新入園児たちにとってお家の方々と離れて過ごした第2週目が終わりました。土曜と日曜の2日間、お母さんと一緒に過ごした後なので、月曜日はどんなに泣くことだろうと思いきや、意外や意外、別れ際のほんの一時を過ぎると、涙も乾いて笑顔で遊び始めました。そしてその次の日もそのまた次の日も、お母さんを泣きながら呼ぶ声が園庭に響くこともなく一週間が過ぎました。
これまでの、お母さんと一緒の生活から、園での生活へのとても大きな変化を受け入れ、そこでの楽しみを見出す過程は、一人ひとりみな違います。お母さんを慕って泣いていた子が、泣かないで朝登園することができるようになった日、担任の先生に「○○がなくと、ほかのおともだちがないちゃうから○○なかない!」と頑張っている思いをお話ししてくれました。バス登園の新入園児が、バスに乗りながら先生に、「○○ちゃんどうしてるかな」と泣いていた子を気遣ってくれていたことも聞きました。お片付けになると、とり組とはな組のお兄さんお姉さんたちは、なかなか園舎に戻って来ない小さなお友だちの手を引いて戻ってきてくれました。新しいお友だちが園での生活に慣れるために、みんながたくさんお手伝いをしてくれましたね。みんなどうもありがとう。
お家の人とは一緒に居ることはできないけれど、幼稚園は安心して過ごすことができる場所で、楽しいこともいろいろあることを少しずつ分かってもらえてきているように思います。また、そのために先生たちも様々な工夫を凝らして保育に当たってくれています。今日のつぼみ組さんたちは手作りの双眼鏡を首からぶら下げて、担任が用意してみんなに見せた写真の場所がどこにあるかの探検に出かけました。探すものはさまざま、園長の写真もあったようですね。職員室にいた私もみんなに発見されてしまいました。みんなよく見つけたね。施設についてやトイレについてのお約束も、このゲームの流れの中で、楽しく覚えることができたようですね。
新入園児の午前保育も今日でおしまい。来週からは2時までの保育と…そうです、お弁当も始まりますね。楽しみだね。園長先生もみんなと一緒のお昼ごはん、今からとっても楽しみです。みんなまた来週ね!