朝に凍っていた地面も、おひさまの暖かさで緩んできました。今日は今年度最後の保育参観の日、正門の所で待っていると、次々に園児たちが保護者の方と登園してきました。お母さまと手をつないだり、途中で一緒になった子どもたちが、お母さま方を後ろに残してダッシュしてきたりと、登園の仕方はまちまちですが、皆なんとなくいつもとは違う表情でしたね。お家の方と一緒に過ごせる嬉しさは大きいけれど、でもちょっと恥ずかしい気持ちもあり、ちょっと微妙な感じかな。
幼稚園で一年を過ごしてきた子どもたちの成長の様子などもご覧いただきながら過ごしていただこうと、担任が準備した活動をそれぞれのクラスで行いました。りす・つぼみ組さんはお雛さま作り、はな組さんは絵を描いたクラフト用紙を切って6ピースのパズルを作りました。そして、とり組さんはというと、「♪おもいでのアルバム」の歌詞を自分たちで作って歌いました。とり組さんはもう少しで卒園です。卒園式でも歌うこの曲の季節の言葉を、自分たちが過ごしたこの幼稚園での楽しかったことを思いだしながら、メロディーに合うように歌詞を整えて、またその時の様子を絵に描いて見ていただきながら、グループ毎に発表をしました。ちょっと長くなりますがご紹介しますね。
♪ ~春(夏・秋・冬)のことですおもいだしてごらん、あんなことこんなことあったでしょう~の後に続く歌詞をそれぞれのグループが考えて歌ってくれました。
♪おとまりかいでカレーをたべたよ、れいはいどうでたからさがし
♪バザーのときにはゲームであそんだ、やきそばやパンをたべました
♪どんぐりひろっておみやげにしたよ、しゃけにうたった、みんなのこえ
♪せいげきのあとにがっそうをしたよ、いっぱいはくしゅをもらったよ
どのクループの歌にも、その時の楽しかった様子が目に浮かぶような気がしましたよ。最後に4つのグループが発表してくれた歌詞を全部通して「♪しもだてようちえん版おもいでのアルバム」をみんなで歌いました。子どもたちの歌を聴いているお母さま方の目からは涙が溢れていましたね。たくさんの思い出が作られたこの幼稚園を、とり組さんたちが巣立ってゆく日も間もなくです。