心筋梗塞のリハビリ日記

退院後のリハビリ経過

間もなく1年

2018-02-13 19:54:14 | 日記
昨年、姫路循環器病センターの看護士さんから、自分で減塩の食事を
作っているのなら、それをブログにアップしたらと言われて開設しましたが
今日で325日、間もなく1年になります。
その間に定年を迎え、ステントの検査やリハビリの確認検査も終わりまして
以前健康に過ごしています。

以前、比叡山延暦寺の「千日回峰行」を達成された酒井老師の本を読んだ事が
有ります。
その中で、「一日一生」と言う事を書いておられました。
意味は、一日が一生と思って生きる。または、身の丈に合った事を毎日くるくると
繰り返す事だそうです。
悟りを開いた大阿闍梨の、明日を夢見るより、毎日を悔いなく生きると言う言葉は
凡人の胸に沁みます。

過去数十年に亘って体を鍛え、筋力をアップして、少林寺拳法等の格闘技で精神力も
鍛錬して自分は他人よりも頑丈と思い込んでいましたが、そんなものは何の役にも
立たないものだと思い知らされたのも、病気のお蔭でしょうか。
病気にならなければ、病気になった人の気持ちは、わかりません。
私は神や仏を信じてはいませんが、否定はしません。ただ、大病を患ったせいで
病弱な人達の気持ちが、少しはわかるようになったと思います。
60を超えて、少しは大人になったのかもわかりませんが。