だけにとどまらないよう許諾してくださり、私達の体が自分だけの体とならないよう許諾してください。
私達が感じる感情から、私達が持っている観念や主義主張まで、すべてのものが私達のものとならないよう許諾してください。


私達から始まったものは一つもなく、すべてのものが天を根拠として成された事実を私達が知っていますので、この時間、お父様のものとしてすべて提示し、お父様のものとしてすべて帰し奉ることのできる私達となるよう許諾してくださいますことを、愛するお父様、懇切にお願い申し上げます。


私達の一個体は私の心を主張するとしても、その心だけをもって万象の前に現れることはできないのであり、私の体といっても誇らしく万民の前に現れることのできない自らであることが分かるよう許諾してください。
自分が持っている何をもっても、自ら万宇宙の前に誇って立つことのできない自らであることを認定するようにしてください。


そうして、自分のものをすべて差し出し、お父様の復活の心情を受けてお父様の心情に和するようにしてくださり、お父様の心情に深く食い込むことができるよう導いてください。


再創造の命令のみ言を歓喜の心情で受けることのできる懇切な心を許諾してくださいますことを、愛するお父様、懇切にお願い申し上げます。


お父様の前に捧げるべきものはただ懇切なる心だけですので、この心をお父様のものとしてすべて受け入れてくださり、この体をお父様に捧げますので、一つの生きた祭物とならせてください。
主のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1958.12.21)


13


お父様!
あなたのために生きるべきこの地の万民を復帰しようとなさるあなたは、どれほど悲壮な事情が多かったことでしょうか。


お父様!
み旨を知ったのち、あなたのために生きようという心が懇切であり、凄涼で切ない心情が積もりながらも、そのみ言のままお父様の前に忠誠の道理を立てる者がこの地上に多くないということを思うものです。
天地を創造されたあなたにそのような事情があると、誰が思ったでしょうか。


お父様!
数多くの民族の中でかわいそうな統一の群れを守ってくださいましたことに心から感謝を申し上げます。
私達がついていくこの道、他人が排斥し、他人が違うと言うこの道は、涙なくしては行けない道であり、死を覚悟して行かなければならない道であることを知るものです。


遅れてではありますが、涙とともにお父様の前に訴え、現れるようになった私達自身であることを思うとき、一面では悲しく悔しいのですが、あなたの心情と近い立場に立ち得るということを思うとき、心から感謝を申し上げます。


お父様!
今、最後の時期は急変しています。このような時に歴史的な因縁で私達が集められたことを知っています。
ゆえに、きょう勝つべきであり、あすは開拓すべきですので、きょうの勝利とあすの開拓を誓うことのできる天の勇士達となるようにしてください。
お父様、懇切にお願い申し上げます。


患難の中でもこの身を守ってくださった私のお父様!困難な中でお命じになり、絶望の途上でも「私がいるから、また行け」と命令されたお父様がいらっしゃったことを、私ははっきり知るものです。


今、お父様の前に忠誠の道理を果たし、お父様のご命令どおり従ってきて、厳しい環境も既に越えてきましたが、お父様の営まれるみ旨は奥深く、お父様の摂理は奇妙だと言うしかありません。


お父様!
困難が近づいてくるとき、その背後ではあなたがいつも贈り物を持ってこられるということを知りました。


お父様は打たれる者を愛され、迫害に耐えて勝利する者を祝福してくださることを知りましたので、きょうの食口達が心を尽くし、あなたを見つめる至誠を、お父様、記憶してくださり、この者達を捨てておかないでください。
懇切にお願い申し上げます。


涙がにじんだこの者達の行動が、お父様の心情の園に花を咲かせるようにしてくださり、お父様がお残しになった十字架路程で、勝利の盾となることができるよう役事してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。


今、行くべき復帰の途上に立ったので、死んでも行かなければならず、生きたとしても行かなければなりません。
ここにお父様だけが共にいてください。


あるいは倒れてしまうとしても、あなたを証することができ、あなたから証され得るあなたの息子・娘となるようにしてくださいますことを懇切にお願い申し上げ、このすべてを主のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1964.10.3)



14


お父様!
この三千万民族を哀れにお思いください。
悲しみの谷間を越え、長い歴史路程を経てきて、道を失って彷徨しながらも行くべき目的地が分からずにあえいでいたこの民族の前に、天の義なる新しい便りが伝えられるよう許諾してくださいまして、新しい復活の祭壇を積むことのできるひと日を許諾してください。
新しい栄光の時間をこの民族の前に許諾してくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


足らない私達をお集めになって、お父様が民族の前に祭物となれと命令なさったのを知っていますので、天の前に責任を果たせなかった足らない自らを自嘆する立場にとどまるのではなく、お父様のみ旨の前にすべてのものを捧げる祭物、一つの爆弾としてサタンの都に攻め込み、爆発することのできる息子・娘となるようにしてくださいますことを懇切にお願い申し上げます。


行くべきところが分からずに彷徨する群れはこの民族だけではありませんので、この地上に生きている数多くの人類の上にも新しい黎明の鐘の音を鳴らしてくださり、生命の光を現してください。
お父様の栄光のひと日を紹介することのできる時間が早く早く来るようにしてくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


私達を呼んでお立てになり、天の全体的な摂理のみ旨を教えてくださったお父様!きょう私達はお父様のみ旨を知りましたので、私達がそのみ旨のために行動できるよう、直接的な能力を行使してください。


躊躇する私達の足取りを促してくださり、ためらうこの体を、お父様、突き動かしてくださり、お父様が願われる善の福地に向かい、新しい覚悟と決心を持って前進また前進することのできる天の息子・娘達となるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、主のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1959.3.8)




15


「私はお残しになった善の園に向かっていく人であり、お残しになった使命のために闘う天の勇士だ」と言えるようにしてください。


お父様が捜していらっしゃる姿が自らであることを知って、捜し出されるために努力していることを、お父様の前に明示できる各自となるようにしてください。
自ら覚悟し自ら聖別することのできる姿となりますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


お父様!
散らばった心を収拾して本郷を慕うことのできる、再創造のみ手が加えられ得るようにしてくださいまして、お父様の祝福を相続する前に、まずお父様の悲しみを相続し、その悲しみの主人公となって、お父様の前に壮語して、いで立とうという覚悟と決心をする姿となりますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


