卒園式が近づく頃、いつも「うわー、小っちゃかったねー!」「かわいいー!」という先生たちの声が聞こえます。入園の時から撮影し、一人ひとりのために貼り増やしていった手作りの卒園アルバムの最後の仕上げの時、最初のころのページ、入園当時の子どもたちを見ての先生たちの声です。確かに、みんな驚くほど小っちゃく、また幼い姿がそこに写っていました。あんなに小さかったお友だちが、こんなに大きくなって、今日は、いよいよ、とり組さんの卒園式の日を迎えました。素敵なお洋服や袴姿、男の子はスーツに身を包んで、みんな晴れやかで、キラキラ輝いていました。本当にたくさんの毎日をこの幼稚園で過ごして、たくさんの思い出を作ってきましたね。保護者の皆さまに見守られての卒園式、みんなとても立派で、大きく成長したことを感じることができました。イスにじっと座ってお話を聞き、大きな声でお別れの言葉を言い、そして元気いっぱい歌っている、一生懸命な姿を見て、私も先生たちも、保護者の方々と一緒に涙が溢れました。大きく逞しく育ち、幼稚園を巣立っていくことの喜びでもあり、これからは会えなくなる寂しさでもあり、それぞれにいろんな思いを抱いての涙だったことでしょう。でもどの涙もとても素敵な涙だったことは間違いありません。
とり組のみんな、卒園おめでとう!そして、保護者の皆様、お子さまのご卒園おめでとうございます。お祝いを申し上げますと共に、これまでの私どもの子どもたちへのかかわりを温かく見守り、お支えくださいましたことに、あらためて感謝申し上げます。今日下館幼稚園を巣立って行った卒園児たちのこれからの歩みに、神さまのお守りが豊かにありますように。神さまの大きな家族としての交わりがこれからも続きますように。(EY)