老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

西宮の日野神社

2023年06月04日 19時13分52秒 | 旅行/色々な風景

 6月1日に西宮の日野神社に寄りました。

 経緯は少し長くなりますが、西宮市の上ノ町という所に住んでいた、私と同期に商社に入った知人が4月に亡くなっていたことが判り、奥様も存じ上げているので、何とかお線香でもあげたいと思った次第です。

 しかし彼の自宅には行ったことがなく、地図で調べると阪急電車の西宮北口から20分程度の所なのですが、近くに判り易い目印もなくて相当にややこしい場所で困っていましたが、ふと思い出したのが園芸関係で親しくしていてツレアイもお世話になった方が住所から判断して割合に近い所に住んでおられることで、その方に連絡を取り経過を説明して私の知人宅への経路を問い合わせました。

 すると、その方は「非常にややこしい所で、判り難いので、阪急の駅で待ち合わせて私が案内します」という事になり、ついでにというかその方がボランティアとして関わっておられる花壇が途中の日野神社内にあるので案内いただきました。

 お陰様というか、二人の天気運が勝ったのか、午後からは大雨という予報が外れ、傘の世話になることもなく汗をかきながらでしたが、一人では到底辿り着けなかったであろう知人宅にも無事連れて行っていただき、お線香をあげたり奥様と積もる話を色々とさせていただくことができました。


 正に、持つべきものは、気兼ねなくお願いできる友人であることを痛感した今回の西宮行きですが、知人宅へのお参りは全くの個人的な事なので、途中に立ち寄った日野神社のことを記します。

 この神社は阪急電車の西宮北口から少し東の、線路に沿った所にあるのですが、この地は古くは瓦林(河原林)荘と呼ばれていたようで、神社の周囲は建武3年(1336年)に赤松則村の家臣・貴志義氏によって築城された瓦林城の城跡という事です。

 平成7年(1995年)の阪神・淡路大震災では社殿が全壊したものの、平成22年(2010年)に再建され、境内を覆う林は200種以上もの常緑広葉樹があり阪神間では貴重な緑であることから、「日野神社社叢」として兵庫県指定天然記念物として保護されているようです。(まさ)



日野神社鳥居と参道

日野神社の森 看板

日野神社社叢の説明版

参道にある、瓦林城城址の碑

拝殿と大楠


森林の中にあるヤブミョウガの群落。(ヤブミョウガはミョウガの仲間ではなくてツユクサ科です)

ヒメシャラ(ツバキ科)

昔懐かしいザ・アジサイという感じのツアジサイ

同上

同上

<拝殿奥にはボランティアさんもお手伝いされている圃場があり、現在はアジサイが非常に目に付きます。ここで目にしたヤマアジサイなどの紹介です>

















<ボランティアさんが管理されておられる花壇>

現在は赤系のアジサイが目立ちます

同上

アジサイの奥にはオルレア(セリ科)

オルレア