きょう統一の理念を備えて、人が「そうではない」と言うこの立場に私達を追い立てられたお父様、自分が願わないそのひと所に歩みを促すよう追い立てられたお父様、善なることを始められる方もお父様であり、善なることを成就される方もお父様であられることを知っています。


お父様のみ旨と通じなくては、お呼びになりお集めになるみ旨が成就し得ないということを知っていますので、このみ旨の前に水となり、人となり、油となることができ、きょうもあすもみ旨の前に謙遜な祭物となることができるよう懇切にお願い申し上げます。


悪なる世の中を燃やすことのできる油とならなければならず、善に対しては温柔謙遜でなければならないことを知っています。


お父様がこのような法度で私達を訪ねてこられるために、イエス様が高くする者は低くされ、低くする者は高くされると語られ、犠牲と奉仕と温柔謙遜をもって天道を立てていかれたということを知っています。


私達もその中心に徹し、自らの足らなさを知ってお父様の前に無限に謙遜になることができ、自分自身の一切のものを祭物として捧げることのできる心情が、各自の心と体を通して天の心にまで達することができるよう、許諾してくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


今、私達の心がお父様に向かって無限に走ることができるようにしてくださいまして、お父様が恋しくてしがみつきたい心と子供のような心情を備えて、お父様を無限に欽慕し得る姿となり、罪悪に染まった一切の主義や一切の観念、一切の意識が私達から離れるようにしてください。


願わくは、この時間、本心が発露され、本性が発露されて本然の姿が現れるようお導きください。そして、お父様がお喜びになることができ、お父様が再び抱くことができ、万宇宙とサタンの前に立てて誇ることのできる私達となるよう役事してくださり、さらに一段階を越えてお父様の前にこうべを垂れる者達となるようにしてくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


不義と悪に対しては、激怒して我慢することのできない公憤の心情を持ち、この体が祭壇に上がったとしても、天倫の開拓者の姿、立てられた天の精兵として屈することなく闘う者達となるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げ、すべてを主のみ名によってお祈りいたしました。

アーメン。
(1959.4.12)



16


お父様が来いと言われる道にいで立った私達、その道が喜びの道だと思いましたが、行ってみると限りなく涙を注ぎながら行く道であることが分かるようになりましたし、人が知らない中、天と地を身代わりして恨みの心情を抱かなければならない、物悲しく寂しく憂いの多い道だということを知るようになったものです。
その道は生きようとする者が生きられない道であり、死のうとする者だけが残される道であることを体恤しないわけにはいきません。


お父様!
ここに集ったあなたの寂しい息子・娘達を哀れにお思いください。この者達の心に天的な理念が動いているでしょうか。
その理念は自分を中心とした理念でなく、歴史的な理念であることが分かるようにしてください。


理念を通して動く心情があるでしょうか。
その心情は自分一代でとどまる心情でないことが分かるようにしてください。


受ける恩賜と感じる恩賜をこの者達が体恤したとするなら、今自分を中心として、自分一人でだけ天の国を成して生きるのではないことが分かるようにしてください。


このことをお始めになった方があなたでしたので、自分のすべてのものをお父様のものとして捧げ奉ることのできる私達となるよう許諾してくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


お父様が来いと言われるその道にいで立ちましたときに、私達はすべてのものを既にお父様の前にお捧げしました。
私達が持っているすべてのもの、私達の心情までもお父様のものとしてお捧げしました。


全体を捧げても喜ぶことのできる一つの姿をお父様は慕っておられますが、なくなるものを見て悲しむ私達となっていることをお許しください。
すべてを委ねても無限に喜ぶことのできる心を持つよう許諾してください。


このような心を所有した者はお父様の全体を所有する者であり、このように天に対する懇切なる心情を抱いて行く者は天と地で勝利するであろうことを知っています。


お父様!
私達の生活環境からすべてのものを奪っていくのは、お父様がお喜びになるためではなく、お父様の全体を私達に受け継がせるための摂理のみ旨があったことを知ったものです。
そのような曲折のみ意を持って私達を訪ねなければならず、呼ばなければならず、来いと言わなければならないお父様の心情を知ったものです。


まだ自分を中心とした意識や感触が残っているとするなら、今それをみな、お父様の前に出させてください。


そうして、天と地に存在するすべての万象を眺め、お父様の前に無限に感謝を捧げることのできる心だけを私達の体と心に満たしてくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、すべてを主のみ名によってお祈りいたしました。

アーメン。
(1959.5.17)


17


お父様!
私にお父様がいなければ、やはりかわいそうな者であると言えます。
寂しいとすれば、これ以上に寂しい立場はないことを知っています。


友もなく、事情も通じることのできない荒漠とした荒れ地にお父様が追いやるようになるときに孤児のような心情で見つめていたお父様の視線を私が知ったものです。


失った父母の心情をもち、子供を探すために苦しまれるお父様の姿を私が見つめました。
それゆえ、今日、この場まで倒れずに来たことを思うとき、お父様、おそれ多いものです。


世の中で誰も私を分かってくれなくとも、私はお父様をつかんでいることが誇りです。
悲しいときも、私のお父様であられ、うれしいときも、私のお父様であられました。


しかし、私よりももっと悲しい立場におられるお父様であることを知りましたので、もてる力を尽くそうと……。
行く道を振り返り、私が今まで余力の残っている立場で忠誠を尽くせなかったという恨が残るかもしれないと思って、悲しい心がいつもこの体から離れないようにしてください。


きょうもそうであり、あすもそうであり、ひと日の休む時間にも自らをむち打ち、お父様の心情をつかんで涙を流し、お父様と呼ぶことのできるその時間を慕うことをあなたはご存じです。


ここにひざまずいた人々の中にはかわいそうな寂しい群れもあります。
お父様。この者達は若い青年達です。
人よりももっと食べたいし、人よりももっと自慢したいし、人よりももっと尊敬されたいのが若者の気質であることを、私はよく知っています。


しかし、この青春時代のすべての欲望をみな地に埋め、お父様の懐が慕わしくてあえぎながら走ってきたあなたの息子・娘ですので、今、手をつかみ、「わが子よ!」と呼ぶことのできるお父様となってくださり、今、直接関与なさって私達の前途をお守りくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


