あずみのの食卓・・その後

10年から15年ぐらい前かなあ
家庭画報で取り上げられたり、キューピー3分クッキングの講師だったり
久松育子さんという料理研究家がおられた

5月4日午後安曇野を散歩していて
「あずみのの食卓」というグリーンの小さな看板を見かけた
場所は蕎麦のふじもりから100ｍくらい林の先
「アンティーク食器　雑貨」と書いてある
そーっと入ってみるとギャラリーになっていて、所狭しと食器や厨房雑貨が並んでいる
料理の本や椅子、大きなものはオーブン、小さなものはお箸・黒モジも
店番はおじさんひとり

この店は一昨年亡くなった久松育子さんのレストランだった
マダム亡きあと、マダムが世界中で集めた食器や雑貨に値を付け商っている
ご主人がひっそりマダムの思い出話と一緒に

雑貨好きにはたまらない
私は籐でできたワイン用のキャリーバスケットとナイフを買った
ご主人は「売れたものは携帯カメラで撮るんです」とおもむろに携帯を向けた
売れたということは、マダムとの思い出がひとつ旅立つということか
物には寿命がある　キャリーバスケットがどれほどもつのか、
いつどこで作られたものかわからないけど・・大切に使おう

ふじもり・山の花・浅田

穂高といえば「蕎麦」

まずは「ふじもり」ジャンセン美術館からちひろ美術館へ行く途中の林の中
１１時半開店だけれど開店と同時に満席になる
限定の「玄蕎麦」はあっという間に売り切れる

普通の蕎麦は細切りで素朴　このあたりの蕎麦屋はどこも量が多い
出汁をとった後の昆布や干椎茸を利用した小皿が嬉しい

午後、吟行がてらひとりで散歩に出る
近くのお社やお寺をあるいて・・・あまりの暑さに小休止
「そば・甘味」の幟、「山の花」にたどり着く
「すいません。デザートだけでもいいですか？」と尋ねて入店
迷ったけど、やっぱり蕎麦はやめて「わらびもち」を注文、
自家製アイスクリームを添えてもらう
弾力のあるわらびもち、アイスクリームは濃厚で甘さ控えめ
ホッとした

３件目は、松本の「浅田」有名店である
何もつけず蕎麦だけ食べてみた
「ふむ」
大将お薦めの飯田下條村特産の親田辛味大根を一緒に
するとどうだろう、「ふむ」の蕎麦が数倍美味しくなったではないか
相乗効果抜群！
蕎麦の甘みも旨味も出てきて、大根の辛みも良い主張をしている
次に「わさび」も試してみた
わさびの香りと味が広がる
わさびにはわさびの味があり、辛味調味料ではないことを再認識した　

安曇野へ

きのう、このページを書いたのだけれど、電波状態が悪かったようで
ＵＰ寸前に通信が途切れてしまった
ＧＷの後半は両親と穂高に来た

街路樹の花水木がてんこ盛りの名古屋を出て、東名から中央道へ
車窓から見た花々が退屈な高速道路を楽しませてくれた
最初は躑躅、愛知県から岐阜県に入るころから山藤
恵那山トンネルのあたりまで来ると、八重桜・山桜・花桃
雪の中央アルプスが姿を見せると、林檎の花
安曇野に出ると紫木蓮が目立つ、休耕田は菜の花が満開だった
渋滞の５月２日とはえらい違い



現地には私たちのほかにも父が誘った方々が
で、昨晩は精肉店を営むＳさんお持たせの「渥美牛のすき焼き」ひとり当たり200ｇと

Ｓさんが昨日木崎湖で釣った「ワカサギ」
幸せな夕食であった

早春の富士見台高原

きのう　山歩きの仲間といつもの富士見台高原へ
中央道園原ICから神坂神社へ、そこから３時間かけてピークをめざすつもりが
朝６時５０分に神坂トンネル内で起きた事故により、中央道が大渋滞
ルートを変えて、中津川ICからそのまま車で山小屋の駐車場まで山登り
山小屋萬岳荘からピークまで、往復１時間のハイキングとなった

それでも汗をかいた
山頂は３６０度のパノラマ
雪をかぶった御嶽山、乗鞍岳、中央アルプス、南アルプスの山々
おーこの景色　やっぱり来てよかった
山頂は冷たい強風で、お弁当を広げる勇気がなくなり
とっとと山小屋へ戻り、日当たりのよいテラスで昼食

〈萬岳荘の近くに咲いていた　バイカオウレンソウ〉
１時間遅れでたどり着いたグループとも合流し、もう一度ハイキング

山はまだ早春で、やっと雪がなくなったって感じ
クマ笹に元気なグリーンはなく、花もショウジョウバカマ〈上の写真〉くらい

麓は花桃が満開〈写真〉
花桃はひとつの木に赤・白・ピンクの花を同時に咲かせる

メーデー

メーデー日和ともいえる晴天に恵まれた
土曜日なので集会の参加人数も多かったのではなかろうか
日焼け止めはしっかり塗ったつもりだが、どんどん顔が暑くなってきたので
日よけのタオルマフラーを顔に巻いた
その姿を見て、誰かが「タリバン」と言った
「え、タリバン、私は勤勉な学生ってことね」
女性のタリバンはいないと思うけど、まぁいいか

そうですみなさん「タリバン」はテロリストの代名詞ではありませんよ
お間違いなく