gatagata道を行く

おばさんのよもやまばなし 食べる・歩く・俳句 by sino

なぜかなぁ

2010-04-15 18:38:47 | それ以外
私が廃墟に興味をいだくその原点は? 何だろう 自分でも不思議に思い探ってみた
ただの好奇心 やはり子どもの頃の記憶だろうか
家のすぐ近くに、国鉄の官舎があった、木造平屋の長屋造り 一棟に3軒くらいかな
棟と棟の間にはちょうど良い幅の道というか間隔があって もちろん未舗装の
適当に雑草が生えていた
子どもの頃、既にここは廃墟だった
雑草は季節に嘘をつかず、春には春の、夏には夏の花を咲かせ、
秋には小さな実をたくさんつけた

長屋は何棟かあった
なぜか北側の棟が早く朽ち、ここは水木しげるの世界
日当たりのよい南の棟は、前掛け・下駄履きのお母さんが出てきそうな雰囲気

当然ココでは遊んではいけないといわれていたが
当然聞き分けるはずもない

この官舎がアートだったかどうかは別として、どうやらここが原点のようだ
官舎はその後、鉄筋コンクリート4階建ての公団スタイルになり、
今はそれも壊されて工事中
コメント
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