老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

最近見かけなくなったもの(続々)

2023年08月26日 19時07分08秒 | 思い出すままに

 この間から、ビール瓶の栓を叩く行為や「ササニシキ」など、かっては非常にポピュラーだったものが無くなっていることに触れましたが、身近なものでも結構あります。

 このようなもので、取りあえず気付いたものを列記します。

<家庭内で>
黒電話
黒いゴミ袋
缶切り
富山の置き薬
ハエ取り紙
ちゃぶ台

<駅やデパートなどで>
改札口の切符切り
赤帽/チッキ
伝言板
エレベーターガール
デパート屋上の遊園地

<その他>
タイピスト(英文/和文) 官庁などには存在するらしい
電話交換手  これも病院・官庁などでは存在するところもあるようです
英語の筆記体
車のしめ飾り
チンドン屋
バキュームカー  工事現場やイベントなどの仮設トイレ用には活躍しているようです

(まさ)


最近見かけなくなったもの(続) ~ササニシキ~ 

2023年08月25日 19時03分52秒 | 思い出すままに

 先日書き込んだビールの栓を叩くことなどを考えながら、その日の夕方にスポーツジムでサウナに入っている時に、フト頭に浮かんだのが、ビールの栓抜きとは全く関係のない、昔はポピュラーだった「ササニシキ」という銘柄のお米を最近は見かけなくなったことでした。

 何で、私がこのようなお米の銘柄名を知っているのかというと、私が商社時代に酒米の担当をした時に、北陸産のササニシキを神戸や京都の酒造メーカーに納入させていただいていたことがあり、当時の主な銘柄米であるコシヒカリや日本晴れと共に非常に馴染みのある銘柄でした。

 コシヒカリや日本晴れは今でも良く目にするのに、最近何故「ササニシキ」を目にしなくなったのか調べてみると面白いことが判りました。

◆「ササニシキ」は、宮城県で開発され、東北地方の温暖な平野部を中心に生産されていた銘柄米で、かつてササニシキは「東の横綱」と呼ばれた人気品種で、ピーク時の1990年(平成2年)には作付面積が20万7,438ヘクタールに達し、コシヒカリに次いで日本第2位の作付面積となった。

◆コシヒカリと比較すると、ササニシキはアミロース含有量が多いため食味はあっさりしており、副菜の味を引き立て和食に向くとされた。しかし日本の消費者の嗜好が変化し、ササニシキのようなあっさりした米よりも、コシヒカリのような粘りの強いもちもちとした食感の米が好まれるようになったため、一般家庭用への販売は減少した。

しかし、寿司酢を加えても、べたべたしないため寿司職人が好み、寿司店によってはササニシキの使用を売りにしている。このため一般消費者より、料亭や寿司屋への供給が主となっていった。

◆更に、「ササニシキ」は、茎が細いため倒れやすく、いもち病抵抗性も弱く、更に冷害被害も多かった。そのため、生産者の方でも、冷害に強い品種であるひとめぼれ(コシヒカリ系)へ転換し、ササニシキの作付面積は大幅に減少した。

ということのようです。

 

 身近な飲み物や食べ物でも、このように僅かな期間に、些細な理由で大きな変化があるものですし、サウナはこのような飛躍した発想が湧いたり、想い出が蘇る面白い場所です。(まさ)


久しぶりの雷と大雨 

2023年08月24日 19時14分48秒 | 自宅の様子(ベランダ/室内園芸)

 けさ、ベランダのガラス戸を開けると、網戸にクマゼミがへばり付いていました。

 昨日ベランダで見かけたセミかも知れませんが、セミを裏側からじっくり見られる機会は少なく、見入っていました。

 昼前にマッサージに行き、体をほぐしてもらい気持ち良く帰宅し、遅めの昼食を終えた2時ごろに空が真っ暗になり、大きな雷の音と共に、激しい雨が降り始めました。

 慌てて、窓を閉めてクーラーに切り替えましたが、激しい雨と雷は1時間ほど続きました。

 先日から、時々にわか雨が降り雷鳴が聞えていましたが、今日のは一際激しくて、雷も近くに落雷したようでした。そろそろ厳しい夏は終わるのでしょうか?(まさ)

 


網戸に止まっているクマゼミ

午後2時ごろ 一転俄かに掻き曇り・・・

ベランダのジャカランダも雨が滴っています


今日の夕食 冷奴/イカと里芋の煮物/ホウレンソウと牛肉の炒め物/枝豆/じゃこ天

イカと里芋の煮付け

ホウレンソウと牛肉のオイスターソース炒め あんかけ風

ジャコ天




河川敷の様子など

2023年08月23日 19時06分03秒 | 散歩中に見かけた風景

 余りの暑さ続きと、独り住まいという環境を考えて、なるべく外出は控える様にしているのですが、9月に四国八十八か所巡りを申し込んでいるので脚力維持も図る必要もあり、河川敷へ・・・

 今日は処暑という事もあるのか、先日の暑さと比べると心なしか和らいだ感じもありましたが、無理しないように休憩を取りながらの散歩でした。

 途中で見かけた風景や、家の様子などをお知らせします。(まさ)


タマスダレ(=ゼフィランサス。ヒガンバナ科)が目立つようになっていました

同上

ハツユキソウ(トウダイグサ科)はやはり涼しさを感じます

同上

センニチコウ(ヒユ科)は今からが見頃です

同上

ヒャクニチソウに止まるアゲハチョウ

同上


淀川堤防にある蕪村の句碑 この石段に座って水飲み休憩です

大阪東西線の赤川鉄橋 ずいぶん錆が浮いています

同上


家に帰りベランダを覗くと、クマゼミが休憩中。少しピンボケです。
そういえば、最近セミの鳴き声が少し減ったみたいです



今日の夕食 冷奴/手羽中/笹ガレイ/ポテトサラダ/枝豆

手羽中 朝から生姜味のタレに漬け込んでいたので、しっかりした味でした。サラダと共に

笹ガレイ 油の序に、今日は唐揚げで

ポテトサラダ(生協購入品)


最近見かけなくなったもの  ~ビール瓶の栓叩き~ 

2023年08月22日 19時43分29秒 | 思い出すままに

(今日は少し暑さがマシでしたので、テニスに行ったものの、やはり日の当たる所でのテニスは高齢者の体に悪いという自己判断で、2時間で切り上げて帰宅でした。)

  先日昼食に入った食堂で、久しぶりに瓶ビールが飲みたくなり注文したところ、運んでくれた店員さんがテーブルの上に瓶を置くとエプロンのポケットから取り出した、栓抜きで蓋をトントンと2回叩いてから栓を抜いてくれました。

 最近は外では生ビール、家では缶ビールが習慣になり、この懐かしい習慣をすっかり忘れていたので、その日のビールは何か特別に美味しく感じました。

 

 このビール瓶の栓を2回ほど叩いてから開けるという習慣については、以前にも気になっていたのですが、調べて見ると、

◆昔は、栓をする技術が未熟で、ちゃんと栓が出来てなくて、炭酸の抜けてしまっているものがあったらしく、ちゃんと栓ができているか確かめるためにとんとん叩いていた。(それなら、飲む前ではなく、冷やす前だろうと思うのですが???)

◆栓の真ん中を叩くことによって、栓のスカート(ギザギザ)を外に向けることで開栓しやすくするため。

 とか諸説あるようですが、ビール会社に言わせれば「特に意味はない。誰でもやってるから俺も・・・、何かカッコつくだろ?」程度のことのようです。

 

このように何の疑いもなく行っていることで、全く無意味なことも結構あるのでしょうね。(まさ)