老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

白馬五竜高山植物園と黒部ダム その⑤ ~河床ハイキング~

2022年10月03日 19時14分26秒 | 旅行/色々な風景

 白馬五竜高山植物園と共に、このツアーの楽しみだったのが黒部ダムの放流を下から見上げるという「河床ハイキング」でした。

 黒部トンネルの電気バス黒部ダム駅を降りて直ぐの所に「登山用出口」というのがあり、そこから出ると黒部ダムの右岸側に出るのですが、ここからはダムは見えず、目に飛び込んできたのは周囲の山々の素晴らしい風景。

 雨にもかかわらず、丁度霧が風で流されて、こちら側(後立山連峰)の急峻な山肌や険しい沢と共に、対岸の立山連峰もクッキリ見えました。

 しかし、景色を楽しむ間もなく、雨で滑りやすくなっている急な階段や坂道を、滑らないように気を付けながら約190m下ります。

 途中の花を楽しむ余裕もなく、まだ少し違和感がある左膝を庇うようにして、皆のペースを乱さないようにしながらゆっくりと歩行です。

 やがて黒部川の河床に到着。ここから下流は「下の廊下」と呼ばれるようです。

 風向きによっては放流水の飛沫が霧のようになって飛んできますが、まだここからはダムの放流が見えにくいので、対岸まで小さな木橋を渡ってダムの放水を見上げた時は感激でした。

 下った道は登らねばならず、暫くの休憩の後先程降りてきた急な道を逆戻り。

 かなりつらい登り道で、登った時には息も絶え絶え。しかも汗でびっしょりですが、着替えはバスの中に置いてきたのでそのままでした。(まさ)


トンネルを出た所から見上げる後立山連峰。 山のことは詳しくないのですが確か赤沢岳と聞いたように思います。

同上 沢が急峻な鳴沢岳(?)

対岸の立山連峰 左寄りの白い建物は大観峰らしいです。

暫く移動すると、立山の室堂も見えているようです


いよいよ下り坂始まる。 これより急な斜面が多くて、写真どころではありませんでした。

河床に到着 まだ水しぶきだけでダムは見えず

黒部川の河原で休憩

黒部川を渡る

同上

ダムの放水が見える

同上

<途中で見かけた花など>

ノコンギク

ミヤマヨメナ(?)

イタドリ

サラシナショウマ(キンポウゲ科)

テンニンソウ(シソ科)

キンミズヒキ(タデ科)