感謝。そして、よろしくお願いいたします。

今日は新年度が始まって最初の保育参観の日、まずは一番小さなつぼみ組さんをのぞいてみました。お母さんたちが一緒で、新入園児たちはどんな様子かなと思っていましたが、みんな先生のお話をとってもよく聞いて落ち着いて過ごしていました。目の前で繰り広げられるペープサートの世界にすっかり入り込んでいたり、お母さんと一緒のイス取りゲームも楽しんでいる様子でしたね。次にはな組さんのお部屋に入ると、ちょうど「ペンギン印の百貨店～♪」の場面でした。１階はお化粧屋さん、２階はペット屋さん、３階は～♪と続きます。お母さんとのスキンシップ、２階のペット屋さんではコアラのようにお母さんにギュッと抱きしめてもらっていました。なんとも嬉しそうな子どもたちの顔が印象的でした。たくさんふれ合うことができて良かったね。最後はとり組さんをのぞいてみると・・・お部屋の中で春を探していました。走り回る子どもたちの背中に付けられた虫たちや花々の絵を、手を丸くした双眼鏡で捜します。どんな春を見つけたかな？チューリップ、桜、タンポポ、テントウムシにチョウチョ、その他にもいろんな春を発見しましたね。

保育参観の後は、場所を遊戯室に移し新年度のPTA総会が行われ、皆さまにご協力いただきすべての議事を終えることができました。この総会は新旧役員の交代の時でもあります。会長さんをはじめ旧役員の皆さま、一年間お疲れさまでした。すべてのお母さま方への配慮を常に忘れず、様々な新たなアイデアを加えながら幼稚園の保育の営みを支えて下さいました。いろいろなご苦労もあったことでしょう。本当にありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです。そして、新しい会長さんと役員の方々、家庭教育学級を企画運営して下さるメンバーも決まり、新たなPTA活動がスタートしました。お家の方々と幼稚園で一緒に子どもたちの成長を支えて行くために、またまた様々なご協力をいただくことになると思います。皆さまどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

おおきくなったよ

新しいお友だちを迎えての一週間も今日で終わりです。週の初めには見えなかったケヤキの枝の緑も、日一日と濃く色づき、子どもたちは陽に輝きながら舞い落ちる桜の花びらをつかまえようと楽しそうに歓声を上げています。お家を恋しがる泣き声も初日だけだったようで、新入園児たちはお母さんから離れての不安を抱えながらも、幼稚園での様々な変化とあそびに興味を持って過ごしているようです。この春ひとつずつ大きくなったお兄さんお姉さんたちのあそびの中に、自分から積極的に入ってあそんでいる子もいるのには驚かされています。早くも泥あそびを一緒に楽しみ、泥だらけになっている小さなお友だちもいましたね。

青色の名札がまだどうもしっくりと馴染んで見えないとり組の園児たちが、小さなお友だちのお手伝いをしてあげている光景もあちこちで見ることができ、いちばん大きな存在になったことを自覚している姿を微笑ましく思えたものでした。そんなとり組さんたちが、「えんちょうせんせい、きのぼりしてもいいですか！」とやってきました。礼拝堂前にある百日紅の木に登って良いのはとり組さんだけというお約束を子どもたちとしていました。きっとこれまでとり組さんたちが木登りをしているのを、早く自分もとり組にならないかなあと思いながら見ていたのでしょうね。大きくなれてよかったね。とり組さんだけの楽しみはこの他にもたくさんありますね。みんなで一緒に楽しもうね。

愛のうちに成長しあう

満開の桜に見守られ、今日は入園式が行われました。23名の小さなお友だちが下館幼稚園の仲間になってくれました。入園おめでとう。とり組、はな組のおにいさんおねえさんたちと先生たちは、みんなと幼稚園で過ごせることを楽しみに待っていましたよ。これから毎日一緒にたくさんあそぼうね。

保護者の皆さまがこの幼稚園を選び、大切なお子さまの成長を私たちにお委ね下さいましたことに感謝申し上げますとともに、その責任の重さを思います。これまで信頼し一緒にいてくれたお母さまや保護者の方々から離れて生活するという、この上なく不安な小さな心が、喜びと愛でいっぱいになるようにかかわることができればと思います。また、子どもたち一人ひとりの個性が、神さまからのかけがえのない賜物として豊かに成長することができるようにと願っています。新入園児とそのご家族の皆さまを迎えて、下館幼稚園という神の愛のうちにあるまた新しい家族が誕生しました。子どもたちも教師も保護者の皆さまもその家族のひとりとして、子どもたちの育ちを支えながら、共に成長しあう存在でありたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。