お泊り会の2日目、午前6時、起床の時間になりました。「おはようございます!」とカーテンを開けると…、すでに起きていて元気にご挨拶をする子、眠そうにボーっとしている子、まだぐっすりと眠っている子、とさまざまですが、無事に2日目の朝をみんなで一緒に迎えることができました。夜中に時々目が覚めた子には、再び寝つくまで先生たちが一緒にいてあげてくれました。先生たちはほとんど寝ていないのではないかな。
毎年、お泊り保育2日目の朝は、特別な朝のように感じます。たった数時間ではあるけれど、お家の方々から離れ一人で過ごした一晩の意味は大きく、みんなの顔は明らかに昨日とは何かが違う、自信と晴れやかさがその顔には表れています。そういえば、昨夜、礼拝堂に一人ずつ宝物(プレゼント)を探しに行くプログラムがありました。行くまではみんなドキドキなのですが、神様?からの声が聞こえる礼拝堂で、ドキドキしながらもプレゼントを見つけ、みんなのもとに戻ったときの顔が、何とも言えない自信と晴れやかさに満ちているということです。私もその表情を見てみたい!と思いながら、叶わない、それはなぜでしょう(笑)。
2日間のプログラムすべてを終え、「もう一度お泊りしたい人?」と尋ねると、ほとんどの子が手を上げてくれました。子どもたちの顔を見るまで、保護者の皆さまのご心配は続いていたことでしょう。子どもたちは思っているよりもしっかりしているのかも知れませんね。ご飯を食べるのも、お風呂に行くのも、お布団に寝るのもみんな一緒、本当の家族のように過ごしたとり組さんたちは、きっとこれまでよりももっと仲の良い、素晴らしい仲間になってこれからも過ごしてくれることでしょう。寝不足になりながら、子どもたちが楽しく安全に過ごすことができるように、しっかりかかわってくれた先生方、お疲れさま。保護者の皆さま、お泊り会へのご理解とご協力ありがとうございました。無事にお子様を皆さまのもとにお返しすることができ、私たちもほっとしています。