残されたこの民族的使命と残されたこの世界的使命が私達の前にありますので、どうかここで倒れることなく最後まで残る者となって、お父様のみ前に解放の自由と栄光をうたうことのできる息子・娘となるようお許しくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


復帰の使命を完結するための子女の名分をもちましたが、今、再び帰らなければならない私達の道が残っていますので、行くまいとしても行かざるを得ない使命的な基台に向かっていくこの者達とならなければなりませんので、行く道をお守りくださいますことを、懇切にお願い申し上げます。


私をそのような場で保護してくださったので、この者達もそのような場で保護してくださるお父様であることを私が知っています。
そのような試練の中で心配されたお父様であることを私が知っているので、この者達もそのような試練の場で保護してくださることを知っています。


そのような試練とそのような塗炭の苦しみの中で勝利の場を備えお父様の前に捧げるときに、万福の福を加えてくださっても、不足ではないかとお尋ねになるお父様であることを私が知りましたので、この者達もそのような場で祝福してくださることを懇切にお願い申し上げます。


お父様、時は、この地上で長くはないことを知っています。
一度しかない、私達においては無限な価値の時期を迎えましたので、この価値の道を逃し、千秋万代に、あるいは永遠の世界に行って嘆息する者達とならないよう、お許しくださいますことを懇切にお願い申し上げます。


生きている間に、肉を着ているこの期間において、すべての精力を傾ける孝子・孝女となるようにしてくださり、忠臣・烈女になるようにしてくださって、新しい天地の歴史路程においてこの者達が行った道を孝誠といってくださり、この者達が行った道を忠誠といってください。


そうして、お父様の永遠の栄光がこの者達の土台の上にとこしえにとこしえに宿るようお許しくださいますことを懇切にお願い申し上げます。


万々世の栄光と祝福と権威がこの者達と愛する子女達と全天地に散らばっているあなたの息子・娘達の上に、そして、今後、み旨の前に立てられるべき数多くの人類の上に、天上の復帰の解怨の前において、悲しみの心情を抱き、見つめている数多くの千々万聖徒達がいる天上にまでお父様の栄光が共にあってくださり、特権的恵沢を現してくださって、新しい栄光の土台で私達の群れと全天地を追い立ててくださいますことを懇切にお願い申し上げます。


そうして、お父様は真なる真の父母と真の子女と真の食口達と真の天地の中心となられて、心情的な一体を成すことのできる一つの世界を早く早く成すようお許しください……。
主のみ名によってお祈りいたしました。

アーメン。
(1963.3.25)


18


お父様、恨み多い復帰の道がこのように複雑だということを、私達は知るものです。
しかし、複雑な道をすべて過ごし、お父様の安息することのできる一つの峠を残し、踏み越え、闘いきた私達が今、希望の日を賛揚することのできる時が近づいたということを隠然とした中、感じるようになりました。


このすべては私達が苦労したものではありませんでしたし、人が知らない中、無限な苦労の土台の上に、私達を召して立てるためのお父様の苦労のゆえであることを知っています。


今日、私達の前に、父母の日を与えてくださいました。
子女の日を与えてくださいました。
万物をつくることのできる、お父様を中心とした心情に通じることのできる基盤の上で、一つの家庭を主とした一つの氏族と民族と世界と天宙を身代わりしたお父様に侍ることのできるこの驚くべき因縁圏内に私達を立てられたことに感謝いたします。


この因縁が私を導き得る場で自分が嘆く者にならないようお許しください。
自分がこの因縁を収拾することができ、この因縁を導いていける一つの責任者にならなければならないことを、私達が知りましたし、このような目的を達成するためにこのような日々が必要だったことを知りました。


こうして、億千万の神様の恨み、人類の恨み、万物の恨み、天上の恨みを晴らし、この怨讐の降伏文を受け、お父様の前に帰し奉るべき息子・娘の責任を果たすべきなのが私達の使命であることを知りました。


今、失ったすべての万物圏内において立ててあげるべき全体的な内容を自ら復帰させるにおいて私達が責任的活動をしなければならないことを知りました。


今からはお父様を安息させ、すべての悲しみの歴史は私達の時代において横的な基準の上に、人間達同士責任を負い、縦的な基準で栄光だけを帰し奉ることのできる私達となるようお許しくださいますことを、懇切にお願い申し上げます。


今、摂理路程の最後の峠に向かって越えていくこの時において、天と地とすべての万物がここに一つになるようにしてくださり、心情がある所を中心としてすべての勝利の決定的な基盤を築いてくださって、お父様の栄光の永遠な基準の上に勝利的な栄光として現れるようお許しくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


このために数多くのあなたの息子・娘達が、きょうも闘っていますし、この時間にも、あなたに向かって訴えていますので、この訴える全体的な内容の心情を自らお聞きくださり、勝利の成就のひと日をみ旨全体の前に成してくださいますことを、懇切にお願い申し上げます。


このことのために海外に散らばっているすべてのあなたの息子・娘の上にも等しい恩賜の圏内で保護してくださり、その激しい闘いの前に疲れないようお許しください。
最後の栄光のひと日を共に迎える時まで最後まで耐えて残る群れとなるようお許しくださいますことを、懇切にお願い申し上げます。


今日、この時間まで共にいてくださったことに感謝し、帰っていく私達の心と体を通して私達が各々もう一度、新しい決心を抱き、再び新しく収拾された基盤の上に、栄光を身代わりして、再び天の勝利的な勇士として立つに不足のない自分自身を見いだすために努力するようにしてくださいますことを、懇切にお願い申し上げます。


すべてのことをみ意のままに成してください。
お父様の計画された勝利の栄光だけが全天宙間に成されるよう許諾してください。
主のみ名によってお祈りいたしました。

アーメン。
(1963.5.15)


19


お父様、ここの幼い花のような青春の時期にあるこの者達を記憶してください。
この者達の唇は汚されてはいません。
この者達の目はまだ天の悲しい光を好まない立場にあります。


この者達の心情から響いてくる鼓動とそれを通して伸びてくる動脈と血肉はまだサタン世界と接しないでいますので、この者達をお父様、あなたのものとしてお受けくださり、民族のために蒔き、民族のために見、民族のために語り、民族のために闘うことのできるあなたの息子・娘となるようお許しくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


