今日は、とても暖かい日となりました。子ども達も先生も寒くて固まっていた体が伸び伸びとしました。傍らには、黄色に染まったイチョウの葉っぱが、木から離れ落ちたり、紅葉の木には赤く染まった葉が並んでいるのに、まさに、春を思わせる気持ちの良い日でした。
そんな中、「せんせーい、みてー、てんとうむしー」と言う子の声。どれどれと、その子の手を見ると、小さなてんとう虫がいるではありませんか。春に見るてんとう虫よりは、小ぶりの赤ちゃんてんとう虫のようでした。越冬するてんとう虫も、春が来たと間違えてしまったのかもしれませんね。その他にもてんとう虫を見つけた子はいて、図鑑を片手に、「せんせーい、これ、ナミテントウだよ」と教えてくれました。このてんとう虫達に、砂を「おこめだよー」とあげていたり、「はっぱをたべてー」と枯れ葉をあげていたりしていましたね。
これから始まる厳しい寒さの前に穏やかなひと時をすごせた日でした。(KH)