イラク派兵違憲判決１周年

昨晩は「自衛隊イラク派兵違憲判決１周年」の記念報告会に行った
事件の弁護団が主催する会だった
メインの１つは、大阪の西谷さんのイラク報告
もう１つは数々の違憲事件に関わられた内藤功弁護士によるソマリア沖派遣の解説

西谷さんは先月イラクに滞在し、クルド人地区やバグダッドの取材をし
難民キャンプなどへ支援物資を届けた
現地の映像を見たが、バグダッドの上空を不気味に飛ぶ無人飛行船が気になった
アメリカ軍は基地にこもり、定期的に飛行船から街の様子を観察している
街中を装甲車が走るときは、路肩爆弾の爆発を回避するため携帯電話が使用できないよう
通信統制をしているとのこと
路肩爆弾の起爆装置が携帯電話で操作されているからだ
バグダッドでは２００３年のイラク戦争で使われたさまざまな化学兵器の影響が
あらわれ、新生児や幼い子どもたちの障害が急増している

内藤弁護士の話
いったいソマリア沖に出没する『海賊』とは何者なのか？
自衛隊に遭遇した「海賊（と思われるだけの船舶を）征伐をしてもよい」と
現場で指令を発するのは誰なのか？
なぜ、海自だけでなく陸自も空自も行くのか？
法律ができる前に、「先ず派遣」では、日本は法治国家ではなくなってしまった

う～～～ん　怖いな