三十歳を過ぎ、四十歳を越せば、人生の残りの日が縮小されることを心配するのが人間ですが、行く所を心配せず、希望を描くことができるよう若い時節にとても大きな希望をたっぷりとその心に込めお父様と無限にささやき、お父様と無限に同居しながら、深く高く広く生きることのできるこの若者達となるようお許しくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


ここにいる成和の若者達を、お父様、記憶してください。
この者達が統一教会を代表することのできる生きた祭物、三千万を代表することのできる生きた祭物、三十億人類と天下を身代わりすることのできる生きた祭物になるようにしてください。


また、後代の多くの人の手本となることのできる生きた祭物となることを新しく誓い、新たに決意することのできるこの時間となるようにしてくださって、あすから新しい私として出発することのできる自分達となるようにしてくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


今、統一教会が、統一教団が今後、お父様の前に勝敗の鞭を持ち、最後の盾として責任を果たすのか、果たせないのかというこのような重大な時期に置かれていることが分かるようお許しください。
自分がこの地にいなくてはならないということが分かるようにしてください。


私達は取るに足りませんが、人間的な使命を身代わりして天と共に立ったし、天の因縁と共に立ちましたので、小さい者でも強く雄々しいことを悟るよう許諾してくださり、無力な者でも勇猛なことを悟ることのできる者となるよう許諾してくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


残っている三千万民族、残っている三十億人類、残っている数多くの霊界の先祖達に誰が責任を負うでしょうか。


涙を落としながらひざまずき、両手で合掌し、心からわき上がる、血肉が動ずることのできるこのような前進の炎と共に、天を仰ぎ見、清い口でお父様の前に「私を送ってください」と言うことのできる群れをあなたはどれほど待ち焦がれたことでしょうか。


ここで訴えるこの息子も、それを待ち焦がれたのに、あなたはどれほど待ち焦がれていたでしょうか。


ここにひれ伏したあなたの息子・娘達は、どうか表面だけの群れにならないよう許諾してください。
卑劣な群れにならないよう許諾してください。
お父様のみ前にひれ伏して捧げる祈祷の言葉がのちの日に、讒訴を受けかねない言葉とならないよう許諾してください。


お父様の栄光を表し、お父様の誇りを表し、お父様の尊い価値を表すことのできる、幼い息子・娘達となるよう許諾してくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


この者達は恵みを受けた者達でした。この者達は悲しい立場においても、悲しい者ではありませんでした。
なぜなら、この者達が悲しくて涙を流すようになれば、三千万を痛哭させることのできる者であり、三十億人類を痛哭させることのできる者であるがゆえに、悲しい者ではありませんでした。


この者達が死の場に出ていくとしても、個体が死ぬとしても、三千万をみ旨のために死なせることのできる者であり、三十億人類をみ旨のために死なせることのできる者であるがゆえに、今後、いくら苦痛の場に行くとしても、この者達はかわいそうな者ではないことを悟り、残された責任と使命舞台において天がとこしえにとこしえに求めていたただ一つの存在として、信じ、誇ることができ、信じ、愛することのできる息子・娘となるようお許しくださいますことを、懇切にお願い申し上げます。


万々世の栄光が成長しているこの者達の両肘に共にあるようにしてくださり、三千万とこの人類の前に及ぶ新しい世界の運勢は、この者達と共に因縁を結んでください。


目的となさるお父様のみ旨の園の上に大切に抱かれ、お父様の誇りの懐に抱かれ、万宇宙を身代わりして立つことのできる息子・娘達となるに不足がないよう、お父様、お守りくださり、保護してくださいますことを、懇切にお願いしながら、すべてを主のみ名によってお祈りいたしました。

アーメン。
(1963.3.15)



20


無数の国の中、無数の人々の中、無数の地域の歴史を経てこられたお父様!


そのうち、一国一民族をお立てになって、一人を探してこられたお父様の苦労の歴史を私たちが知りました。


多くの民族のうち、この民族を記憶してくださり、多くの民族のうち、今日、私たち個体を記憶してくださったし、個体のうち、とりわけ天が記憶しようとされ、格別な心情のみ旨を広げようとされるのを知りました。


今まで、そのみ旨の前において、喜びの実体になれなかったということを知りました。


今、この一基準において、お父様が喜ぶことのできる実体として捧げることのできる天の勝利の息子・娘とならなければならないということを、いま一度、覚悟し、いま一度、天のみ前に誓わなければなりません。


この三千里半島を舞台にし、数多くの人類が暮らしているこの地球星を自分の掌中に収めることを希望の目標として、力強く出発することのできる息子・娘が必要だということを知りました。


この国家の情勢が混乱したこの時に今日、私たちだけでも団結し、この民族の前において心情を暴露し、行くところの道を誓うことのできる私たちとなりました。


残されたこの民族の前に守るべきこの祭壇と残されたこの民族の前に捧げるべき祭物たる価値を私たちが刈り取り、お父様のみ前に実体として捧げるに不足のない者たちとなるよう許諾してくださいますことを、懇切にお願い申し上げます。


きょう、このひと日全体をお守りくださり、志された摂理の中で、私たちを残すために無限にご苦労されたお父様のみ前に感謝を申し上げます。


私たちを導いてこられたみ旨を私たちが裏切らない限り、み旨が成されて、残され得る群れの立場に喜びの中、同参できるよう祝福してくださいますことを、懇切にお願い申し上げます。


再び出会う時まで、お父様の深い愛の懐に保護してくださることを、懇切にお願い申し上げながら、主のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1963.3.3)


21


お父様!
お父様が行かれる道がどうして私たち個人の行く足取りと同じであり得ましょうか。
また、お父様の内情がどうして私たちの個人的な内情と通じ得ると感じましょうか。


恨み多い曲折と悲しみの中でも耐えてこられた私たちのお父様!
そのお父様を眺めることのできない私たちでございます。
お父様を知ることができずに走っていた愚かな過去の日々を、お許しくださいますことを懇切にお願い申し上げます。


今、世界を審判して新しい歴史を創造していくべき重大な使命を中心として、私たちが行くべき方向と個人的に取るべき生活態度を知っていますので、お父様、そのような日を待ち望んでこられたお父様の心情を、私たちが忘れないようにしてくださいますことを懇切にお願い申し上げます。


お父様!
統一の群れをここまで追い立てるために、あなたはどれほど苦労なさいましたでしょうか。
今、これから行くべき私たちの行路にはさまざまな試練が残っているということを知っています。


天がこのように曲折の中で耐えられた心情を私たちがたどる度ごとに、お父様を抱き締めて身もだえしても取り留めようがないという事実を知り、涙を流しながらお父様を呼んでいるのでございます。


お父様!
きょうも各地に散らばってひと日の勝利を期して出ていく彼らの上に力となってくださり、盾となってください。


世界に散らばってここに向かって祈祷する群れがいるとしますなら、その群れが天の願われる所のために行く群れとなって、あなたの前に祭司長の責任を果たし、香を焚くことのできる祭壇となるようにしてくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


あなたの事情に通じることのできる多くの子女たちとなるようにしてください。お父様がお立てになった群れに従って怨讐を屈服させ、勝利の王子王女として祝福を受けて誇ることのできる子女を、どれほど侍ち望んでおられるかということを、私たちが忘れないようにしてくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


統一の祭壇がたとえひどくみすぼらしく、何もないように見えるとしましても、お父様の心情を中心として身もだえする所となるようにしてください。
また、神様の事情を中心としては避けることができず、分かれられない因縁がここに宿るようにしてくださいますことを懇切にお願い申し上げます。


私たちは、何も所有したもののない裸ん坊だとしても、この地上の排斥する群れによって倒れるとしても、あなたの理念と心情と愛だけを抱き締めてひっくり返る所となれば、ここは必ずあなたの訪ねてくることのできる所であることを知っていますので、この因縁に従っていくあなたの子女たちが一人も落後する者がないようにしてくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、このすべてを真の父母のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1966.12.4)



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父の祈り(献身の祈り)9ー2

2023年03月02日 10時57分25秒 | 学習
22


お父様、この統一教会をこの地上で発展させるために、あなたがどれほどご苦労なさったかを思うとき、私たちは涙なくしてそれを考えることはできません。


私がきょう、この場に立つ時まで、私はいかなる栄光も要求しませんでした。
自らの姿を主張して宣伝し、自分を弁明し、誇りたい心は一つもありませんでした。


ただ一つ、恐ろしいことは……。
歴史的な新しい責任を負ったその場を通して、過去・現在・未来を経ながら、お父様の心情を抱き、涙を流した人が過去にいなかったことを嘆きましたし、兄弟にそのような人がいないことを嘆く心をもち、今まで数十年の人生をお父様のみ旨に従ってきたと申しました。


私がお父様のみ前に恥ずかしくないのは、お父様の威信を立てるために人間の威信を余地なく放棄してしまったし、お父様の威信とお父様の権威を立てるために自分の位置と環境と、立場もみな放棄してしまったからです。
それをあなたはよく知っていらっしゃいます。


世界の人間の誰も行くことのできなかった事情の道を求めていかなければならないと、身もだえする歴史過程において、あなたは一つ一つ慰労なさり、一つ一つつかみながら、「この道を行くお前以上に寂しい者がこの地上にいない。
再び行くべき寂しさが残っている」と勧告なさったお父様のその声を忘れることができません。


反対する声が高まり、周囲の混乱した環境にぶつかる度に、その中で涙を落とし、血を吐く立場にあればあるほど、その涙を握りしめ、その血管を握りしめ、天を見つめ、お父様を恨む者にはならないと身もだえしたその事情が今日、統一教会を養成してきたという事実を、今日、集ったあなたの息子・娘たちが分かるよう許諾してください。


胸が裂けるかのように、はらわたがねじれるかのように、語ることのできないお父様の事情を、私たちは知ったので、千年の事情をすべて解くことができず、恨みのため息を抱いています。
この日もお父様に向かって忠孝の道理を誓わざるを得なかったその事情を、私たちがいまだに解くことができないでいることをあなたはよく知っています。


この気持ちをすべて吐き出し、そのような心情をみな解き、お父様の息子・娘として勝利を万邦に誇ることができ、万世に賛揚することのできるその日を迎え、お父様が喜ぶことのできるその日、お父様が誇ることのできるその日を迎えて忠孝の道理を果たそうというこのような息子・娘たちをあなたがご覧になってください。


かわいそうな場にあっても、あなたが捨てなかったことを感謝し、寂しい者の後ろについてきた彼らも寂しい者に違いないため、涙のにじんだ懐でもって保護してくださるのでそれ以上苦労したあなたのみ前に本当に感謝を捧げざるを得ません。


このような心情は民族を越え、世界のいかなるサタンの運勢を越えるとしても、私たちだけがもっている誇りであり、私たちだけがもっている財産であり、私たちだけがもっている生命の源泉であることを誇りたく思うものでございます。


周囲から聞こえてくるその話が私たちの心の感激を一時促すにとどまらないようお許しくださり、生命の源泉と生命の動機を振り返ってお父様のみ前にもう一度、あすを約束し、もう一度、忠孝の道理を果たそうと決心することのできる新しい約束の動機になるようお許しくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


ここにいるあなたの子女たちが新しい世界に向かって新しい人生の炎を再び抱き、帰っていくことのできる契機となるようお許しくださり、この息子たちを生き証人としてくださって、後代の前に誇ることのできる、今日、自分の責任を果たして後孫たちの前に残してあげることのできる礼物を持とうと、ますます身もだえするあなたの子女たちとなるようにしてくださいますことを、懇切にお願い申し上げます。


今、あなたの愛する息子が滞在するその期間まで一切を自ら主管してくださり、統一の群れが行く道の前にあなたの保護と加護をより一層加えてくださって勝利の基盤を広めることによってあなたが地上の願いを成就し、解怨成就するにおいて、なくてはならない群れとなるようにしてください。
私たちが必要なら、私たちを涙のある場にお送りくださり、迫害のある場にお送りください。


民族を身代わりし、踏まれ、打たれ、追われる場でお父様を身代わりし、彼らのために恵みを祈ることのできた聖なる、イエス様が十字架で亡くなられるときに、怨讐のために祈祷したその思想を成してさしあげることのできる、世界史的な使命を果たす天の息子・娘となるようにしてくださり、天の精兵たちとなるようにしてくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


