幼稚園の庭の紅葉(もみじ)がきれいに紅葉しています。教会では12月3日から降臨節というイエス様のご降誕を迎える週に入って行きます。教会の暦では新しい1年間がここから始まっていきます。英語ではAdvent(アドヴェント)と言って、クリスマス前の4週間を「降臨節」と言うのです。祈りと断食の時期とされ、教会ではクリスマス・リースを飾ります。
今日は下館幼稚園では「幼児祝福式」を行いました。イエス様は「子どもを私のところに来させなさい。妨げてはならない。神の国はこのような者たちのものである。」と言われ、手を置いて子どもを祝福されました。幼子のように純粋で疑いを知らない心こそが神様を受け入れるに相応しいと言われたのです。
今日の祝福式では、幼児のための祈りを奉げ、一人ひとりの園児の頭に私の手を置いて、お祈りを唱えて園児を祝福しました。
その子の傍らにいつも神様が居られてその子をお守りくださるようにと祈りました。
聖書に「あなたがたは世の光である。」とあるように、光は、隠れることなく周りを明るく照らすことでその役割を果たします。私たち一人ひとりが、それぞれ「世の光」なのです。この世において、かけがえのない存在なのです。降臨節でこの世に「光の子」としてお生まれになるイエス様をお迎えして、私たちもその「光」に照らされて輝きながら、自分の「光」を周りに輝かせたいと祈ります。
(K.H)