まんまるログ

融通性か?和・洋・中・無国籍・ジャンクとなんでも食べる胃袋と脳みそ。

桜 吹雪が風に舞う

2014年04月15日 | 日記
昨日は終日病院で終わった。

通院初めは病院内の全てが物珍しく、院内探検(探索)で閑つぶしにもなったのだが。
この所外来でやたら、人に声をかけられる…長らくこの土地に暮らしているのだわん…と思う事しきり。
知り合いが多く通院しているのには驚く。彼、彼女等は病院と懇意なんだと思う。
「皆さんさようなら」さっさと…話を終えて逃げるわけにもいかず困る。
今の所は病院と付き合い続けます。ひたすら治癒の為だけに…
病院嫌いであります。怪我(骨折)しなかったら老衰で倒れるまで縁なしの所…やむを得ず。
(自分自身の不注意のせい)で仕方なく病院へ…そうだましながら通っている。


次男は出張。長男が帰宅。

次男は滋賀へ暗渠事業の開拓に。
「役所仕事はかっこつけて、背広とローファでしょ」
「営業は口と自尊心が勝負」笑いながら出かける二男。
解るわぁ。
自分の生き方に自信持たないと営業はできないぜ。
お役所はどこでもけんもほろろの対応。
胃が強く、脳みそは柔らかく顔は笑顔で…頑張れ。
ほんと。

長男は珠洲のかまたき(窯焚き)から帰宅。
珠洲焼きのT・N師匠の元で二週間。
テンション高く意気揚揚と楽しげである。
解るわぁ。
私も窯焚き経験がある。

三日三晩薪を燃やし尽くした最後の何時間か、たった2、3度(この2、3℃が命)の瀬戸際は、神経ぎりぎりの修羅場。
殆んど徹夜の作業である。
体力ぎりぎりの勝負を経験して帰宅しナチュラル・ハイ。昂揚した気持ちは理解できる。

二男坊の仕事も長男の窯焚きも、もともとは私の人間関係から派出したもの…四苦八苦。無我夢中。我武者羅。五里霧中。
それらを含めた出会いで…「縁」は不思議…人生に台本等ない。
その事を痛感する。
兄弟二人がそれぞれの「個性」で縁を繋い(つない)でいってることの不思議。
その事は運命と呼ぶしかない。

暗渠会社の会長は昔の住家の側に会社(営業所)があって、しょっちゅうお茶を飲みに来ていた。
北海道出身で人間味に溢れていて穏やかな人柄であった。

珠洲焼の大将は、仲間内の窯焚きで知り合った。
長男が四歳。二男が一歳。
幾星霜もの月日が流れた今。
世代交代でのご縁。
運命と呼ぶしかない。妙に納得する。

今日は風が強い日。桜の花びらが風に飛ばされている。

役立たず状態の私に関係なく…日々は忙しく慌ただしく過ぎていく。

花吹雪の舞い散る写真が上手くとれない。
地面に舞い落ちた花びらは撮る気がしない。

そんな事を思いながら「縁」と言う不思議を噛みしめている。




















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする