イベント２つ

昨日は「核戦争に反対する医師の会」２７周年記念講演会
今日は「平和を願ういのちの音楽会２００９」（豊橋）
２つのイベントにラシャさんドゥハさん会の代表とともに参加

記念講演は「原爆症とたたかった医師たち」兵庫県の郷地秀夫医師
講演会の後、懇談会もあり６３年に及ぶ原爆症とのたたかいにラシャさんドゥハさんも
自国の将来を重ねたり、また日本の原爆とイラクのウラン兵器投下後の
がん・白血病など悪性疾患発症の相違点など議論をした

音楽会は今年で７回目、毎年豊橋と東三河の音楽を愛する人びとが開催し
その収益金をイラクの子どもたちのために支援くださるイベント
ピアノ、三重奏、薩摩琵琶、コーラス、吹奏楽、声楽と出し物も多彩である
たまたま私の席は豊橋市長の隣、市長さんは最初から最後まで鑑賞され、
ラシャさんドゥハさんに激励の言葉もいただいた
出演者の方々も音楽会の開催趣旨をよく理解され、ほんとうに頭が下がる

ココはどこ

ここは　イラン　の北部

バスラの会議に参加していた「イラン」のドクターがメイルで送ってくれた
「僕の町です」って
他にも３枚あったけど、一見「飛騨」？　と思う清流や山並みの風景

以前、イラク北部キルクークの写真を見たときも、「奥入瀬」かと思った
中東でも「緑が美しい」場所ってけっこうあるんだ

ナハル フォーズ

バスラからのお土産
洗面器のような器にぎっしり、粘土のような重い固まり

バスラ土産といえば「デイツ」ナツメヤシと相場決まっているれど
ときどきデイツに混じってやって来るこの物質
今回は日本人数人か現地の医師からこれを受け取った
帰国して、包みを開け？？？

昨日ドゥハさんに正体をたずねた

「ナハル　フォーズ」（ナふぁ　ホーズと発音）という名で
胡麻とオイルと砂糖でできたお菓子
そのままスプーンですくって食べるが
ホブス（パン）につけてもいい

このお菓子を造っている家はバスラで１件だけ
一子相伝の古くからあるお店で、とっても有名なお菓子

私の分は、まもなくピースボートが立ち寄るというアンマンの
JIM-NET事務所へ進呈してきた

甘くなければ、、坦々麺の汁に溶きたいくらい

＊　ここ数日分にそれぞれ写真をUPしました。ご覧ください

ＨｉＧｅｅｎ

抗菌ハンドジェルである
アンマンのスーパーマーケットで１０本ほど買ってきた
５０ml　１本約　１１０円　運良く特価だった

このお手々すべすべグリセリン入りジェルは９９％の細菌を殺すと書いてある
香りは１２種類、レモンやジャスミン、ローズ、男性用整髪料のような香りもある
製造会社「Ｈｔｍ」はヨルダン・アンマンに本社を置くらしい

そもそものきっかけは、来日中のラシャさんと外出先でケバブサンド(シュワルマ)を
食べたとき、彼女がこれで「クリーンに」と言って「Germ-X」という別会社の同様製品を
貸してくれたこと
外出時など、手洗いができないときに「コレは便利！」使用感も良いし
携帯に便利なサイズ
話によると、バスラでも簡単に手に入ると言う
だったらバスラで買おう　お土産にイイワ　と思ったのだが
あのセキュリティで外出不可、仕方なく帰路アンマンで入手を試みたのだ

お散歩がてら寄ったマーケットの歯磨きコーナーの横にずらり並んだハンドジェル
でもGerm-xはなくHiGeenばかり
そりゃ　本社がアンマンならば仕方あるまい

日本製でもこのような商品アルにはあるようだが、お値段高すぎ
５００円以上もしたら買わないよ
Germ-Xは個人輸入物がオークションに出ていたが、３本８８０円　だった

HiGeenをWEBで検索してみたら、「Alibaba.com　Japan」という
中日貿易サイトが引っかかった　「アリババ ドット コム」だって　スゴイなまえ！

ビール

出発直前、関空で皆でビールを飲んだ
この旅では当分アルコールを飲むことはないと判断したからだ
飲み納め

予想どおり行きのアンマンでは、フレッシュストロベリージュース
その後のバスラでは水と紅茶（ペプシ系炭酸飲料は嫌いなので飲まない）
帰りのアンマンでやっと、ビールとワインを飲んだ