この全体の事情をとこしえにとこしえに深い心に大切にしまい、個体が私のお父様に侍り、私の世界と私の後代の前に残すことのできる、一代においての使命だけでなく、氏族に通じることのできる使命としてとこしえにとこしえに誇り、とこしえにとこしえに敬うことのできる天的なみ旨として残してあげるために、あらゆる忠孝の道理を果たさせてくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、このすべての事情を真の父母のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1968.1.28)



23


お父様! 私たちは何も持ったものがございません。
あなたの前に現れた姿を見ますとき、丸裸の者たちであり、お父様に顔を上げることのできない恥ずかしい者たちでございます。


しかし、そのような事情に従って、かわいそうな事情の中で摂理のみ旨を立ててこられたあなたの内心と通じ得る、一つの姿として記憶してくださいますことをあなたの前に申し上げないわけにはまいりません。


何も持ったもののない裸の身を持った私たちが、お父様の全体的な責任を前にし、行こうとしても行くことができず、来ようとしても来ることのできない自らを発見し、落胆と絶望の中で身もだえしなければならない時が来たことを私たちは知っています。


お父様に対するとき、両手を挙げて「お父様」と呼ぶべき自らであるにもかかわらず、自分自身を推し量ってみるとき、「お父様」と呼ぶことのできない恥ずかしい者たちであることをよく知っているものです。


あなたが要求する使命は大きいのですが、私たち自身はあまりに小さく、あまりに卑劣であり、あまりに悲惨であることを悟りますとき、足らない私たちを呼び集められたお父様のかわいそうなことを心深くに感じながら、涙しないわけにはいきません。


しかし、私たちは「この体と心をすべて捧げて生きた祭物となります。
死ぬとしてもみ旨をつかんで死に、生きるとしてもみ旨をつかんで生きます。
すべてのものをお父様に委ねますので、この体と心をお受け入れください」と祈祷を捧げることのできる自分たちとなって、残された使命と責任を果たし、恥ずかしい姿を立て直すことのできるあなたの息子・娘となるようにしてくださいますことを懇切にお願い申し上げます。


アダムとエバが、お父様の前に恥ずかしい姿として立つようになったことが千秋の恨みとなり、後孫たちに恨みの対象として今まで嘲弄されてきたという事実を知っています。


今日、統一教会が韓民族の前に現れ、今まで排斥され、迫害され、悲しみを味わったのです。
私たちは親戚、あるいは兄弟、父母、子女たちに追われてきた群れでした。
しかし、これはお父様を見いだすためのものであったという事実を知ったものです。


今、私たちがお父様も失ってしまい、父母も失ってしまい、親戚も失ってしまい、国も失ってしまい、世界も失ってしまう者となるのではないかと恐れるあなたの息子・娘となるようにしてくださいますことを懇切にお願い申し上げます。


私たちはこの世の栄光とこの世のすべての人々の喜ぶ道もみな捨てたものです。
ただ、お父様がお残しになった偉業一つを眺めて、そのみ業を慕う場所に立ったものです。しかし、これすらもお父様の前に自信を持って立つことのできない恥ずかしい姿であることを知るものです。


足らない私たちが再びお父様の前に召しを受け、命令を受けるようになるとき、恥ずかしい姿であることをもう一度感じながら、死のうと生きようと最後のこの生命をお父様の前に捧げようと決心するあなたの息子・娘たちとなるようにしてくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、すべてを真の父母のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1968.7.14)




24


この世が反対し、この世が理解できない環境的な基準を打破するために、私たちは多くの涙の峠を越えました。


物悲しく恨めしい心を持って復帰の路程を行ったその時の事柄は、過去のこととしてすべて流れ去りました。


しかし、残された私たち自体は、お父様の愛の実体として、そのような結実体として残されなければならないのです。
流れいく歴史とともにこの世の反対に遭って倒れ、いなくなる群れとなってはならないことを、私たちははっきり悟らなければなりません。


きょうの「私」は私のための「私」ではないことをもう一度悟らなければなりません。
私は、歴史を背負うべき私であり、世界史を開拓すべき私であり、天情の因縁に責任を負って証すべき私であることを思うものです。


足らない姿ですが、お父様、あなたに捧げるための供え物として、謹んで捧げられるべき「私」だということを悟るあなたの息子となり、娘とならなければなりません。


訪ねてこられるお父様の歩みの前に、落胆の条件と悲しみの条件を加えるあなたの子女たちとならないよう許諾してください。


お父様は希望と生命の因縁をお加えになってお父様がお喜びになり得る子女、お父様の栄光を賛揚し、必ず後代に無限なる福を受け継がせてあげようとして全世界の前に忠誠を尽くす息子、そのような娘をその心でどれほど待ち望んでおられますでしょうか。
これを感じようとする私たちとならなければなりません。


私たちは滅びる群れとなってはなりません。
そのためには怨讐のすることを見物し鑑賞だけしていてはなりません。怨讐と闘わなければなりません。
彼らを打ち、彼らと怨讐になってこそ、滅ぼうとしても滅ぶことのできない立場に立つようになるということを知るものです。


悪を許すのがお父様のみ旨ではなく、悪に属している人を許し愛するのが、悪を取り除くためのお父様のみ旨であることを私たちは知っています。


ですので、私たちの責任がどれほど重要であるかをもう一度感じるようにしてくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


真は永遠を立証するものであり、真は永遠とともにあるものであり、真は永遠なるお父様のすべてのものを相続するものであることを知ったものです。


それゆえ、お父様は今まで真なる人になれと言われました。
真なる人となるためには、真なる言葉を語らなければなりません。
真なる五官を通して感じる感情全体が、お父様の前に捧げ奉り得る真なる祭物とならなければなりません。


そうでなくてはならないということを、原理を通して学んだ私たちですので、過ぎた日もそうであったし、現実もそうであり、未来もそのように捧げ奉り得る道を、私たちは従って行かなければなりません。


自分一人でも悲しみを知って寂しい心情を持ってお父様を慰労しなければならないということを感じる息子・娘、自分の悲しみがあるとしても、お父様の悲しみがあるのを知って自分の悲しみを隠し、恥ずかしさを感じることのできる子女たちとなるよう許諾してください。
すべてを真の父母のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン
(1970.6.7)


25

お父様!
み旨の道を眺め、私たちがもどかしければもどかしいほど、苦労なさるお父様がかわいそうだということを感じながら痛哭することのできる息子・娘の姿を、夢にだに忘れてしまわないようにしてくださいますことを懇切にお願い申し上げます。


