まんまるログ

融通性か?和・洋・中・無国籍・ジャンクとなんでも食べる胃袋と脳みそ。

ラッシュ‥プライドと友情

2014年02月13日 | 日記
11日‥徹夜明けの息子に誘われて映画を見に行く。
「映画館で観ない事には、F1の臨場感は味わえんと思う」
なかなか、休みが取れない息子がのっている。

F1レーサーの映画である。
同時に天才『ジェームス・ハント』と精密機械『ニキ・ラウダ』二人の男たちに流れる時間の映画だと思う。

レース場面でのスピード感、高揚感は見事で手にも額にも汗が…目眩く展開。
老眼の私でも‥動体視力が増す。増す。
まるで映画館そのものがF1レース場になったようにも思える。
――カー・アクションでのキャリアを持つロン・ハワード監督ならでは。
 
死亡確率20%。毎年25人のレーサーの内2人が命を落とすという秒速(音速?)の世界。

たしかアイルトン・セナは音速の貴公子と呼ばれていた。

スピード(秒速)と言う一瞬に人生をかける、男たちの永遠。

ハント・ザ・シャント(Shunt、壊し屋の意)という渾名(あだな)を拝命するほど乱暴な走り方をするレーサー。
F1にステップアップしてからは、それまでの渾名が嘘のような走りを見せるハント。
女性関係も多い。

反対にプロフェッショナルと言う言葉が形容詞のニキ・ラウダ。
一人の女性を愛しつづける。

ハントを演じたのは、マイティー・ソーの俳優さんで、クリス・ヘムズワース。
まっすぐでヤンチャな感じがワイルドで魅力的だった。筋肉が美しい。

ニキ・ラウダ役のダニエル・ブリュールはドイツの俳優。
演技派。大事故で大火傷を負いながら奇跡の復活をとげるニキ。
火傷と戦う姿は、圧巻の演技でした。

グッバイ・レーニンも良かったよ。

性格が対照的な二人のレーサーの宿命。F1史に残る壮絶なラリー。

瞬間の中で永遠を生きる。
芸術的か…はたまた狂っているのか…秒速の神様に愛されているのか。

どちらにしても、観客の私は魅了される。

ロン・ハワード監督の映画で、好きなのはビューティフル・マインドだが…ラッシュがそれを抜いたかも。

映画館で見る事をおすすめします。

お家にシネマ・ルームとかあれば別ですけど。
モナコのF1とか…行きたいわぁ。
帰りの車中でも、まだ身体が揺れていた。
同じ人間とは思えない。
アマデウス‥神の器を持つ者のお話。

秒速かぁ。





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2 コメント

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F1 (織姫)
2014-02-14 16:14:07
ひさしぶりの更新、嬉しくなりました。
リハビリは順調ですか?


Rush観てきたんですね!羨ましい!
学生の頃は、F1が好きだったんですよ。セナが活躍していた頃…プロストとのチャンピオン争い、中嶋悟やマンセルを応援してたあの頃…懐かしいです。マクラーレンやフェラーリ、ルノー…レーシングカーのプラモを集めたり、深夜まで中継を観ていて怒られたり。
モナコGPも好きでした。個人的には、アデレードGPが好きです。


やっぱり、ロードショーで観た方が良いようですね。迫力が違いますもんね。
うーん…行きたいなぁ…
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Unknown (まんまる)
2014-02-16 01:39:36
やっぱり、F1が舞台なので、映画館ですわ。
旦那様と一緒にいかが。

個人的には、皇帝シューマッハが好き。

リハビリはなかなか‥はかどらないよ。

気長にやります。

またね。
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