ピュアストライクVSをしばらく使ってみました。
正直なところ残念ながら自分には手に余るというか
かなり厳しいテニスラケットでした。
見た目は最高にクールでカッコいいし、使っている
とテンションは上がる感じだったんですけどねぇ。
そんなピュアストVSは周りでも使っている人がいて
超ハードヒッターの方でさえ、前のラケットの時と
比べても何やら取扱いに苦労している様子でした。
凄いボールもくるけどアレ?っていうミスが増えた
というか。その方の場合はどうもちょっとしたズレ
でネットミスをしてしまうことが増えたようでした。
そう、やはりピュアストVSはバボラさんの製品の中
でも最高レベルで厳しいラケットなのは間違いない
ので、使用者に対する要求レベルが高く、許容範囲
も狭いというか、最初からピーキーで尖っていて
常にちゃんとハマって打てることが前提なので
レベル差がなく簡単に攻守が入れ替わるような相手
とでは、やっぱりどうしても辛いところも。
今回ガットをマルチとポリのハイブリにして、少し
敷居を下げて使ってみたのですが、超が付く上手い
方と練習した時には、全く気が抜けず楽も出来ない
ので本当にキツくて、手を抜いてもらっていたのに
途中で手にマメができそうになりました。
ここまでキツいのは、あのヘッドの今は亡き古の
プレステMID(18/20)を使った時以来だったような。
ピュアストVSの感想がキツい、とかだけになって
しまうのは残念なので、それを覆すような何か秘策
はないのかと考えてみたのですが、あるとしたら
ナチュラルガットを張るとか、昔のミッドサイズ
ラケットのように330〜340gぐらいに加重改造
するか、もしくは海外に短期テニス留学でもして
レベルを爆上げし一発逆転を狙うぐらいかも。
もはやそれぐらいしか思いつきません。
ピュアストライクVSは「苦労は買ってでもする」
的な感覚でいわゆる黄金スペックのテニスラケット
を使っているとなかなか味わえない、打ったまま
にしかボールが飛ばない特筆すべき素晴らしい
体験をすることに特化したラケットですし。
その素敵な見た目と相まって打てた、打てている
時は本当に楽しく爽快感がありました。
これから気温がもっと上がり、薄着で激しく体を
動かしたくなる時には最高の相棒となる一本となる
であろうピュアストVSをこれからも大切に使って
いきたいと思います。
快楽度数を更に増やすために、普段はやらないのに
ナチュラルガットオンリーで張ってしまうことも
この際、検討してしまおうかと。
ナチュラルとポリのハイブリでも道は険しい?