蕩減復帰の路程は受難の道であることを知りました。
涙なくしては行くことのできない道であることを知りましたがゆえに、涙を流さなくてはみ旨に向かい合えず、涙なくしてはお父様を呼ぶことができないということも知りました。


この国、この民族が滅ぶときは、この国、この民族全体の悲しみ以上の悲しみを持たれるお父様であり、世界が滅ぶときは、世界の国々が悲しむ以上の悲しみを持たれるお父様であることを知りました。


それゆえ、その国を栄えさせ、その世界を栄えさせるとしましても、すぐにお父様の悲しみを納めてさしあげることはできないということを知るものです。


ですので、お父様はとてもかわいそうな方であり、十字架の中の十字架を負った方であるということを知りました。
そのようなあなたにお父様として侍った私たちが、十字架を負わなかったことが不幸であり、数多くの怨讐の前に立つべき場を定められなかったことが不孝な身だということを知る息子・娘たちが、統一家の中に多くなるようにしてくださいますことを懇切にお願い申し上げます。


統一家の伝統はお父様が歴史路程を通してこの地上に主張した伝統であることを知っています。
この伝統を立てるためにたくさんの受難の道も厭わず、生涯を捧げて一日のようにあなたのあとに従っていこうと約束した私たちですが、まだ形と形式を備えられず、また再びお父様の前に現れたことを受け入れてください。


私たちの姿が足らず、私たち自体が恥ずかしいのは当然ですが、私たちによって民族が滅び、世界が滅びるようになるとするなら、このとてつもない責任をお父様が負わなければならないということを思えば思うほど、お父様は言葉にできないほどかわいそうな方であられることを知るものです。


そのお父様の前に心情的に気がかりとなる私たちは千万回死んでも当然ですが、今からは一つの祭物となって、あなたのみ旨の前に支え石とならなければなりません。


そうして、あなたの心を推し量ることのできる一人の子供であると叫ぶことのできる立場に立たなければなりません。


このような立場で蕩減の祭物としてすべてを捧げられ得る道を訪ねていくのが、統一の子女が行くべき道であり、勝利の道だということを、私たちが分かるようにしてくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、すべてを真の父母のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1970.6.21)

26


愛するお父様!
今日私たちが家庭を捜し立てるのは、家庭の中で安楽に生きる私たち自身となるためではありません。
家庭を祭物として氏族を捜し立てるためであり、またその氏族の中で私たちが安楽に生きようとするのではなく、氏族を祭物として民族を捜し立てるためであり、その民族の中心の位置で安逸を要求するのでなく、民族を祭物として国家を捜し立てるためでございます。


このように国家を捜し立て、その国家を万国の前に誇るのでなく、この国家を祭物として捧げて、世界を捜し立てなければなりません。
世界を捜し立てたのちにお父様の息子とお父様の娘という称号を受けるという、このようなとてつもない事実を私たちは知りました。
私たちは世界的でなければなりません。
きょう統一教会で主張するものは、世界的であるだけでなく、天宙的だということを学びました。
天宙主義の心情に連結され得る核心的な一つの家庭的な起源をつくらなければなりません。


きょう私たちには、希望の家庭と希望の世界を身代わりすることができ、死んだ世界を覚醒させることができ、世界の基となり得る家庭が必要です。
私たちがそのような主義と思想を持つことのできる姿となるよう許諾してください。


そうして、他のどのような民族よりも世界のために、自分の民族と自分の親族を越えて世界をより愛し得る心を持った、それこそ歴史時代になかった神様の息子・娘の価値を身代わりすることのできる群れとなるようにしてくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


私たちは善人の道理を凌駕して、お父様の前に愛を受けることのできる息子・娘とならなければなりません。
全宇宙の前に立てて称賛され得る勝利のひと日を迎えて、その家庭が世界より貴く、その個人が世界より貴いということを知らなければなりません。


イエス様も「全世界をもうけても、自分の命を損したら、なんの得になろうか」と言われました。
このように神様の愛を受けるその位置は、世界を与えても取り換えることのできない息子の位置であり、娘の位置であることをはっきり悟るようにしてください。


私たちがこのとてつもない道理を探していくにおきまして、生命を捧げる覚悟をすべきときが一度や二度ではないということを知らなければなりません。
私の生命よりも世界をもっと愛さなければならず、私の生命よりも神様をもっと愛すべき私たちだということを知らなければなりません。この路程を避けては行く道がないということをはっきり悟るようにしてください。


近づくすべての試練と困難を不平不満で受け入れるのではなく、感謝の心で消化しなければなりません。


お父様の立場で悲惨だった歴史時代を思いながら、きょうの幸福を賛揚し、歴史のために生きてあげることができ、新しい時代を創建することのできる息子・娘となれるよう祝福してくださいますことを懇切にお願い申し上げ、すべてを真の父母のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1970.8.21)


27


いつもあなたが愛と哀れみと慈悲と許しをもって、私たちの行く路程の上に共にいてくださったことを思いますとき、心から感謝をお捧げいたします。


お父様、この場に集ったあなたの息子たちは、統一の運命を分けるべき重大な使命が両肘に背負わされていることを自覚する群れです。
歴史上になかった真の路程を心から悟り、真の実体の祭物としてあなたの前に奉献しようとする姿を、お父様、貴くご覧ください。


万民に自分が責任を負っていで立った立場、民の生命に責任を負っていで立った立場、あるいは自分が処している所の多くの生命に責任を負っていで立った立場は、一人お父様と相関を結ぶべき祭物の立場であることを知っています。


本当に、お父様の前に捧げられ得る自分の価値がどういうものであるのかを確定し、全知全能なる方であり、完全なる方であられるあなたの前に、完全なる一つの祭物として捧げられることを望む心を持って、ありとあらゆる精誠を尽くし、ありとあらゆる忠誠の心を持って生活する生涯路程とならなければならないということを私たちは知っています。