イラクのセキュリテイから解放され、肴が結構美味い刺身や鮓だったこともあり
皆よく飲み、よく笑った
このレストランにはアサヒドライもあった
そして、帰国　今夜は事務所の会議のあと、、、ビール
長旅を労ってもらって
ビール１杯が美味しかった

写真は　アンマンの魚や
イトヨリ、カレイ、タイ、アイナメなどお馴染みの魚が並んでいた

帰国しました

夕方５時１０分　関空に到着、シャトルバスで名古屋に戻りました

２００３年２月に支援を始めてから、いつか行きたいと思っていたイラク
しかしイラク戦争後、どんどん治安が悪化し、もうイラクへ行くことなど夢のまた夢だと
思っていました
そんな折、Ｄｒ．アサードから「第１回バスラ国際がん学会」開催の一報を
受け取ったのは２月
エントリーを決めたものの、ほんとうにバスラに立つことができるのか・・・

こちらの準備はシークレット
ルート・旅程も２転３転し、警備団体の契約書にもサインをして、
何とか出発にこぎ着けました

学会参加者は約４００名　内日本人は９名、
医師１、研究者１、ＮＧＯ関係者５、ジャーナリスト２　でした

私たちが日本でアテンドした医師らは２０名を超え
今回彼らとの再会を果たせたことは何より嬉しいことでした

保健大臣からも直接お言葉をいただきました
小さな活動の積み重ねですが、現地では大きく評価されていることを実感し
幸せな気持ちになりました

支援先の一部を見学し、今後の支援のあり方についても具体的プランを
練ることができそうです

今、お土産のカルダモン（香辛料）の香に包まれています

写真は、ハンビィと呼ばれる軽装甲車と護衛のイラク軍兵士
お世話？になりました。

アンマンに戻りました

イラク・バスラに５日間滞在し、４時間前アンマンに戻りました
バスラでは２日間バスラ国際がんがん学会に出席ししましたが
セキュリテイの関係で、会場からもホテルからも１歩も外へ出られませんでした
お土産も買えずイラクデイナールへの両替すらしていません

中東以外の外国人は日本人９人、アメリカ人5人、オーストリア人１人でした

滞在記は帰国後ぼちぼち書きます
今日は元気でいることをお伝えしておきます

写真はお寿司とビールとエビのグリルとワイン後のデザート
「フォンダン・ショコラ」アンマンのアムカスルホテルにて

アンマン到着

ドバイ空港で乗り継いで無事アンマンに到着しました
こちらは夜８時３０分　空港到着は午前１１時でしたが
空港を出たのは１２時

出口で支援物資を空港内に留め置くよう言われ
４５kｇの荷物は明朝まで空港にお預けとなりました
明日空港でもめないように、写真を撮ってきました

明日は朝７時のロイヤル・ヨルダン航空でバスラへ向かいます
したがって物資の受け取りは５時半、ホテル出発は４時半
今夜は早く寝ます

名古屋出発の前日、イラクへの入国ビザが出ました
やっと、懐かしいドクターらに再会できそうです

ホテルで有料無線ＬＡＮが使えたので発信できました

写真はアンマン・ダウンタウンの香料店
店員の後はずらり並ぶ香料瓶。ブレンドしてくれるらしい

アンマンへ

今夜、関空発の便でアンマン（ヨルダン）へ向かう
もちろんイラク支援のため
医療系支援物資が４５㎏以上あるので、人道支援枠を使い、個人の荷物を極力減らし
何とか届けてきたいと思っている

帰国は５月１０日の予定

途中、ネット環境が許せば状況をお知らせします

そうそう、３月末でエミレイツ航空が中部空港を撤退したので
航空会社は中部からの客を繋ぎとどめるため名古屋駅から関空行き無料バスを運行している
今日はそのバスに乗る
ＥＴＣ１０００円渋滞の影響はかなりありそうだけれどね
ツーリストの話によると、このバス、ドバイ経由でサンパウロに向かうブラジル人が多く
乗車するため、３台運行されるらしい
帰りの名古屋行きバスには、ブラジル人はおらず１台のみ・・・
このご時世で日系ブラジル人が帰国してしまうということかしら

ヨルダンの首都アンマンは海抜600mにあるスリバチ状の町
丘の上から見ると・・写真

メーデー

恒例の集会とパレード、「東海労働弁護団」主催の昼食懇親会
所用があり、集会とパレードを欠席したが、このご時世労働者の抱える問題は
山積しており、例年より引き締まった集会だったようだ

昼食懇親会では、労働事件を多く手がける弁護士から、
多数の弁護士で事件を受けないと、事件が集中した弁護士が潰れてしまう
労働事件をもっと受任しよう　という発言があった