私たちは、福を受けるためにこの道を行くよりは、福を与えるために歩んでいるということを悟らなければなりません。


民族を通して私たちが幸福な立場に進むために生きるよりも、私たちを通して民族を幸福にしなければならない責任を背負ったことを悟らなければなりません。


私が良くなるために行く道ではなく、全体を良くするためにいで立った道であることを私たちは知らなければなりません。


この道を自ら行くにおいて、私たちが失望し寂しがる立場に立つときごとに、寂しい民族と寂しい人類と、寂しい天を身代わりして捧げられ得る体ですので、私たちは当然寂しくなければならず、当然孤独でなければならず、当然犠牲の道を行かなければならないということを、はっきり悟らなければなりません。


私たちがその誰よりも豊かに暮らすことが価値のあることではなく、誰よりも自由な環境にいることがいいのではございません。


全体を身代わりして祭物的な立場に立って、自らかわいそうであり、自ら悔しさにぶつかり、自ら苦痛にぶつかる立場が、私自身が滅びないと同時に、すべての民も天も滅びないようにする立場であることを私たちは知らなければなりません。


あなたの前に渇望することがあるとするなら、その渇望は自分一個人に限ったものでなく、全体を代表してお父様の前に捧げられ得る祭物圈のための祈祷でなければならないということが分かるようにしてください。


そうして、自分の個体を通して自分の家庭が、自分の家庭を通して自分の教会が全体を身代わりして祭物となる立場に立つようになるときは、ここから民族の新しい道が開かれ得るのであり、世界の新しい光が現れ得るのであり、お父様の恨めしかった歴史的な路程が開放され得る起源が造成され得るということを、私たちがはっきり悟るよう許諾してください。
このすべてを真の父母のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1971.8.30)


28


お父様!
私たち自体の体と心を謹んでお父様の前に捧げ、祭物の実体となるようにしてください。

その祭物の実体はサタンの条件として残るのでなく、完全なる祭物、勝利の復活体としてお父様の前にすべて捧げられなければなりません。


そうして、お父様が喜ばれ、私たちが喜ぶことのできるその日を持たなければならないのが、きょう統一教会の群れの行くべき運命の道であることが、はっきり分かるよう許諾してください。


私たちは今まで受難の道を克服してきました。
そのような私たちの前に倍加した受難の路程が置かれるとしても、私たちは再び精誠をもってお父様の前に誓っていくべき者たちです。


私たちがこの道に責任を負わなければ、その誰も責任を負うことができないということを知っていますので、前にどんどん置かれいく試練の舞台に向かうために、誓った心を忘却した私たち自身をもう一度収拾しようとするよう許諾してくださり、決意した実体としてもう一度表して、あなたがご覧になるときに、誇ることのできる、信じることのできる息子・娘となるようにしてください。


お父様の心情的な内面に一致した孝子孝女を捜し出してくる途上において、お父様の心を慰労してさしあげることのできる子女とならなければなりませんし、今からはお父様の苦労の道を引き継がせてくださいと言うことができ、受難の道を相続することのできる統一教団の群れとならなければならないということを知りました。


それゆえ、私たちはもっと苦労できないのが悲しみであり、もっと受難の道に立てないのが心痛であることを感じるべき群れであることを思うものです。


この者たちはかわいそうな群れです。
この群れは孤独な群れであり、寂しい群れです。

寂しい天の道を死守して天の道に従う者たちでありますがゆえに、寂しくないわけにはいかない共同的な運命を持ちました。ゆえに、あなたが必ずこの者たちと共にあることを私は知っています。


あなたを背負って倒れ、あなたに侍って倒れなければならないのが私たちの生活であることをはっきり悟り、勝利のひと日を眺めて、千秋万古の栄光をあなたを身代わりして私たちが力いっぱい、精いっぱい、のどが裂けるほど賛揚し、勝利の凱歌を歌うことができるようにしてください。

その日のためにそのひとときのために千年の歳月を投入し、一生を投入することのできる偉大なあなたの息子・娘たちとなるよう許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げ、すべてを真の父母のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1971.9.5)


29


お父様!
韓国の情勢は切迫した時点におかれております。
アジアの情勢ももちろんであり、世界の情勢も渦の中に方向を失い回っています。


あなたが一本のひもを下ろされ、私たちがそのひもをつかんで方向を把握し、上から下までこの渦の中から抜け出なければならないことを知っています。


しかし、気を引き締めて方向を見いだし、自分の位置を整頓すべき立場に立っていることをこの民族は知ることができずにいます。
この方向の道案内を誰がしなければならないでしょうか。分かっている者がすべきであるということを知っています。


この息子は人が知ることのできない道を知りましたがゆえに、生涯を捧げて受難の道を耐えてきました。
知っていることが罪でしたし、あなたのために生きようということが罪でした。


お父様が愛でもって誰も来ることのできない位置までお導きくださいましたので、ここで敗者の苦い杯を飲んで悲しみの道を行くことはできません。


韓国にいる統一の若い群れたちをもう一度整備してあなたの前に結束させ、あなたを中心として南北統一することを宣言できるよう許諾してください。

東洋と西洋に分立されたものが、あなたを中心として一つになるよう許諾してください。


天と地が分けられたのを、天を中心として統一させるべきかわいそうな祭物の祭壇が残っていることを知っています。

悲惨なこの道を祭物が連結させなければならないことを知っています。
その祭物が正にかわいそうな統一教会の群れであることを知っています。


お父様!
個人として分けられた歴史的な個人のすべてのものを、祭物をもって連結させなければならず、家庭として分けられた悲惨な家庭のすべてのものを、祭物をもって連結させなければならず、民族の分裂相を祭物でもって連結させなければならず、国家の分裂相を祭物でもって連結させなければならず、世界の分裂相を祭物でもって連結させなければなりません。


お父様、これらに責任を負わなければならない宗教の群れを訪ねてきておられるという事実を私たちは知っています。

そのような厳粛なる使命を受け継ぐべき群れが正に統一の群れであることを、私たちはもう一度自覚しなければなりません。


今、遠からぬ期間にこの驚くべき使命を果たすべき外的、内的基盤を統一教会が立てていますので、この厳粛なる使命の前にあらゆる忠孝の道理を誓う群れとなるようにしてくださいますことを懇切にお願い申し上げ、すべてのものをみ意のままに成してくださいますことを懇切にお願い申し上げます。


最後の一角まで生きた祭物として捧げ得る統一の祭壇となるようにしてくださいますことを、もう一度お父様の前にお願い申し上げながら、すべてを真のご父母様のみ名によってお祈りいたしました。


アーメン。
(1975.12.28)


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